TeraStation Pro導入

研究室にはXserve G5があるのだが、HDDがクラッシュし、休眠状態となっています。
単にファイルの受け渡し、みんなが割と楽にアクセスできて、メンテナンスコスト(補修部品だけでなく、自分がメンテに費やすことができる時間という意味も含めて)のファイルサーバが欲しいということで、TeraStation Pro (4 TBモデル)を導入しました。
取りあえず、共有フォルダーを作って実験用PCのバックアップを兼ねて3台のコンピュータから合計 150 GBのデータを転送。問題なく終わりました。ファームウェアもアップデートした。これであと2,3日負荷をかけて、問題がなければ本格的な運用に入ります。
Unix系サーバになれているせいで、個人ホームディレクトリが出来ないのに戸惑ったが、実は共有フォルダーを作って、アクセス権をそのユーザのみに与えればよいのですね。
今のところの問題点はアクセス権の設定をグループで行うとうまくいかない点。ユーザレベルで行うことで全く問題なくアクセス権を設定することが出来ました。(これはafpでアクセスするときの既知の問題らしい。)

Mac OS X Leopard導入



研究費申請書を書いている真っ最中であったので、Leopard導入は今週末は控えていたのだが、今日生協に行ったら入荷されていたので、迷わず買ってしまった。そして、仕事が残っているにもかかわらず全てのバックアップをとってインストール敢行(笑)。台風で激しい雨が研究室の窓を叩く中、じっくりとインストールしました。
(実は本学の生協はLeopardの価格を間違えてアナウンスしてしまったらしく、アカデミックパックが12800円なのに8800円で発売していた。気の毒だけれども、発売日翌日に安く手に入れることができて素直にうれしい。)
新しいOSのインストール時にはアップグレードをすることなく、外部HDDに全データのバックアップをとってから行っている。これは Windowsでも変わらない。下手にアップグレードすると動作が遅くなったり、アカウントの設定が変になっていたりすることが多々あった。
何のことはない。
クリーンインストールをして、外付けHDDから過去のデータを移行ツールで移動して終了。全く戸惑うことはありませんでした。
それではfirst impressionsを書いてみる。
今回のインストールではDVDドライブ、HDD妙に静かだった。台風の強風の影響ではないと思われる(笑)。インストール直後にエラーメッセージが出て、訳の分からないログが画面一杯になったのだが、再起動すると問題なく使用できた。
ネットワーク上のボリュームに接続するとき、Finderの左に「共有」リストに表示され、初回にログインIDとパスワードを設定すれば、次回からクリックするだけで目的のボリュームにアクセスできる。これはとても楽になった。ローカルとネットワークボリュームがさらにシームレスになりました。
Time Machineはバックアップマニアの私にとってとてもうれしい機能。一番の欠点はネットワーク上のボリュームをバックアップ先に選べない点。これはAppleがMacのシステムボリュームがダメになったときにすぐ外部HDDから起動することが重要と考えているからであろう。しかし、起動できないというデメリットがあってもネットワーク上のボリュームをバックアップ先に選択できて欲しかった。せっかく最近職場でTeraStationを導入したので・・・。(後述)
ファイル名を変更する時:
地味であるが感動したのが、ファイル名を変更するために遅めにファイル名をクリックした時。以前はファイル名全てがハイライトされていたのであるが、拡張子があるファイル名の時は拡張子の前までがハイライトされるようになった。確かに拡張子を変える機会というのはあまりないので、これはとても親切です。
驚いたのが、ATOKが再インストール無しに動作した点。既知の問題があり、11月下旬にupdaterが出るようなのであるが、今のところは問題なし。
現在、Time Machineは私の150 GBのうち10 GBをコピーし終えたところです。どうやらマシンに負荷がかかっているときにはバックアップを中断するようだ。この心配りも良いですね。
今回のバージョンアップは技術的な進化というよりも、ユーザの使い勝手を既存の技術で如何に良くするか、という点がとても印象的です。Windowsに比べて歴然の差があるのはやはり「使い勝手」です。
システム全体としてのレスポンスもあがっている。OSをアップグレードしてマシンが速くなるのはとてもうれしいことですね。
今のところ、表面的な機能しか見ていませんが、今後さらに色々なところで新しい機能を発見するでしょう。随時書いていければと思います。

