MacBook Pro & MacBook アップデート

MacBook Pro & MacBookの新しいモデルが発表された。最近毎週続いている、火曜日の新製品発表です。

マルチトラックパッドと新しいプラットフォームの搭載(名称はCore 2 Duoだけど)が特徴で、最近はHDDの容量も足りなくなってきたので、お金を貯めて待っていたのだが、今回は見送ることにしました。50 GBしかプラスにならないので・・・。320 GBとか500 GBの2.5 inchのHDDが発表されているのに、なぜ故、最大容量が250 GBなのでしょう?コスト、タイミングが悪かったのでしょうか?

今のMacBook Proはあと半年持ってくれれば120点です。もうそろそろキーボードもガタがきているので。

春一番ようやくおさまる



これは春一番の時の空


これは晴天時

今日ようやく春一番から続いていた強風がおさまって、自宅から見える空もすっきりとした。写真参照。

今週になってtaskの数は増えていって、だんだん余裕が無くなってきている様子が周りにも伝わっているが(笑)、浮き足立つ事無く着々とこなしています。嫌な仕事は1つも無し。大変だけど幸せな日々です。

今日はようやく来週の国際会議のポスターに目処が付いて、明日午前中に別の学会の予稿を提出し、学生の論文のディスカッションをして、学会誌へ投稿する研究ノートを書く、という予定ですが、こんな数の仕事を一日で終わらせる事など不可能であるのはわかっているが、書き物をするときにはやはりテンションが重要なので、これらの仕事をこなしていくうちにまた新しいアイデアにぶつかることが出来るのではないかと。

企業との共同研究2、仙台でミーティング

企業の研究者とのミーティング後、研究の打ち合わせで再び仙台へ。

ちょうど旧ボスが発表しているときにセミナールームに到着し、僕に手を振ったので一斉に聴衆の注目を集めてしまう。これはかなり恥ずかしい。

結局この日は懇親会になってしまったのですが、ナノテクとバイオの融合研究の話をして帰ってきました。次回のセミナーでは私の発表を行うので、そろそろ実験データの解析を再開しなくではなりません。先週までの解析はあまりにも単純なモデルでの説明だったので・・・。徹底的に解析しなくては。

タンパク質の論文は自分サイドでは完成し、ようやく共著者の方に廻すまでに至りました。今書いている微粒子の論文は内容もまだまだ。その後は力測定の論文と続くのですが、3月末までに終わらすことが出来るかどうか?

またもや、自分の書き物の実況中継みたいになってしまいました。

Mac OS X 10.5.2アップデート

先週発表されたMac OS X 10.5.2のアップデートでついに日本語環境で致命的な欠点、Finderでリスト表示でファイル名、フォルダ名の名前を日本語に変更するとFinderごと落ちる、というとんでもないバグが解消された。これでようやく一人前のOS。

見た感じでは、ネットワーク上のドライブをTime Machineのバックアップ先に指定することは出来なさそうなのですが、どうなのでしょう?Time Capsuleしかワイヤレスバックアップに対応していないのではないでしょうか?そのうち研究室のネットワークの大元をTIme Capsuleにしようと思っています。これで、私の机からはHDDが無くなります。

ようやく一区切り。今週末も色々と勉強


修士2年生の学位審査が終わりました。今回見た3人の研究に関してはひたすら議論を行ったので、自分でも満足がいっています。特にポスター賞を取った学生の研究は極限まで(笑)ディスカッションの部分を深めたので、発表、論文に関しても完成度はピカイチでした。この研究に関しては投稿論文にするのはそれほど苦労しないでしょう。

もう一つの微粒子に関する研究ですが、ようやく論文の構成が決まり、本格的な執筆に取りかかれそうです。3月中旬には何とかサブミット出来ればと。しかし、今月は出張と色々書き物、予算関係の仕事が残っていてなかなか大変そうですが、まあ、やるしかないので・・・。こんな生活にこそMacBook Airが必要だ(笑)。

4月からの研究内容も少しずつ変わってくるでしょう。全てはどの程度予算が取れるかで決まってしまいますが、やりたいことの優先順位を決めておいて、獲得できた予算との相談で決めるということになるのでしょう。ポスドクの時は身分が不安定でしたが、教員になってからは別の種類の不安定さ(笑)を感じています。

使える真空装置の数が増えると言うこともボスからききました。真空育ち(?)の私にとってはこの上ない朗報。今の自分の興味で真空を使うと何が出来るのか?を色々と考えています。とにかくボスに感謝です。

MacBook Airを触ってくる。メールの同期は?

