実験ノートはやはりA4だ。

新しい職場でようやく自分で実験装置にさわる時間が出てきた。新しい実験ノートを用意しようと思って、せっかくの機会であるから今までのA4から持ち運びしやすいB5にしようと思った。

しかし、これは失敗。実験の合間に処理する書類、ふとしたときに読む論文などがA4であるために、うまく荷物がまとまらないのである・・・。

僕はふとしたアイデアをノートや手帳にいつも書き込んでいるが、革製の手帳はともかく、ノートはA4でないとダメである、と痛感した一日でした。

最近は自分の周りのデータを全てデジタル化しようとしているが、こういうのにも惹かれています。

http://www.airpen.jp/

今日は大変だった

今日は7:00から仕事を開始して、10:00まで居残り。

論文の最終仕上げ

安全関係の仕事(実験室の有害物質のチェック、ドラフト風量測定)

学生の実験の手伝い

来週の実験のための試料作成(コロイドプローブ)

安全関係の書類のまとめ

と全て完了。

こんなに集中できたのは久々で、まだアドレナリンが残っているような気がする(笑)。

ふと思い出したのだが、中学生の頃から修士の時まで「キュリー夫人伝」を何十回と読み、自分なりにスパルタ的な生活を強いることでしか自分は成長しないだろう、ということが頭にすり込まれていた。

博士課程の時に自分はサイエンスのために生きているのではない、と初めてはっきりと感じることが出来て、それでも研究が好きで今に至る。ここ4,5年は「研究とは?」と考えながら、研究を続けているわけです。

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今日は21:00を回ったところで、上司と「学生が本気で就職活動していないから、すぐに決まらない。」という議論を学生とする(笑)。半分くらいは同感で、結局本人が自覚しないとダメなので、そこをどの様にして進めていくかということが問題。

こんな事を書くのも、やっぱりアドレナリンのせいでしょうか?

眠い週末


先週は学生の実験を中心にてこ入れ。その他の時間は例の論文の執筆に当てた。

半導体微粒子の発光に関しては少し急ぐ必要がありそう。一方、生体適合性材料表面の方はマイペースで研究を続けられそう。どちらも楽しみな研究だ。

土曜日は一週間の疲れがたまっていたのか、一日中、ほどんど昼寝で過ごしてしまった。起きている時間は自分の荷物の整理とIP電話の設定を行う。

今日は起きて久しぶりのjogをする。とても遅いペースで40分程度。ブランクがある割には楽であった。新しいシューズが軽いのと、先月よりさらに体重が2 kg減ったのが効いているようだ。しかし、膝が痛くなる現象はまだある。これはもうちょっとかかるかもしれない。

ボスからはここ半年、1,2週間に1回、プライベートアドレスにメールが来る。だいたいは音楽の話題なのであるが、“宮崎あおい”さんという女優の結婚がショックだとの内容があった(笑)。そういう話題を振られても分からないので、私はGoogleで調べて最低限の情報を得る(笑)。ある意味上司のおかげで研究だけの生活ではなくなっているのである。

無線LANを最大限に活用する


新しいAirMac Basestationを導入し、光ファイバーも通った。自宅サーバも時期に復旧するであろう。

しかし、マンションタイプ光ファイバーのモデムー>New AirMac Basestaionときて、無線LANを搭載していないHDDレコーダまではLANケーブルをひかなくてはいけない。しかし10 mのケーブルは壁の色に合わないということで、妻に叱られている。

ここで、以前使っていた旧Basestation x 2を活用し、何とか長いLANケーブルを使うのを避ける事に挑戦。


実はこれは簡単であった。WDSを使えばよいだけ。

大元をWDSメインに設定し、WDSリモート(旧AirMac)のMacアドレスを入力。そしてWDSメインのMacアドレスをWDSリモートに入力すればOK。

WDSとして繋がるまでに30秒ー1分くらいかかることがある。焦らず気長に待ちましょう。そうするとWDSリモートのLAN側のポートにPCを繋げれば普通にIPが割り振られ、インターネットに接続可能です。

P.S.

