「キャリアアップとプライベートライフ」D・クィン・ミルズ著

週末の2冊めの読書は「キャリアアップとプライベートライフ」(D・クィン・ミルズ著)である。

現代社会で相反するように思われているキャリアアップとプライベートライフという2つの事柄をどのようにバランスをとって、どのようなアプローチで2つとも成就されていくかという事を述べた著書である。

実は僕もこのテーマに関しては今現在非常に悩んでいる。というのも大学院時代から研究に夢中になりっぱなしで来たけれど、近い将来子供を持ったとき、特に成長期に子供と一緒にいる時間とれないというのはまずい、という心配あるから。

この本で何回も強調されていることは、現在キャリアアップに集中して将来家族のために多くの時間を割くという計画は、ほとんどの場合達成できることはないという。普段から自分の大切なものに集中してバランスをとりながら仕事、プライベートのマネージメントを続けていかないと、どちらかを破綻されてしまう事になる、というのがこの本の要点である。

また、家族に対してよりも職場の人間に対してNOという方が困難であり、これが仕事とプライベートのバランスを崩す原因となっていることも指摘されている。

この著書の結論として「何が重要か?」ということを自分の価値観に基づき判断して、それに従って生きていくという点では「7つの習慣」と全く矛盾はなく一致しており、また自分の目指しているものと一致しているとも判断した。仕事に忙しく少し家族に後ろめたさを感じている人にお勧めです。

キャリアアップとプライベートライフ – 両立を目指す6つのステップ


7つの習慣?成功には原則があった!


テストです。

blogツールの比較

MySQLも使えるようになったところで、いろいろなblogツールを試している。

現在はWordPress MEを併用して使っているが、やはりPHPのみで動いているppBlogは軽快である一方、WordPressは少し動作が重い。

トップページを生成するのにかかる時間はppBlogが0.06秒なのに対し、WordPressは0.6秒と10倍くらいかかってしまっている。

家のサーバはそんなにパワフルではないのでやはり軽いppBlogで当分は行こうと考えているのだが、他のblogツールに移行するときのやり方をきちんとマスターしておこうと思う。

そのためにはMySQLについての知識が必要となるので、少し時間がかかりそうだ・・・。

「国家の罠 (外務省のラスプーチンと呼ばれて)」佐藤優著

大学時代の現在外務省に出向している先輩の推薦で読んだのだが、一言で言うと非常に面白く、また著者の信念、精神的強さに感銘を受けてしまった。一方、もうちょっと詳しく書いて欲しかった点もある。いずれにせよ、自分の知らない世界についての内情は非常に興味深く、今日からまた読み直している。

私は根っからの理系人間で、もちろん官僚の職務内容についての知識もないが、この著作の重要なテーマの一つである「国策捜査」について知ることが出来たのはメリットであった。つまり、世論を納得させるため(本書では時代にけじめをつけるため)に誰かが犠牲(犯罪者)となる、という一般市民から見ればとんでもなく理不尽に見えることが行われているという事実を知れたのは非常に良かった。また、このような捜査も国家を大きな事故が無く存続させて行くには必要だという、ちょっとあきらめのようなものを感じてしまった一方、如何に自分達一般市民の意見・主張(つまり世論)というものがマスコミによっていとも簡単にコントロールされてしまっているか、というものを思い知らされた。

また、この本を読んで感じることは、この著者は一貫した信念をもって、外交、そして検察による取り調べ、裁判に対応してきたという点で、非常に感銘を受けた。序章での

「人間はまず内側から崩れる。決して自暴自棄になってはいけない。常に冷静さを失わないことだ。この独房が人生の終着駅ではない。最も重要なのは自分との戦いだ。」

という言葉はとても印象的だ。

事件関係者のほとんどが実名で書かれている点も、この本外貨に挑戦的であるかということが分かる。実名をインターネットなどで調べながら読むと、伏線が見えてくることもある

著者はこの事件について真実のみを語ろうとしている一方、やはり著者の信念があるため、著者の主観的な見方だと感じてしまう箇所もあった。

特に著者が行ってきた「外交のため(特に北方領土問題解決という目的)」のために行ってきたことの具体的内容(検察側の)について、詳しく書かれていないので、これが如何に一般庶民の感覚とずれているかどうか、ということも見極めてみたかった思いがある。

最近はアカデミックの世界でも、韓国の実験結果捏造事件、東大教授の研究費横領事件などスキャンダルが多くなってきている。このような事柄に関しても、将来国策調査が行われることがあるのだろうか?名度々考えてみたが、やはり政治などと大きく関わらない領域では注目度も小さいので、あまり行われないのであろうか?

