家を買いました

西松屋で999円の段ボールハウスです。既にボールペン、クレヨンでの装飾も本格的に始まり、資産価値も日に日に上がって(下がって)きています。

それはさておき、我が家はこの度マンションを購入し、今後しばらくは、現在住んでいる町を拠点として生活していく事になりました。学生時代も含めて、3年以上同じところには住まなかった事を考えると、大きな変化です。

きっかけとしては、次の5-7年は今の職場で研究していくことがほぼ確実になった点、今住んでいる賃貸マンションは手狭になりつつあるという状況からです。

物件を選択する際には、今の住居を選択した時と同様に利便性を最優先しました(駅から徒歩1分)。逆に窓からの眺めなどは全く考慮しませんでした。週末に家族といくつかある眺めの良いスポットにでも行けばよい、と。取り敢えずは月〜金のドタドタした生活を如何に快適にすごすか、を考え、駅、保育園(そして今後は学校)へのアクセスの良さにフォーカス。

しかしながら、物件の完成&引っ越しは来年の12月。ちょうど工事現場が保育園までの道のりの途中であるので、時々工事現場の方とお話しして、写真を撮らせて頂いたりもしています。もうちょっと先の話ですが、落ちついたら是非我が家に遊びに来て下さい。

EvernoteをPremiumバージョンにアップグレード

遅ればせながら、ようやくEvernoteをプレミアムバージョンにアップグレードしました。

日々のノート、アイデアなどをスキャンしてEvernoteにアップロードというフローでこの1年間やってきたのですが、やはり容量が足りなかった。

iPhone, iPadで自分のアイデアを見直し、ブラッシュアップしていく、という作業は研究を進める上でとても役に立った。

1ヶ月の容量が50 MBから1 GBになったことで、さらに日々の様々なことが記録できるようになるので、普段のワークフローが改良されていくことを願っている。

P.S. 実は松村太郎さんが非常によく似たスタイルで仕事をしていることが分かった。

雑記(Pacifichem 2010)

ハワイに学会で1週間滞在しています。
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とにかく14日成田発の(DL608)の揺れがすさまじかった。私の経験でも1,2を争うくらい。熱い飲み物の提供は中止され、離陸後の食事から着陸までベルト着用サインが消えなかった。私は揺れが止まった時を狙って「えいや!」でトイレに行く。論文の仕事をしようと思っていたが、揺れに弱い私はそれどころではなく、赤ワインを摂取して眠ることに。
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ATMで現金を引き出そうとしたが、私のANA View Suicaでは出来なかった。別のカードも一応持ってきたのが正解だった。今後も気を付けよう。
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Pacifichemはあまりにも規模が大きすぎて、しかも会場がワイキキ地区で分散しているために、興味ある話をカバーすることが難しい。
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大きい学会に来るといつも思うのであるが、若手の研究者(私も含む)は大きい学会、国際会議のみへの参加だけではなく、泊まり込みの小さいワークショップ、若手勉強会(夏の学校など)で外部の研究者と徹底的に議論する経験をすることが重要だと思う。大きい学会だと議論する場が、昼食時、夕食時、セッションの合間などに限られてしまう。
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今回私は、論文を中心としたpaper workをこなすため、学会会場、スタバをはしごしながらひたすらMacで作業している。外部バッテリーを持ち歩いているので、のべ8時間以上は確実に作業できるのであるが、疲れがたまった場合にはホテルに帰って30分ー1時間くらい仮眠をとってまた出かけるというサイクル。その時にMac、モバイルルータを充電している。出張先ではいろいろ動き回りつつ、仕事をする方がはかどる気がする。
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さて、帰国を明日に控えているのだが、今日はあいにく雨。取り敢えず、今までのデータを見つつ論文の計画を立て直している。手元のデータではあと1本だと思っていたのだが、もう一本書けそう。これは3月の国際会議のプロシーディングにまわすことにする。もうちょっと早く気付けば良かったな・・・。

今日は帰国翌日の国際会議の発表資料を見直して、その後は論文だな。昼休みには雨が止んでいることを祈っている。

Mac OS X 10.6.5 mobile meの不具合

一部のMacBook Proで確認されていた、Mobile meを有効にするとOSが反応しなくなったり、アプリが落ちるといった問題は今回のAir Macユーティリティーのアップデートで解決したようです。
意外と時間がかかりました。

追伸:
実はこれ治っておりません。数時間すると以前と同じ状態に戻りました。

ゆとり教育とゆとり世代の大学院生

2010 研究室忘年会

メディアで良く取り上げられる話題の一つである、「ゆとり教育」あるいは「ゆとり世代の問題」。

私はゆとり世代の大学院生を見て、「ゆとり教育」のせいで全体的に一様に能力が低くなったとは思えない。むしろ2極化が激しくなったという印象をもっている。上位レベルの学生は研究を通じて”成果を上げるための能力”を自分で磨き成長するのに対して、下位レベルの学生は普段の生活すらままならない。 大学には述べ6年在籍しているが、この3年間で2極化が一気に進んだと感じる。

