新居でのサーバ運営を開始

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サーバ運営を再開しました。
新居のネットワーク環境はケーブルテレビのインターネットですが、以前の光ファイバーよりも伝送スピードは速く、快適です。

デフォルトのBaffaloのルータ、NTTの機器(電話でお風呂が沸かせるらしいが、我々は固定電話を持っていないので、あまり意味が無い)をごっそり撤去して(笑)、自前のルータを設置。

サーバ自体は今までの有線とは異なり、無線での接続となっていますので、もしかしたらレスポンス等、少し遅くなるかもしれません。(実は各部屋にLANケーブルが敷設されているが、やっぱり便利)
本当に最低限の仕事の環境は整ったので、これから家の荷物の片付けに入ります。

Mac OS X Lion Serverにアップグレード(ftpサービスの追加)

Mac OS X Lionから、ftpサービスがデフォルトでは停止しています。これはftpが”アカウントのパスワードと同じパスワードを使用する関係でセキュリティーに問題がある”せいと言われておりますが、よく分かりません。私はafpとsmbがあれば問題無いのですが、ftpのヘビーユーザである妻のためにftpサービスを起動します。

http://www.landofdaniel.com/blog/2011/07/22/starting-ftp-server-in-os-x-lion/

を参考にしてlaunchctlを使ってOS起動時にサービスを起動します。

To start it

sudo -s
launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/ftp.plist

To stop it

sudo -s
launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/ftp.plist

Mac OS X Lion Serverにアップグレード(WordPressの移行)

ようやくMac OS X Snow Leopard Serverから、Lion Serverにアップグレードしました。

Lion ServerはMySQLが標準で付いていないことも有り、自分でMySQLをインストールするところから始めるのですが、今回は
  • 1. データベースのバックアップ
  • 2. 別HDDにSnow Leopard Serverをクローン
  • 3. Lion Serverにアップグレード
  • 4. MySQLをインストール
  • 5. データベースの復旧
の順序で行った。備忘のため
1. phpmyadminを用いて、自分のデータベースのみをエクスポート。(10分)
information_schema, performance_schema, mysqlはMySQL動作のために必要らしく、後ほど書き込み不可で、インポートがそこで停止するためにエクスポートしない。
ここではデフォルトのlocalhost.sqlにエクスポート
2. 失敗時のために一応全環境をCarbon Copy Clonerでbackup (6時間)
3. App Store 経由でLion Serverにアップグレード(1時間)
(全てのサービスをアップグレードできませんでした)の表示有り。MySQL、ftpなどでしょうかね?
4. MySQLを下記のリンクを参考に自前インストール (30分)
5. データベースの復旧
localhost.sqlというファイルを
mysql -u root -p < ./localhost.sql
とターミナルで打って完了。
MySQLとPHPの連携が出来ないなど、色々な報告があります。php.iniも上記リンクに従い直すことで、問題無く作業を完了できました。
追記:
MySQL導入の手引きの最新版が
に公開されていましたので、リンクを変更。

themeを変える。その他導入したプラグインなど

久しぶりに新しいテーマに変更してみました。

Platformとうテーマの無料版です。アプリのウィンドウサイズを変えるように、各パーツのサイズも変えることが出来るので気に入っています(もちろん管理画面で。読者は変えることは出来ません)。デザインもシンプルなので、読みやすくなったと思います。

また、新しいプラグインも10個ほど導入しました。以下の頁を参考にしました。

http://vanilla-rock.com/blog/wordpress/45-absolutely-install-wordpress-plugin/

最も変わったのは、各記事の後に関連記事がリストアップされた点でしょうか?これはsimilar postsというプラグインで記事中のキーワードの基づいて自動的に生成されるリンクで、私が設定しているわけではありません。

自分で自分の記事を読み返すきっかけにもなっています。

プラグインの数を一気に増加させたが、表示が重くなったという印象はない。WordPress、良く出来たplatformである。

計画停電に伴う本サーバの停止について

このような東北関東大地震のあと、電力を控えなくてはいけない時期なのですので、本サーバは節電のため、こまめに電源を落としつつ運営します。

ブログの内容はGoogle検索で出てくるキャッシュに保存されていると思いますので、そちらをご参照下さい。幸運にも閲覧出来た場合は、その時私もデータを取り出しのためなど、仕事している時だと思います。

この震災後、自宅待機しているとき、いろいろと文章を書いておりました。それらも今後公開していくことが出来ればと思います。

 

 

Mozyを用いたバックアップ

私のメインマシン(MacBook Pro 13 inch 2009 mid)は750GBのHDDを搭載し、そのうちの約400GBがデータであるが、この中には今まで行ってきた研究の成果が全て詰まっている。(実際の実験データは3TB程度有るので、別のHDDに2重化しておいてある)もう既に論文になっている古いデータなどはともかく、最近の成果の詰まったスライド資料、書類のデータが消えてしまう事態はどうしても避けなくてはいけない。

私はTimeMachineで全てのデータを2ヶ月分くらいの履歴をとりながら、別のHDDにバックアップをとっているが、最近あったシステムクラッシュの際には、データはその外部のバックアップHDDのみに保存されているという不安な状態になった。特に全データ復旧の際にはHDDに通常よりも高い負荷がかかることは確かなので、その際にそのデータが消えてしまうのは耐え難い。

