Sitesフォルダがforbiddenになる問題

LeopardにしてからSitesフォルダを見ると(つまり自分のホームページを見ようとすると)"403 forbiddenがでるようになってしまっている。今日から冬休みなので解決を試みる。Apache2の問題かそれともpermission, ownershipの問題かは不明なのであるが、以下を参照し、試してみるも解決せず。

http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306884より

Issue or symptom  After upgrading to Mac OS X 10.5, you may be unable to access expected web site content (in your ~/Sites/ folder) via Web Sharing. Web Sharing appears to be enabled and working correctly, but trying to load your web site results in a "Forbidden 403" Web page.

Products affected      * Mac OS X 10.5 Leopard  

Solution  If you installed Mac OS X 10.5 via an Upgrade Install (the default type), follow these steps:    

1. Open TextEdit.  

2. Click the Format menu and click Make Plain Text. Then click OK.    

3. Copy the below text as is and paste it into the TextEdit document.      

 <Directory "/Users/myname/Sites/">      

Options Indexes MultiViews      

 AllowOverride None      

Order allow,deny      

Allow from all      

 </Directory>    

4. Replace the word "myname" with your user accout’s shortname. (This is the same name as the user’s Home folder in the Users folder.)  

 5. Save the TextEdit document on the desktop with the name "myname.conf" where "myname" is the shortname.  

 6. At the prompt, click "Use .conf".    

7. Quit TextEdit.    

8. In Finder, from the Go menu choose Go to Folder.  

 9. Type in: /etc/apache2/users/  

10. Click Go.  

11. Drag "shortname.conf" from the desktop into the Finder window for (/etc/apache2/users).  

12. At the prompt, click Authenticate.  

13. Enter the administrator username and password and click OK.  

14. Close the Finder window.  

15. Open Terminal.  

16. Enter this command on a single line, followed by Return:        sudo chown root:wheel /etc/apache2/users/shortname.conf  

17. Enter your administrator password when prompted.  

18. Quit Terminal.  

19. Open System Preferences and click Sharing.  

20. Uncheck (deselect) Web Sharing to turn it off, then check Web Sharing to turn it back on.  You should now be able to access your web site content normally.  This document will be updated as more information becomes available.

ネットワーク越しのCD/DVDトレイの開閉

Mac Proはディスプレイもつながずリモート制御の計算用マシンだが、superdriveのトレイの開閉方法が見つからず困っていた。今回解決したので書いておく。

方法は簡単で、ディスクユーティリティーでsuperdriveを選択して、そこから開けば良い。これで、ソフト&ハードすべてネットワーク越しに操作できるようになりました。

Mac Proにメモリを増設

研究室においてあるMac Pro(4 core)にメモリを増設し6 GBにした。これで原子数6000位のシミュレーションもスムーズにこなせるようになる。

また、Parallels DesktopのWindows環境もMacBook Proから移動させたのだが、これが正解だった。MBの方はディスクの空き容量も増えたし、何といってもMac Pro上のParallelsは速い!

Mac Proの画面はすぐにFinderから世界中の何処からでも呼び出せるので、ワークステーションを持っているいているようなものなのです。(AirMacでネットに接続しているので実はMac Proには電源ケーブルしか刺さっていない。これも不思議な感じ。)

もちろん研究室のリソースもすべて使えるので、出張中でもシミュレーションなどの仕事が途切れることはなるなるでしょう。家での仕事が多くなることは間違いはないですが・・・(笑)。

今週も研究所、体調を崩す、実験をやめない学生と実験に入れない私

論文のディスカッションで今日も研究所へ。いやあ、いろいろと勉強になります。論文の内容はもう少し詰める必要あり。ディスカッションを重ねてだんだんとブラッシュアップされてきました。

研究所で急にだるくなって、まともに Macに向かえなくなってなってしまった。頭は痛いし、立ってられないしで、共用スペースのベンチで30分ほど横になる。

おそらく原因は水曜からの実験とそのデータ解析、論文で疲れがたまっていたせいだと思う。僕は少なくとも7時間は睡眠をとらないと、次の日に疲れが残るのであるが、この1週間は3,4時間しか睡眠をとっていなかった。ベンチに横になりながら頭に浮かんできた言葉は「明日休みでラッキー。」であった(笑)。

こんなのもいつもの調子で、一晩寝たら完全に復活していました。これから一仕事してjogに行ってきます。

ーーー

この時期は修士の学生が修士論文を書き始めるのであるが、実験をやめない学生もいる。「やるなら徹底的にやれ。」といったのは僕だし、今停めてももったいないので、ゴーサインを出している。一方、私は最近書き物に追われていて実験に入れない。実験できる時間がある学生をとてもうらやましいと思うのです。