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Mac OS X Tiger アップデート後のPHP & MySQLの不具合 (続報)

http://burggarten.ddo.jp/~tomo/blog/index.php?UID=1137340212

の続報。

アップデート後の不具合について調べてみると、同様の症状のレポート、解決法がたくさん見つかった。

問題はMac miniにインストールしているMac OS X serverを10.4.3から10.4.4にアップデート後に今までインストールしていたXOOPSがMySQLとつながらなくなってしまった事が発端。実はこれは職場のサーバでも同様に確認できていた。

いろいろ調べてみた結果、セキュリティの関係でアップデート後にファイルの位置関係が変わってしまったらしいということが原因らしい。

一番参考になった記事は

http://appling.jp/p_blog/article.php?id=69

でここに各記事へリンクが紹介されている。

今回行ったことはこの記事に従い、シンボリックリンクを1個作っただけ。

$ sudo mkdir /var/mysql

$ sudo ln -s /tmp/mysql.sock /var/mysql/mysql.sock

残念だったことは、今までのデータはあきらめてMySQLのインストールから再構築してしまった点である。今までMySQLの設定はコマンドラインから行ってきたが、

phpMyAdmin

というソフトを使うと非常に設定が簡単になるのでおすすめです。

とりあえず、xoopsも使えるようになり、MySQLを利用したソフトをいろいろ試してみようと思っています。次の目標はデータベースのデータの保存先を変更することです。

ここ1週間はヤマかも・・・

さて、3月一杯までは何とかのんびりとやっていこうと思っていたが、論文執筆、論文査読、自分の研究、自分の勉強、研究室の装置の面倒・・・、と半ば強引に生活に活気を与えられている状態である(笑)。

正月休みには「もうちょっとライフバランスを考えなくては」と考えていたが、今は「研究者の生活はこうでなくては!」とも思ってしまっている。何度も気づいているのだけれども、やはりメンタルの状態、そしてそのケアが一番重要です。メンタルの状態が悪いと、仕事の質・量共に愕然と下がってしまうことを改めて気づかされました。これはプロフェッショナルで居続けるのに一番大切なことなのだが・・・。

これも何回も経験していることだが、モチベーションが落ちているときは自分の中で「自分の理想」が曖昧になってしまって、物事の判断基準、つまり価値観もいい加減になってしまっている状態であった。それ故、仕事の合間に回復を図っている状態でも精神的に少し不健康な状態が続く。一方、自分の理想がしっかりしているときには、たとえ休憩時間でも最大限に活用することが出来、より一層高い生産性で仕事をすることが出来る。休んでいるときにすら、自分の生産性を感じることがある。

やはり、自分の理想、価値観が人生を懸ける価値があるくらいしっかりしていて、そしてそれに基づいて現在の仕事の質・スピードを如何に高めていくかということが成長して行くためには重要である。僕も外圧に自分の理想がねじ曲げられないよう腹を決めて行かなくては、と久々に考えました。

Intel MacでのWindowsが作動するかについて

Intel MacでWindowsが動くかどうかと言うことが議論の対象となっているが、実は僕にとってはあまり興味がない。たとえ動いたとしてもメインで使っているMac OS XからWindowsのGUIにアクセスできなければ、日常業務へのメリットはない。

とは言ってもやはりWindowsがどうしても必要な場合があることは確かで、Mac OSのGUIで動く(copy & paste, ファイルのやりとりが自由に出来る)Virtual PCの様なエミュレータに期待している。PowerPCのバージョンと異なり、Virtual PCもかなりの速度アップが期待されるから、発売されればすぐに導入するであろう。

http://japan.cnet.com/special/story/0,2000050158,20094893,00.htm

より

FAQ:Intel MacでWindowsは動くのか

文:Ina Fried(CNET News.com)

編集校正:坂和敏(編集部)

2006/01/23 10:32

 Apple Computerが新たにIntelプロセッサを搭載したMacを発表したことから、ある興味深い疑問が浮かんでくる。それは、「Mac OSもWindows OSもIntelベースのハードウェアで動作するようになったのだから、同じコンピュータ上で両方のOSを動かすのは簡単なはずではないか」というものだ。