最近はぐったりと・・・



土曜日、リレーマラソンの前日にお酒を飲んでから今日までお酒を飲んでいない、というか飲んでいる時間がもったいない。
今週は毎月の研究報告会のために8人の学生と念入りにディスカッションを行い、彼らの発表原稿をチェック。その合間にプロジェクトのシンポジウム、国際会議の要旨を書き上げて、研究費の申請書を仕上げて、これからあっさての一般公開のためのポスターを作る。
何とか20:00までフルスロットルで走りきり、家に帰って妻とちょっと話をして寝てしまう・・・。今週はいつにも増して「生きてる!」って感じです。

安曇野リレーマラソン総合3位



今回は全員頑張って総合3位。
前日入りして、コテージで鍋パーティーをして臨んだ今大会、なかなか面白かったです。
2 kmを如何に速く走るか、は非常に難しい問題です。8分間の持久力が必要だし、スプリントの能力も必要なのではないでしょうか?どの様な練習方法がよいのかはよく分かりません。2 kmを全力で走るというのはとても辛いです。20 kmをゆっくり走った方が比較にならないくらい楽です。
私は1kmを4分ペースで走ることができました。今回は坂道が多かったのですが、平坦ならばもう少し早く走れたかもしれません。週末のジョギングの効果が出ているようです。
レース後は大王わさび園に行って、色々とお土産を買い、諏訪サービスエリアでハイウェイ銭湯には入り、渋滞の中6時間かけて東京に帰ってきました。
次は6月に開催されるようです。次回はもう少し練習すれば3時間を切ることは十分可能です。

ファイル交換が検知される

我々の使っているIPアドレスからファイル交換(Gnuttella)の形跡が検知されたようで、外部へのアクセスが禁止になってしまいました。
故意のファイル交換は行っていないということで、直ぐさまGoogle PackのNortonとSpyware Doctorを全てのPCにインストールして全員にウィルス&スパイウェアのスキャンをしたところ、ウィルスはなかったもののトロイの木馬を含むスパイウェアが出るわ出るわのオンパレード(笑)。
やはり無料版は機能が限定されていることから、Kaspersky Internet Securityのライセンスを台数分買って、それが届くまでは試用版でセキュリティーを維持することにしました。
今回の騒動でも、さすがにMacは全く問題はなく、システムの堅牢さの違いをまざまざと見せつけてくれました。

週末2



今日は午前中に12-3 kmを軽く流す。
その後パスタを食べに行ったのであるが、そこで飲んだハウスワインの効きが良く、3時間ほど昼寝してしまった。
最近休日はこんな感じでproductivityが非常に低い。また、読書量も減り、積極的&攻撃的な情報収集、勉強も夏に比べて減少傾向にある。
せめても休日にゆったりとして科学技術研究分野の動向を鳥瞰できないかということで、「化学」と「日経サイエンス」を定期購読することにした。
普段は自分の研究のデータなどをひたすら解析したり、装置をいじったり、プログラムを書いたりしているが、ふとしたときに他の分野のサイエンスでホッと一息つくなんて、「なんと風流な」と思うのです。

ectoからの投稿

Livedoor BlogはAtom feedに対応したとのことで、取りあえずecto2で投稿できるかテスト。
これができるとMacJournalで書いて、それをweb pageを開いてcopy & pasteするという作業をする必要はない。
ということでうまくいくかどうか?
P.S. タイトルが文字化けしてしまっていますね。Livedoor Blogの文字コードがEuc-JPだからでしょうか?日本語に対応したEcto 3に期待です。