ということで、2週間前からオンラインバックアップサービスのMozyを使用している。ここではシステムとアプリケーションデータを除く全てのデータ(約340 GB)をバックアップすることにした。このサービスの魅力は一定のコストでバックアップできるデータの上限は事実上無限で(ただしコンピュータは1台に限る)、容量に気を使う必要がないところにある。

問題はネットワークを介したバックアップは非常に時間がかかるということで、2週間でようやく130 GBのデータ転送が終わったところである。全データのバックアップにはあと1ヶ月くらいかかりそうではあるが、安全なデータセンターにバックアップがあるというのは安心を与えてくれる。

またもう一つの問題は最新版のクライアントソフト(MozyHome Mac ver. 2.0.1)の使い勝手がよろしくない。常駐していて、急にファイルのスキャンをするので、バッテリーで使用する際にMozyのプロセスがCPUリソースを食ってしまい、その結果バッテリーの持続時間が短くなる。モバイルで使用する頻度が高い私にとっては大きな問題だ。

今のところ、最良の環境はMozyHome 1.62をダウンロードして、その自動アップデートを切った状態で使用するというパターンである。これだと勝手にバックグラウンドでバックアップが走り出すということがない。

Mac mini上のMac OS X Serverインストール

この1週間このサーバは少々不調でした。

MySQLサービスがロックされてしまい、WEB上で見つけた対策でも復旧できなかったことが原因ですが、この点に関しては位また完全な対策は見いだせないままです。

Mac OS X Serverなので、TimeMachineから過去のシステム状態に戻せばいいと考えたのですが、なぜか復旧中にエラーを出してしまうことが分かりました。

ここで試した手は
・OS DVDから立ち上げて、TimeMachineで復旧→途中でエラー
・Mac OS X Serverを立ち上げて環境を移行→途中でエラー

ちなみにMac OS X Serverの DVDでMac miniを起動させると、途中でカーネルパニックを起こします。これは非常に問題で、Appleのサポートに問い合わせようかと思っている。現在サーバのインストールはMac mini付属のOS DVDでMac OS X 10.6をインストールしてからMac OS X Serverにアップグレードするという手順でやっています。(面倒くさい)

結局、以前の2.5 inchに残っていたシステムをCarbon Copy Cloner(CCC)で丸ごとコピーして、再出発しました。なのでこのブログのエントリーもいくつか消えているわけです・・・。

現在のバックアップ状況は
・ファイル(過去の履歴も含む)はTimeMachine
・システムは1週間おきにCCCで別HDD
という2台のHDD(システム全体では3台)で行っています。

追記:
Time Machineを用いたバックアップからの復旧はServer本体ではなく、別のMacでも行うことが出来る。今回はMac miniは復旧出来なかったが、MacBookを用いれば復旧する事が出来た。

Mac OS X Server HDD増設

Burggarten Server

2004年から細々と運用している自宅サーバであるが、今回ストレージ部分を強化した。

今までは500GBの2.5 inchHDDを2台(1台はTimeMachineを用いたバックアップ用)で運用していたが、最近、残り容量が心許なくなってきたので、Western Digitalの3.5 inch 2TB x 2(同様に1台はTimeMachine用)に差し替えた。HDDのケースとして”センチュリー 裸族のお立ち台DJ”を導入。

2.5 inchから3.5 inch HDDに変わったことでこのページもなかなかレスポンスが早くなったと思う。
元々そんなにトラフィックはなく、気軽なサーバなので、”裸族・・・”で十分だと思っている。

光回線に移行しました

今までVDSL方式を利用したマンションタイプの光ファーバー通信だったのですが、NTT東日本の「マンション・ハイスピードタイプ」というプランに移行し、我が家に専用の光ファイバーがやって参りました。

それに伴い、このサーバーの応答も少々早くなったのではないかと思います。

ちなみにgooスピードテストでは33 Mbpsを記録しました。NTTの方の話では今後もっと早くなる可能性があるとのことです。

サーバアップデート顛末記(新Mac miniは手強い)

最近、burggarten.ddo.jpに繋がりにくい状況が続いていたと思うが、これはサーバ機を交換していたからである。以前はMacBookPro 15 inch (Late 2006)でサーバを運営していたが、今回それを6月に発表された新しいMac mini (mid 2010)に交換した。

普段であればHDDのクローンを作成し、そこから起動するだけで良かったのであるが、今回それをするとなぜかMac miniでethernetポートが認識されないという現象が出てしまった。

私の手には負えないので、アップルストア銀座に出向きgeniusに見てもらったのっだが、初期不良とのことで、すぐに交換の手続きをとってもらう。

しかしながら、交換機にも同じ症状が出て、一度は新Mac miniをサーバとして使用するのをあきらめたのであるが、ここで装置開発を得意とする私の研究者魂が動いた(笑)。

  1. まず、defaultのMac OS Xをインストールし、ethernetをチェック。ethernetはOK(Mac OS X 10.6.3)
  2. Mac OS X 10.6.4にアップデート ここでもOK
  3. Mac OS X Severをインストール (クリーンインストールではなく、Snow Leopard上でSnow Leopard Serverの上書きインストール
  4. 再起動して前を環境を移行。

この手順で行うとなぜか大丈夫。
正確には大丈夫でなく(笑)、MySQLのデータベースのデータが移行されていなかった。これはマニュアルでデータ移行しておいた。

というわけで、現在このブログも新Mac miniで運用しています。当分は連続運転で行きますので、よろしくお願い致します。