今日のjog


21 kmを140分。

これで5月の主なjogは終了予定。最後につくばの研究所から実家までの80 kmのママチャリのサイクリングをして、5月のトレーニングは終了。

昨日は走った後に右膝と足の甲が少し痛くなった。

http://www.sekkotsu-kawagoe.net/

http://www.spomed.jp/s_shogai05.htm

疲労骨折ということはないだろうが、少し様子を見ることにする。

いつも使うソフトウェアをアップデート


先週はいつも使っているソフト(テキストエディタ、RSSリーダ、flickrアップローダ)を変更した。

テキストエディタ:

今まではmiを使用していたが、TextWrangler(フリー)に変更。画面横のバーに編集中のファイルがリストアップされるのがとても良い。複数のファイルを編集していてウィンドウを切り替えるときに混乱しなくて良い。

RSSリーダ:

これがあるおかげで、様々なブログ、HPを更新を見計らって、いちいち巡回しなくても良い。今までずっとPulpFiction Liteを使用していたが、これはUniversal Binary版が出ていなくて、しかも最近は20-30分でクラッシュすることが多くなってきたので、NetNewsWireに変更。universal Binary版で配布されていて、動作も軽快。PulpFictionは1つのエントリーが1つのメールのように扱える点が非常に良かったのだが、そのようなRSSリーダは少なく、NetNewsWireのスマートフォルダの機能を利用したり、New Items Subscriptionを表示して代用。

今回はThunderbird 2.0も試してみたのであるが、やはり専用のRSSリーダの方が使いやすかった。RSSリーダはこれがないとネットを楽しむことが出来ない、というくらいメールソフトと同じくらい重要なアプリなのだが、一般的にはあまり使用されていないのでしょうか?

Flickr Uploadr:

これもUniversal Binary版がついにリリース。以前の30-40個以上のファイルをアップロードするときにクラッシュしてしまう問題は解決されている。アップロードの進行状況がファイル事にも分かるようになったこと以外は変更点はない。

しかし、複数の写真に共通のタグをつけたり、題名をつけたりするためには1001の方が良いような気がしている。

フューチャリスト宣言

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)

話題の梅田望夫氏、茂木健一郎氏の対談の「フューチャリスト宣言」を読みました。

「ウェブ進化論」「ウェブ人間論」に続いて、インターネットの可能性をひたすらポジティブにとらえてそれを楽しんでいこう、というメッセージがちりばめられていて、読んでいる方も楽しくなります。

WEBに関することだけでなく、彼らのスタイルというのも非常に興味があります。

特に茂木健一郎氏は肩書きは脳科学者ということになっています。彼の最終的な目標はクオリアというものの理解です。しかしキャスター、講演、その他の活動を通じて様々な人に出会い、出会った人々を彼なりに分析して、研究が自分の中で着実に進んでいるのではないか、と勝手に邪推しています。その活動の“副産物”が「プロフェッショナルの仕事術」やその他の著書なのでしょう。

もはや古典的、典型的な研究者ではなく、uncategorizable なキャリアを進んでいると思います。まさに開拓者という感じですね。

彼と比べると私は典型的な研究者なのですが、「こういう生き方もあるんだ」という刺激を受けます。典型的な科学者のイメージを変えてしまった彼こそ、実は研究界のGoogleなのかもしれません。

おそらく、したり顔で「彼は研究者ではなく、評論家だ。」みたいなことをいう人がいるでしょうが、「そんな人はおいていって、僕らで楽しいことをやろうぜ。」の様な刺激的なメッセージが伝わってくる本でした。

ハイリスク・ハイインパクト」研究を対象にした助成制度


asahi.comより

http://www.asahi.com/science/update/0511/TKY200705110188.html

失敗を恐れずに挑戦を。文部科学省は、成功の見込みが「十に一つ」程度でも、大きな成果につながる可能性があると判断した研究に対して、新たな補助制度を設ける検討を始めた。近年、成果が確実と期待される研究に補助金が集中し、革新的な研究が出にくくなったとの反省がある。選考方法や補助額などを詰めて、来年度の制度創設を目指す。

 対象は(1)才能や先見性を実績で示した研究者が試みる、従来とは違う分野の研究への取り組み(2)従来の学問分野を超えた新しい分野の研究(3)現在の技術では実現が難しい高い目標を掲げたテーマに挑戦する研究、などを想定している。(3)は個性的なベテラン研究者が目標を設定し、若い研究者が挑戦する形などを模索している。

 選考では非現実的なテーマを避けながらも、例えば数人の選考委員のなかで1人でも特別に評価すれば対象にするなど、無難な選択にならないような仕組みを工夫する。「十のうち九はダメかも知れない」(文科省)危険性が高いため、最初は補助額を抑え、進展状況をみて打ち切ったり、増額したりできる制度も検討している。

 文科省によると、最近の研究費補助金は、審査側ばかりでなく、研究者側も特許や論文として成果が確実な課題を申請する傾向が強い。平均的には評価が高く全体の水準を押し上げる効果があるが、「自由な発想による面白い研究が減っているのではないか」との指摘が出ている。

 科学技術振興機構によると、米国では近年、複数の機関が、確率は低いが成功すれば研究分野の発展や産業への影響が大きい「ハイリスク・ハイインパクト」研究を対象にした助成制度を設けた。アイデアや研究者個人の独創性や可能性が重視された研究、太陽光貯蔵などの野心的な研究が採用されている。