週末1





午前中にゆっくりと24 kmを走る。今回はせっかくなので日産スタジアムの前まで走ってきた。
その後、2時間昼寝をして研究室へ。ウィークデイの時には時間がとれなくて、研究所から持ってきた荷物など、まだ紙袋に入ったまま放置されている。これらを片付けることで数時間がたってしまった。グラント書きはそんなに進まなかったけれど、学生の実験の問題を1つ解決することができた。研究室にいれば何らかの問題を解決して前進していると感じられるようになりつつある。

いろいろと仕事が進んだ一週間

研究所へ行くこともなく、今週は大学にいたため仕事がはかどった。
博士課程の学生が論文を書いていて、2,3直さなくてはいけない部分もあるが、とても良い論文に仕上がりそう。ボスとのディスカッションも行って、色々な意見を元にreviseする予定。
その他、学生の研究は順調に進んでいる。1人データ解析に戸惑っている学生はここが正念場でしょう。僕はもう自分では解析の結果が予想できているが、彼がどの様に自分の力で料理するか楽しみです。
今週の東良美季さんの日記でとても良い文章がありました。ここで引用させていただきます。
http://jogjob.exblog.jp/7147513/

声が明らかに切羽詰まっていた。突然上司から衣装関係で必要なものを朝までに探せと言われ、都内のドン・キホーテなどの夜中まで開いている店を駆けずり回っているという。明日は早朝成田集合。それまでに何とかしなければならない。「頑張ってますけど、もう泣きそうです」と言う。「僕に何が出来る?」と訊くと、「頑張れ、って言って貰えませんか」と言った。電話を切ってから、彼女は今夜、朝までに最低一度は泣くだろうと思った。だけど泣かなければ、決して一人前にはなれない。頑張って、100%頑張って、いや120%も200%も頑張って、でも出来なくて、口惜しくて情けなくて自分が不甲斐なくて、泣く。けれど、そうやって絶望の果てに押し殺しすように声を絞って泣いたことのあるヤツだけが一人前になれる。
 
 昔、代々木にあった小さな編集プロダクションにいた時、よく泣いた。原稿取りの帰りの夜の道で、誰もいない真夜中の編集部のトイレで、絞り出すように泣いた。24才の時だ。不条理なことを押しつけて来る上司に、お前だけは絶対に許さないからな、と心の中で言った。そして翌朝は何事も無かったように笑顔で挨拶した。今、仕事で30代くらいの編集者などに会うと、この人はそういう経験をしたことがないなとすぐに判る。泣いた夜の無い人は諦めと愚痴と言い訳しか言わない。「ウチの会社では無理なんです」「僕の上司には通りません」と。自分を変えたくて、でも出来なくて、無力で、その無力さに泣きながら一歩を踏み出したことが一度も無いので、自分を含めて何かが変わるというヴィジョンを持つことが出来ないのだ。
 
 そういう人はこの先もう、ずっと横を向いてせせら笑って生きるしかない。趣味に生きるとか言って土日だけを待ち、自分は仕事が出来ないという現実を誤魔化し続けるしかない。頑張って何かを変えようとしている他人を、「青臭い」と揶揄して生きるしかない。そういう人生は──最低だ。午前3時過ぎ、そろそろ寝ようかと思って立ち上がった時に携帯にメールが届いた。「見つかりました! 頑張れコール、効きましたよ」とあった。

これを読んで学生の時、研究での自分の力不足で、泣くほど悔しい思いをしていたのを思い出しました。現在はその時の努力が今生きていると痛感しています。しかしながら最近はまた力不足を感じることが多くなりました。でも、昔よりも冷静に努力できるようになった気がします。
昨日は妻が取りあえず転職希望の1つの企業から内定をもらい、私もある研究会からポスター発表賞を頂きました。小さい賞ですが、同じ分野の専門家に自分の研究成果を評価してもらえるというのはとてもうれしいものです。夫婦揃って良い雰囲気で週末に入りました。