今日は雨のためクレーコートが使用できないので、家でゆっくりデスクワーク。
論文の書き直しをしながら、研究所での最後の仕事も進めている。
昨日までに生体適合性ポリマー、表面に関する論文をまとめてみたところ、いろいろなことが分かってきた。
一番重要なのはやはり表面の水の構造であって、これは簡単なモデルで量子化学計算を行い、我々の原子間力顕微鏡の結果と組み合わせることによって、いろいろなことが分かるだろう、と思った。これはあと1年ある科研費プロジェクトでやってみようかと思う。
実際の計算はGaussian03のライセンスがもうないので、GAMESSを使って行うことになるでしょう。MacMolPltというグラフィカルインターフェースもフリーで配布されているのですね。実験科学者が気軽に量子化学計算、コンピュータシミュレーションを試してみることが出来る良い時代になりました。