 文科省は「異端かも知れないが、アッと驚くような成果が得られる研究を掘り起こしたい」としている。

とても聞こえが良さそうな計画だが、これにチャレンジできるのは自分で手を動かせるパーマネントポジションをもっている若手研究者に限られてしまうような気がします。

(その資金を取ってきたのがラボヘッドだとしても)、実際に手を動かすのは、学生を含む若手研究者になることが予想されます。しかし、学生は研究が失敗し論文が出なければ学位は取れないし、ポスドクも同様に2,3年論文が出ていなければ、研究から足を洗わなくてないけない状況に追い込まれます。

研究者は「生きている証」として定期的に論文を出し、学会発表を行う必要があるのが現状です。結果として、学生&ポスドクにはある程度結果が期待できる研究テーマを与える、という結果に自然となってしまうのではないでしょうか?(もし私がボスであるならば)

米国でこれが通用するのは、ハイリスクな研究にチャレンジして、もし失敗したしても、研究の他にも周辺に様々な職が多く存在していて、食いっぱぐれない様な環境が整っているからだと考えます。(その他の理由として米国研究者は妙にたくましいというのもありますが・・・)

基礎研究業界の実態を詳細に調べずに、米国のシステムを安易にまねて導入してしまうのは、毎度の事ながらとても危険なことだと思います。

P.S. 一般的な視点から否定的なことを書きましたが、個人的にはこの予算を狙って、チャレンジしてみたい研究テーマがあります(笑)。もし当たったら、とても忙しい生活になりそうですが・・・。

Global Pro到着


妻からの誕生日プレゼント、Global Proの包丁が到着。


4月末のBBQでテニス仲間から教えてもらったブランドです。モリブデンとバナジウムの合金であることから、まさに堅いのだなあ、と想像できます。切れ味はまさにカミソリで、肉を骨ごと難なく切断できるというのが分かる気がします。


この包丁を研ぐには包丁研ぎ器ではなく、砥石を使って自分で研ぐ必要があり、そのための砥石、そしてその砥石を手入れするための砥石もセットでプレゼントしてもらいました。

とりあえずお刺身など切るところから始めてみようと思います。

歓迎会&送別会

昨日は我が研究部門の新人歓迎会であったのであるが、私は欠席し前の職場の同僚と夕食を食べる。その後、同期の研究所員が飲み会に誘ってくれたので合流。

毎回の同期の飲み会では、かなりキワどいテーマで話し合うことが多く、変に刺激的だ。

例えば前提を完全に崩してしまって、「たとえ捏造でもNatureに論文を通せることが出来るか?」なんてちょっと過激なテーマは普段1人でも考えることが無く、複数の信頼できる人と話すから、ある意味安全であり(笑)、安心して自分の意見をいえる。

また、捏造事件で研究の世界を追放されたシェーンを研究所の研究コーディネータに招聘するのはどうか?なんて、これも危険すぎる議論だ(笑)。

結論としてはやっぱり研究は着眼点だなあ、というところに落ち着いてしまった。

飲み会後は研究所に泊まり、今日は6時くらいから仕事を開始している。

Mac Proの異常終了

以下覚え書き。

最近Mac Proがシャットダウン時にカーネルパニックになったり、時計マークが回りっぱなしで正常にシャットダウンしないことが多かったのであるが、Cinema Displayの後ろのUSBポートに差していたiPod Shuffleを取り外すことで解決。

これが原因で正常終了しないというのもおかしな話だが・・・。

タッチスクリーンiPod+LEDバックライトのMacBook

http://www.applelinkage.com/

によると、火曜日(というか今日)タッチスクリーンを持つiPodが発売される予定だそうだ。この手の噂には毎回踊らされているが、今回も楽しみに待ちましょう。

思えばIntel プロセッサに移行してから、Mac本体に関して目を見張るような新機種が無く、MacBook Pro, Mac Pro, iMacの筐体も3年以上同じようなデザインが使われていることから、そろそろ斬新なモデルチェンジが期待されるが、LEDバックライトのMacBook、MacBook Proの噂も上記URLに載せられていた。

LEDバックライトの採用のメリットはバッテリーの持続時間のみであろうか?私はやはり、もうちょっと軽いMacBookの登場を期待します。

P.S.

新しい「iPod」はまだ発表されない

Think Secretでは、Apple Inc.が火曜日にもタッチスクリーンを搭載した新しい「iPod」を発表するようだという情報について、信頼できる情報筋が、今週発表されることはないと述べていると伝えています。

とのことです・・・。

P.P.S. LEDバックライトのMacBook Pro 15は6月に発表されるかもしれないとのことです(5/9)

今日はデスクワーク


今日は雨のためクレーコートが使用できないので、家でゆっくりデスクワーク。

論文の書き直しをしながら、研究所での最後の仕事も進めている。

昨日までに生体適合性ポリマー、表面に関する論文をまとめてみたところ、いろいろなことが分かってきた。

一番重要なのはやはり表面の水の構造であって、これは簡単なモデルで量子化学計算を行い、我々の原子間力顕微鏡の結果と組み合わせることによって、いろいろなことが分かるだろう、と思った。これはあと1年ある科研費プロジェクトでやってみようかと思う。

実際の計算はGaussian03のライセンスがもうないので、GAMESSを使って行うことになるでしょう。MacMolPltというグラフィカルインターフェースもフリーで配布されているのですね。実験科学者が気軽に量子化学計算、コンピュータシミュレーションを試してみることが出来る良い時代になりました。

今日のjog

これから飲み会なのでゆっくりと12 kmを80分かけて走る。

平均速度9.1 km/h

消費カロリー 823.1kcal(WEBで計算) 799 kcal(POLARの値)

結局連休中の総走行距離は約70 km。100 km走れると思ったが、なかなか難しいもんです。