KONICAMINOLTAがカメラ、フォト事業より撤退

驚愕のニュースです。

僕は中学からミノルタのカメラを使ってきました。最初はα-3700i, 大学入学後に買ったα-7xi,そして大学院時代に手に入れた念願のα-9。レンズも単焦点、ズームを含め6-7本あります。

デジタルカメラ1眼レフが各社から発売されているのに、ミノルタからは全くでなかった。そして、待望のα-7 digitalがでたが、購入には至らなかった。思えばこの時からdigital一眼レフとの縁がだんだん薄れてきたような気がする。

コニカミノルタの手ぶれ補正などの技術は他社よりも1歩先を行っていたと思うのだが、やはり売れなくてはしょうがないと言うことですね。カメラ事業部が売られた先がSONYときいてショックです。メモリースティックのみが記憶媒体として採用されるのでしょうか?(実は僕は(偏見かもしれないが)昔ほどSONY製品に魅力を感じなくなってきてしまいました。昔のVAIOシリーズとかすごく面白かったのに、現在は他社との差が全くありません。)

最近は真剣にdigital一眼レフを購入する計画を立てていたので、対応策を考えています。ニコンにスイッチしようかとも考えはじめていますが、とりあえず、今年夏には発売されると思われるSONYからの一眼レフを見てから決めようと思います。

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20094760,00.htm

より

コニカミノルタ、カメラ・フォト事業を終了–カメラ資産はソニーに売却

目黒譲二

2006/01/19 20:09

コニカミノルタホールディングスは1月19日、カメラ事業、フォト事業における事業構造改革の具体的な計画を検討した結果、両事業を終了することを決定したと発表した。

 カメラ事業については、デジタル一眼レフの共同開発で提携したソニーへ、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラシステムの一部資産を3月末に譲渡する。コニカミノルタブランドおよびコニカブランド、ミノルタブランドのカメラ・レンズなど関連製品のアフターサービスはソニーへ業務委託し、3月31日をもってカメラ事業を終了する。

 フォト事業については、カラーフィルム、カラーペーパーの品種の絞り込みを段階的に進め、2006年度下期末までに生産を終了する。ミニラボについては本年度末までに生産を終了し、メンテナンス・アフターサービスはノーリツ鋼機へ業務委託する。販売体制については、段階的に販売会社の統廃合を進め、2007年上期末までにすべての営業活動を終了するとしている。

 また、2007年上期末までに、全世界の同社グループの従業員3万3000人から早期退職の募集を含め、3700人の人員削減をする。

 なお、今回の事業構造改革にかかわる費用は、2005年度の業務予想に織り込み済みとしている。

 また同日、取締役会において、役員の異動が決議された。太田義勝氏(現取締役 代表執行役副社長)が取締役 代表執行役社長に、岩居文雄氏(現取締役 代表執行役社長)が取締役 取締役会議長に就任する。就任予定日は4月1日。現取締役 取締役会議長の植松富司氏は、3月31日をもって取締役会議長を辞任する予定。

イヤフォンが難聴の原因に

イヤホンで大音量で長時間きいていると難聴になるという危険性は、僕が小学生の時(20年ほど)前から指摘されてきたと思われる。特にカセットテープ版のウォークマンが一世を風靡しているときで、その当時から電車、バス、歩いている人々がイヤホンをつけている光景が普通であった。

数年おきにこのような警告が出てきているようであるが、難聴者の数の増加が深刻だというニュースは聞いたことがない。実はiPodの成功を妬む団体のキャンペーンなのであろうか、とまで少し考えてしまう。

実は大音量を長時間きいていると聴力が下がるというのは真実であって、Eric Johnsonもかなり聴力低下に悩んでいたらしい。実際僕もbandで活動していたとき、左の耳の聴力が少し落ちたことがある。(いつもドラムがすぐ左で演奏していたため) しかし、時間をおいたら自然と治ってしまった。

個人差はあると思うが、要は大音量で聴く時間の長さ、そして耳を休める時間をとるかどうか、ということなのではないかと思う。僕はイヤホンで音楽その他をきくのはだいたい1日1ー2時間、これを10年ほど続けているが全く問題はない。