友人が会社設立、工人舎のPC、最近の読書


今日は友人が会社を設立するので、その説明を聞きに渋谷まで行ってきた。日本人で初めてドイツワインの製造責任者になった彼は、その知識を生かしてワインのバイヤーとなり、ちょうど独立しようとしているところ。最初はいろいろと大変でしょうが、大丈夫でしょう。彼が日本に輸入した一本目のワインをくれることになっている。楽しみにしています。

その後、ビッグカメラで初めて工人舎のPCを見てきました。バッテリー持続時間以外は不満な点はないのであるが、やはり1/16のMacWorld Expoの基調講演まで待つことにした。Ultra Portable MacBookの噂はこれまで以上に加熱してきているし、物には優先順位というものがある(笑)。

朝のギターの練習時間を20-30分に減らした。その結果仕事量は増えてきたのであるが、読書の量は増えるばかり。新書を中心に1週間に2冊のペース。特に印象に残ったのが

村上春樹 著 「走ることについて語るときに僕の語ること」

橋本努 著 「自由に生きるとはどういうことか」

の2冊。

前者は筆者がランナーになってから、なぜ走り始めたか、なぜ走り続けるかを結構あっさり目に書き下ろしている。人に勧められたわけでもなく、また健康のために走っているわけでもない。単純に走るのが好きなだけ、とある。

僕の場合はドイツで休日暇だったのが、自転車とランニングを始めるきっかけとなった。また、ひそかに尊敬していた、研究室でとても優秀な学生だったAndreasという友人がストイックにjogをしていたことが理由の一つかもしれない。健康のため、人の勧めという面が全くないのは著者と同じ。

後者は戦後の日本において「自由」という物をロジカルに定義してくれている良著。戦後の肉体の開放から始まり、身体を燃え尽くすような仕事人生の崇拝(あしたのジョー)、90年代のオウム真理教、ウェブ時代の格差社会での行き方の自由、と変遷して説明してくれている。ここまできっちりとかいてくれると納得が行く。私は60年代の若者からは好感を持って受け入れられたであろう、とのこと。

実際、梅田望夫著「ウェブ時代をゆく」もしくは著者のブログで述べられている「好きを貫く」精神には同意している。そしてこれが自分の職場として大学を選んだ原動力になっていることは間違いが無い。しかし一方で、好き勝手やっていると「こんなんでいいんかいな?」という疑問が自分の中で持ち上がってくるのも確かで、最近ちょうどこの疑問に答えてくれるエントリーがあった。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50962510.html

一つ、誰も好きになれない仕事というのは確かにあるのだということ。二つ、誰かがやらなければならない仕事というのは確かにあること。三つ、そういう仕事を片付ける人がいるからこそ、好きを貫いて生きていける人々が存在すること。

好きを貫くのもいい。好きを貫いている者を褒め讃えるのもいい。しかし好きを貫いている者であれば、自らの好きを貫くまえに、好きを貫いている誰かを褒める前に、好き嫌いを抜きにして仕事を片付けた方々をねぎらいたいものだ。

自分にとっては研究室の雑事をすることで、自分のなかでうまくバランスがとれていると感じている。雑事が何もなかったら研究のスピードも今よりも遅いかもしれないし、視野も狭くなっているかもしれない。

Flickr Uploadr 3.0


現在Flickrへのアップロードは1001を利用しているが、本家Uploardr 3.0がリリースされたので早速試用。

結果はアップロード時にエラーをはいてしまってダメでした・・・。その他の残念な点はすでに使用しているタグを表示することができないということ。これが直れば1001から移行することができるのですが・・・。

今後のバージョンアップに期待です。

企業との共同研究、有機化学、新しいAFM


昨日は某電機メーカーの人が研究室にいらっしゃって、共同研究のお誘いを頂いた。微粒子関係の研究になりそうだが、うちの研究室でうまくこなすことができそう。何より、自分の興味がある分野で、自分の経験も生かすことができる。

企業との共同研究の数は学生の時と比べると多くなってきている。最近は研究で頼られることも多くなってきた。昔は頼ってばかりであったが・・・。自分の技術や知識が有効に活用されて、こちらの視野も広がればそれに勝る喜びはないので、エフォートをつぎ込んでみます。

ここ数ヶ月はいろいろと共同研究の誘いを受けた。どれも自分が興味あることばかりで、ディスカッションも盛り上がるので、実際に結果が出始めたら面白いことになるでしょう。

一方、気になることは実験上でも、ゼミでもそうなのであるが、有機化学の知識の決定的な欠如で、今まで勉強を避けてきたツケが一気に今の研究の現状に現れている(笑)。冬休みもあることだし、年内に論文執筆は片づけて有機化学の勉強をすることにした。