3連休の最終日は妻と渋谷にDralionというサーカス(またこれが音楽、演出ともによいエンターテイメントなのですよ。)をに見入ったのだが、久々に町に繰り出したと言うことでApple StoreでMacBook Airの実機を見てきた。

結論を言うとあまりにも薄すぎて怖いです。投げるとどこまでも飛んでいきそう・・・。これを導入するとしたらやはりSSDバージョンになると思います。だからこそ容量は128 GB位には増えて欲しい。

これを導入するとしたら、Macの使い方は一気に変わるでしょう。まずデスクトップ、あるいはMacBook Airではないノートを母艦にして、外に出歩くときにはMacBook Airというのが基本になりますが、ここでのファイルの同期でiDiskが必要不可欠になります。

現在はどこに行くのにも母艦を持ち出しているという状態で、正直言って重いのであるが、研究者人生で作成した&集めた全てのデータ、全ての文書にアクセスできるというメリットがある。これはディスカッションの途中に「そういえば、ああいうデータもあった。」とすぐに出せるところが良いのです。

また、メールの同期が最重要課題であったのだが、GMailがIMAPに対応してくれたおかげで、これも問題なし。母艦からはPOPでアクセスして、その他のMac or PCからはIMAPでアクセスするようにすればよい(と思う)。

Google Calendar, iCal, iPod Touchのカレンダーを全て同期する事に成功


これ無しでは全く仕事にならない、というウェブサービスにGoogle Calendarがある。

仕事のスケジュール、個人のスケジュール、友人の誕生日、から研究室の装置の予約の管理まで全てこれで行っているが、唯一の欠点はGoogle Gearsに対応していない、つまり、オフラインでは使用できないと言うこと。

一方、MacのiCalはもちろんオフラインで使用できるものの、他の人と共有が今のところ出来ない。特にWindowsユーザとの共有(私の場合は装置予約のカレンダー)ができない。

これらの問題を一気に解決してくれるサービスがあった。spanning syncというサービスで、年間$25で同期を行ってくれる。昨日から使用を始めたのであるが、iCalを使って全ての予定を管理できるようになった。これは感動。

さらに、iPod Touchにもカレンダーがある。例えばあるスケジュールをiPod Touchに入力する。Macと同期をとると自動でiCalのカレンダーが更新される。更新されたカレンダーはspanning syncを通じてGoogle Calendarに反映されるという寸法です。

カレンダーに関してもだいたい解決。さて次の課題は日々増え続ける論文のPDFファイルをどの様にすればスマートに整理できるか?になる予定。ちょうどいくつかの論文を書いている時期なので、この機会を最大限に利用して解決法を見つけようと思う。

論文は一区切り、次の論文に移る。様々なミーティング

学生が修士論文を仕上げるのと同時に、私も1つ論文を仕上げることが出来た。なかなかの自信作です。本文は出来上がったので、後はcover letter, cover figureなどの作成に入る。cover letterはなかなか気を遣うが、cover figureは論文のコンセプトとなるきれいな図を作るだけであるので、なかなか楽しんでやっています。

次に取りかかる論文は微粒子関係の論文で、discussion部分をもう少しつっこんだ内容にするためにもう少し勉強が必要。この3連休はそのために使うつもり。

もう一つ、基板表面修飾でとても面白いアイデアを思いついて実験を開始している。今日ボスに話してみたら特許にもなりそうな感じ。来週は設備をそろえて量産してみる。色々なところに応用できそうなので、2時間じっくりお茶を飲みながらアイデアを練ってみた。これを基に他のメンバーとディスカッションしてみようと思う。