きちんと統計を取れば、長時間の電車通勤の人に難聴の傾向がある、とか外部からの音が大きい地下鉄をよく使う人の方が難聴になりやすい(ボリュームを大きくするため)などの、傾向が出てくるかもしれない。誰かやってくれると面白い研究になるのではないだろうか?

http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20060118306.html

より、

世界有数の聴覚研究機関、米ハウス・イヤー・インスティチュート(HEI)は16日(米国時間)、イヤフォンで大音量の音楽を聞き続けると難聴になる恐れがあることを訴えるキャンペーンを開始した。『iPod』ブームで難聴予備軍の増加に危機感を抱いており、ケーブルテレビの『MTV』などで異例の警告CMを放送する。

 約30秒間のCMで、少年がイヤフォンで音楽を聞きながら、一人でバスケットをしている場面から始まる。二人組の女の子が声をかけてくるが、彼は全く気づかず、知り合うチャンスを逃してしまう。耳の形をしたキャラクターが、少年をたしなめるという展開だ。最後にウェブサイトの情報閲覧を呼びかける。このCMは、キャンペーンのウェブサイトでも見ることができる。

 こうした聴覚障害の問題は、ウォークマンの登場以来、指摘され続けているが、最近の携帯音楽プレーヤーの流行で、改めてクローズアップされている。CMは当初、アリゾナ州で試験的に放送し、順調なら地域を拡大して10ヵ月間にわたって継続する。米『ヤフー』などに動画広告も投入する。

今日のこぼれ話

今回のこぼれ話もなかなか面白いです。

オウムの物まねで浮気がバレるという話。

以前にも飼っていた犬が浮気相手の下着を恋人の前で飼い主に持ってきて浮気がバレるという話があったような気がします。ペットも家族、それ以前に良くないことはやってはいけないと言うことですね。

http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200601180018.html

より

オウムの「物まね」で恋人の浮気判明、英男性の災難

2006.01.18

Web posted at: 18:33 JST

  • CNN

ロンドン──かわいがっているペットのオウムの「物まね」で恋人の浮気が判明し、恋人と別れただけでなく、浮気相手の名前を呼び続けるオウムも手放さざるを得なくなった災難が、英国の男性に降りかかった。

英PA通信によると、コンピューター・プログラマーのクリス・テイラーさん(30)は英国北部リーズのアパートで、アフリカ中西部に多く生息し、人の言葉を覚えて物まねが上手なオウムの一種「ヨウム」の「ジギー」と暮らしていた。

ある日、恋人のスージー・コリンズさん(25)とソファに座ってテレビを見ていたところ、ジギーが「愛しているわ、ゲイリー」と話し出した。

これを聞いたコリンズさんが、やたらに慌てているのを見て、浮気を確信。問いただすと、「ゲイリー」という名前の同僚男性と4カ月にわたって交際し、テイラーさんの不在中にアパートで密会を重ねていたと、コリンズさんが認めたという。

テイラーさんはその場にいなかったが、浮気現場をジギーが「目撃」し、コリンズさんの話す言葉を覚えたらしい。ジギーは、コリンズさんが電話に応対するときの声色も物まね、「こんにちわ、ゲイリー」などと話すようになってしまった。

この一件で、テイラーさんはコリンズさんと破局。しかし、その後もジギーは、コリンズさんの声音で「愛しているわ、ゲイリー」と続けたため、テイラーさんは耐えきれず、ジギーと別れることを決めたという。

テイラーさんは、「スーザンのやったことを思えば、彼女が出て行っても全然残念だとは思わない。でも、ジギーとの別れは本当に傷ついた」「ジギーがいないのは、本当にさびしい。でも、ジギーがあの名前を言い続けるのに、我慢できなかった」と、ジギーを手放した経緯を説明。

幼鳥のころから世話を焼き、デビッド・ボウイのアルバム「ジギー・スターダスト」から名前を取って、8年にわたってジギーの面倒を見ていたテイラーさんは、「ジギーがいなくなったなんて、まだ信じられない。スーザンとのことは乗り越えられるけど、ジギーとの別れは、乗り越えられそうにない」と落ち込んでいる。

テイラーさんがジギーを手放したと聞いたコリンズさんは、「本当にびっくり。わたしと話すより、ジギーに話し掛ける時間の方がずっと長かったから」と、ガーディアン紙に語っている。