入学後も中学、高校とは異なり、研究を通じたトレーニングが中心となる大学院では、学生間のレベルの差が急速に開いていく。至極当然なのであるが、普段の生活態度、研究成果の質と量、就職活動の結果は明確な相関がある。しかしながら、その相関、自分がどのレベルにいるかを知らないor知ろうともしない学生が増えた。この「わかってなさ」、「気付いて無さ」は教員から見てもかわいそうになるレベルであり、教員としても気付きのチャンスをコンスタントに与えるしか今のところ方法はない。ただでさえ勝負が早く決まってしまう傾向にある最近の日本で、修士1年で「もう勝負あり」の状態になってしまっている学生が増えてきた感が強い。

特に大学院入学の定員は変わらずに、少子化が進み、結局低いレベルの学生まで、大学院に入れてしまうのは、完全に大学院のシステムの問題である。私は大学のため、学生のため、自分のグループのためにも卒業の基準を(自分のグループに関してだけ)でも下げないようにしてゆきたいと思っている。

今年ももう少し

少し早いけれど、本日は研究室の忘年会。

私個人としては、今年の最後の授業を今日終えた。授業関係は一段落。新年度の準備は冬休み中にのんびりやることが出来る。

明日は1つの論文を再投稿し、来週もう一本の論文を投稿して、1週間海外出張で帰国して次の日に国内会議で発表すれば、年内の大きい仕事は終わる。

今年も何とか大きく体調を崩すことなく、健康に過ごすことが出来た。
プライベートでは年末に一つ大きなイベントがあり、来年度はさらに大きなイベントが一つある予定。またお知らせできればと思います。

Mozyを用いたバックアップ

私のメインマシン(MacBook Pro 13 inch 2009 mid)は750GBのHDDを搭載し、そのうちの約400GBがデータであるが、この中には今まで行ってきた研究の成果が全て詰まっている。(実際の実験データは3TB程度有るので、別のHDDに2重化しておいてある)もう既に論文になっている古いデータなどはともかく、最近の成果の詰まったスライド資料、書類のデータが消えてしまう事態はどうしても避けなくてはいけない。

私はTimeMachineで全てのデータを2ヶ月分くらいの履歴をとりながら、別のHDDにバックアップをとっているが、最近あったシステムクラッシュの際には、データはその外部のバックアップHDDのみに保存されているという不安な状態になった。特に全データ復旧の際にはHDDに通常よりも高い負荷がかかることは確かなので、その際にそのデータが消えてしまうのは耐え難い。

ということで、2週間前からオンラインバックアップサービスのMozyを使用している。ここではシステムとアプリケーションデータを除く全てのデータ(約340 GB)をバックアップすることにした。このサービスの魅力は一定のコストでバックアップできるデータの上限は事実上無限で(ただしコンピュータは1台に限る)、容量に気を使う必要がないところにある。

問題はネットワークを介したバックアップは非常に時間がかかるということで、2週間でようやく130 GBのデータ転送が終わったところである。全データのバックアップにはあと1ヶ月くらいかかりそうではあるが、安全なデータセンターにバックアップがあるというのは安心を与えてくれる。

またもう一つの問題は最新版のクライアントソフト(MozyHome Mac ver. 2.0.1)の使い勝手がよろしくない。常駐していて、急にファイルのスキャンをするので、バッテリーで使用する際にMozyのプロセスがCPUリソースを食ってしまい、その結果バッテリーの持続時間が短くなる。モバイルで使用する頻度が高い私にとっては大きな問題だ。

今のところ、最良の環境はMozyHome 1.62をダウンロードして、その自動アップデートを切った状態で使用するというパターンである。これだと勝手にバックグラウンドでバックアップが走り出すということがない。

Mac mini上のMac OS X Serverインストール

この1週間このサーバは少々不調でした。

MySQLサービスがロックされてしまい、WEB上で見つけた対策でも復旧できなかったことが原因ですが、この点に関しては位また完全な対策は見いだせないままです。

Mac OS X Serverなので、TimeMachineから過去のシステム状態に戻せばいいと考えたのですが、なぜか復旧中にエラーを出してしまうことが分かりました。

ここで試した手は
・OS DVDから立ち上げて、TimeMachineで復旧→途中でエラー
・Mac OS X Serverを立ち上げて環境を移行→途中でエラー

ちなみにMac OS X Serverの DVDでMac miniを起動させると、途中でカーネルパニックを起こします。これは非常に問題で、Appleのサポートに問い合わせようかと思っている。現在サーバのインストールはMac mini付属のOS DVDでMac OS X 10.6をインストールしてからMac OS X Serverにアップグレードするという手順でやっています。(面倒くさい)

結局、以前の2.5 inchに残っていたシステムをCarbon Copy Cloner(CCC)で丸ごとコピーして、再出発しました。なのでこのブログのエントリーもいくつか消えているわけです・・・。

現在のバックアップ状況は
・ファイル(過去の履歴も含む)はTimeMachine
・システムは1週間おきにCCCで別HDD
という2台のHDD(システム全体では3台)で行っています。

追記:
Time Machineを用いたバックアップからの復旧はServer本体ではなく、別のMacでも行うことが出来る。今回はMac miniは復旧出来なかったが、MacBookを用いれば復旧する事が出来た。