今日は研究費申請のためのミーティングに参加してきた。今までは個人の研究費しか申請することはなかったので、この様に何人もの研究者で申請をするというのは初めての体験。かつて学生時代、ポスドク時代に自分が雇われていたプロジェクトもこの様に決まっていたのか、と考えると感慨深い(笑)。

感じたのは、この様な会議に定期的に出るのと出ないのでは、入ってくる情報量、共同研究の機会の数にあまりにも違いすぎる。無論研究スタイルの差にも依るのであるけれど、私のように他の人からサンプルを提供してもらって、自分の測定技術と組み合わせて新しい知見を得る、という研究が多い研究者はこの様な場が大切だ。

気になったのは色々な人に自己紹介をして。「ちゃんとしたポジションに着いたのですね。」といわれる点。ポスドクはちゃんとした一人前の研究者としてみていないという人が多いと言うことだ。これも人それぞれのスタイルがあるから一概には言えないが、パーマネントの人なら一緒に研究をやっていく安心感があるのだろうか?そういう意味ではパーマネントポジションの研究員は「腹をくくった人」と考えている人が多いのかもしれない。学生時代、ポスドクの時にこの様なことに気付いているか否かが、意外と大きな差が生むかも?私は最近ようやく気付いてきたのですが・・・。

EGbridigeからATOK2007への移行、Office 2008導入

Ergoがパッケージソフトから撤退してしまったので、早速ATOK2007に戻ってきた。もう、EGWordもアンインストール。過去の全てのEGWordを使用して作成した文書はPDFかWordファイルに変換する。Wordよりも使い勝手が良かったので、残念であるが仕方がない。

僕はスペースは全て半角と決めているが、ATOKではそれが出来ないと勘違いしていた。環境設定の「入力補助」で設定すればOK。簡単なのであるが、説明文の文字が小さすぎるのはよろしくない。

今週Office 2008を導入し、早速、使用を開始。初仕事は研究室の消耗品のリストアップなのであるが、copy & pasteで落ちてしまうことが多く、結局いつものNumbersで行うことにした。

新しいOfficeはAppleのiWorkのデザインを意識した外観に仕上がっているが、前バージョンとのデザインの大きな違いが戸惑いの原因となっている。WordもEndnoteに未対応なので論文執筆には全く使えない。つまり、仕事ではあまり使えないのですね・・・。

一方、良い点はUniversalアプリになってくれたこと。このおかげで動作はかなり軽快になっています。

翻訳プロジェクト

先程ようやく学生の発表資料を直し終わって帰宅。職場では学生の発表資料のスペルミスにいちゃもんを付け、図の曖昧さなどをしたり顔で訂正しておきながら、自宅ではこそこそと自分の論文中の膨大な数のミスをこつこつ直している。

さて、研究所時代からの縁で最近とある英語の本の翻訳プロジェクトに加わることになった。科学関連ではなく、ファシリテーション、コミュニケーションの本なのであるが、内容は仕事とは関係なくとも、自分にとって初めての翻訳プロジェクトであるので、なかなか楽しみにしている。

リーダーの「野菜さらだ」さんから新宿で原書を受け取って、そのついでに飲み会をしていたのであるが、教育の話になって、様々な「気づき」を頂いた。やはり印象に残ったのは「選択の余地を残す」ことが如何に大切かと言うことで、教員側は「不適応」ということでパフォーマンスの悪い学生をclassifyしてはいけないということ。

これは分かっちゃいるけれど、意外と大変なことです。僕は大学院の教育は「研究を通じた教育」であると思っているし、学生もそれなりの覚悟が必要だと思っている。ただし、そこでその学生にどう対応するかで、人間の器が決まってくるような気がして、もう少し踏ん張ってその学生のために時間を使ってみようと思うのが、お互いの今後のためになるかと・・・。今日はそのような話も出たので、リーダーとの週末の会話はタイムリーでした。

翻訳の話に戻りますが、原書の内容は如何にグループの初期のぎこちなさを壊すか、ice breakに関する本です。