新しい分野の勉強をするときに、僕はいつも超入門書を買ってきてとりあえず3回読む。一回目は流し読み、2回目はわからないところチェック、3回目は本当にわからないところをノートに書き出すという作業をする。要領が悪いようだが、僕はこのくらいやらないと自分が何がわからないかが自分でもわからず、いつまでも同じレベルにとどまってしまう。まだまだ修業は続きます。

新しいAsylum AFMを飼いならす作業は毎日少しずつ、ソフトとハードの面から続けている。ようやくスクリプトを書き換えて、一つの点で好きな回数のforce curveをとることができるようになった。これで、以前は徹夜で行っていた作業が数クリックでできるようになる(笑)。

ボスとのディスカッション、久々の研究所

昨日はボスとの久々の長めのディスカッションを行った。

これからの研究の方向性に明確な部分がないわけではなく、現在はやるべきことがかなりはっきりしている状態なので何も困ることはないのであるが、たまに長めのディスカッションを行うことは精神衛生上良いことだと思っている(笑)。

キャリアパスについてもいろいろとアドバイスを頂いた。当然ではあるが「***と言ったらXXXさん」と言われるようになっていると、研究業界ではしっかりとした研究の土台をもてる。

学会でもアドバイスを頂いたのであるが、「やりたいことがあったら、自分から攻撃的にスピーディーにそこに攻め込んでいかなくてはいけない。」Y先生だったっけ?要はただの便利屋ではなく、自分から良い研究をしようと動き続けなくてはいけない。

年内に2本の論文を書き終えて、来年はいろいろと動いてみようと思う。

そして今日は別の論文のディスカッションで研究所で仕事。空いている数時間を利用して論文を書き続けるのである。

年内の学会が終了、これから書き物に移る


5日間で4回発表というちょっと大変な出張から帰ってきました。

4回すべて違う内容であったので、用意したスライドは100枚以上だったのですが、何とかやり遂げることができました。安心する一方、こなせる仕事の量が増えたことを実感できて、自分の成長を少し感じることができました。これで明日から気合いを入れてラボの仕事に臨めます。

現在、出張中に頂いた研究結果に対するコメントを整理しています。物理、化学、生物、様々な分野から厳しいコメント、encouragingなコメントを頂きました。

今まではnegativeなコメントは封印して(笑)、また自分の考えで研究を進めてきましたが、今回は思うことも有り、wordの文書にノートに書き留めたコメントを整理するということをやっています。もう少し自分の研究を客観視することができれば、と。

現在は論文にするデータはたくさんあって、次々とまとめていかなくてはいけないのですが、「では、次はどうするか?」ということを考えながら作業を進めています。「次」には来週、来月もあるし、1年後、数年後につながるかどうか?ということも考えながらやっていますが、計画を立ててその通りに言ったことなど今までにない(笑)。そのつど自分の能力が少しずつ上がっていけば良いのかと・・・。

今年はどたばたして終わってしまいました。来年(来年度)の目標はもう少し自分で実験をする機会を増やすということと、他の研究者とのコミュニケーションの機会を増やすということでしょう。

新しいAFMが到着、とりあえず自分の環境設定から


来週ある3つの発表の準備が終わりかけている。もう3つとも全く違う内容。いやあ、よく頑張った。一月のMac World Expo後には自分にご褒美を?いやいや、MacBook Proはまだ1年経っていないでは無いか。いやいやご褒美はMacBookとは限らない、とか一人で盛り上がっています。

先週末納入されたAsylum AFMであるが、早速hackingを始めている。

まずこいつを動かしているIgor Proというグラフソフトから攻略しなくてはいけない。僕は今までOriginやKaleida Graphを主に扱ってきたので、これに慣れることから始めなくてはいけない。

MFP-3Dは測定、解析すべてIgor Pro上で動いている(Igor Proの機能を利用している)が、そのプロシージャファイルをAsylum Forumから入手。しかしWindows版では無く、Macにインストールすることを前提としているので、Mac版のインストーラをもらってきてインストールをする。見事動いた。測定マシンの画面が自分のMacに現れた。

インストールはIgor Proフォルダの中を指定しなくてはいけないらしい。違うバージョンのプロシージャファイルを使おうと思ったら、Igor Proをコピーした新しいフォルダを用意する必要がありそうだ。

Igor Proフォルダ下にはAsylumResearchとフォルダができ、そこにソースが、helpの中にクリックすると出てくるあの膨大なhelpがインストールされる。

今回はここまで。とにかく私は論文を書く一方、このIgor Proというソフトに慣れていかなくてはならないので、すべてのグラフをIgor Proで作製することにしています。

何れにせよ、とても楽しみな装置が納入されました。来週からみんなでいじり倒していくのでしょう。