実は妻のWindows PCはWPA/WPA2のワイヤレスセキュリティーにうまく繋がらないという問題をもっていた。なので、セキュリティーレベルを落として使っていたのだ。しかし、Basestationを妻の無線LANアダプターとして使用することによって(うーん、贅沢)、この問題は解決。

P.P.S. 今はやりのPLCはコンセントを使えばこれが出来るのですね・・・。こういう目に遭ってみると良い技術だということが分かります。

走れていない&膝痛の原因


ここ2週間は全くjogが出来ていない。6/5に新しいシューズを買ったのであるが、全く使えていない。今日は19:00まで仕事をして、家に帰ったら少しニューシューズで走ってみようかと考えている。

シューズを買ったときに定員さんに指摘されたことは、着地してからけり出すまでに膝にひねりがあって、その癖がつくと10-15 km位で膝が痛み出すということだった。まずランニングフォームから直さないということだ。

前にも書いたが、新居の周りは非常に坂が多い。気を付けて癖を直していかないと・・・。

いやいや忙しい・・・


着任して2週間が経過しましたが、予想通りというか、予想を超えたというか、とても忙しいです。良いところは今のところは朝7時から夜の7時まで頑張れば何とか仕事を片付けられるということ。そこからはもう頭があんまり働かない。知的持久力がもう少しあれば・・・。

論文の執筆は本当にゆっくりと進んでいます。本当に1つ1つの単語、文章のつながりなどを考えながら。このような雑文を書くときとは正反対のattitudeで進めるので、実は気分転換になっています。

Keicoさんが本ブログのタイトルについて言及してくれた。実は本ブログのタイトルはJoe SatrianiのStrange Beautiful Musicからとったのです。奇妙だけどなかなかいい人生、を目標にしようとつけました。

インターネット開通、WWDC 2007、ディスカッション、最近の生活

昨日ようやくインターネットが開通しました。テプコ光のマンションタイプで、下り72 M、上り17 Mでした。全住居での3MのADSLに比べたら、やはりストリーミングの速さが違いますね。奥さんはAppleのQuicktimeのHDギャラリーにはまっていました。

以前と比べて外部から大学内のネットワークへの接続が容易になり、自宅から文献検索なども問題なくできるようになりました。これは、大学の研究環境の改善という意味ではとても大きいことです。もっと評価されるべきだと思います。

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WWDC 2007のkeynote speechが終わっていました。WWDCという会議の性質のせいか、ハードウェアに関する発表はなく、シークレットにされていたLeopardの機能に焦点が絞られたようです。Dockが新しくなったこと、FinderでもiTunesのようなCover flowが実現されたことなど、考えてもいなかったけれど、必然的な革新(いい表現が思い浮かばない)に脱帽です。何にユーザが感動するかMSも見習って欲しい。

基調講演のQuicktimeはまだ見ていません。今週末に見られるかは微妙ですが、楽しみにしています。

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今週は6:30に職場について、そこから18:30まで昼食時間を除けばぶっ通しで仕事をしています。如何に研究所生活が生温かったかを思い知っているわけですが(笑)、やはり充実感が違います。

今週に1つの山がある。着任直後の手続き、学会の締め切り、論文の最終仕上げ、研究計画の仕上げ、がやり遂げなくてはいけない事柄。その後、発表資料(内部発表、出身研究室のゼミ旅行用、研究会)の作成・・・。もちろん、その合間に学生とのディスカッション、実験のサポートなども入ってきます。とりあえず、夏休みまではかなり頑張らなくては、という感じです。

初ディスカッション

昨日は学生と初めてのディスカッションをしてみました。

教員と学生が1:1で議論するのではなく、1人の研究目標からそれにたどり着くためのアプローチを他の3人と一緒に議論して研究スケジュールを決めている。最初は骨の折れる作業だけれども、全員でよい方向に向かうような雰囲気が出来ればと思っている。出来れば学生には学費を払っていれば学位をもらえるという消費者の視点で研究を行ってもらいたくない。学費も含めて十分に暮らしていけるだけの給料が大学院生に支払われていない、というのが諸悪の根源なのだが。こんな先進国は日本だけなんだけど・・・。

来週は今回のメンバーも含めて、留学生の研究についてディスカッションを行う予定。

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結構焦点が定まっている状態

5/27から自宅にはインターネット接続が無く、家ではもっぱらギターを弾くか仕事をするかなのであるが、その分職場でネットサーフィンをするわけでもない。何というか以前自分が欲しかった情報を今はそんなに欲していないという状態。

ちょっと見ない間にAdvanced [es]も発売されたし、有機LED、Santa Rosaを採用したMacBook Proも発表されたが、気付かなかった。さすがに6/11のWWDCはチェックするのだろうが・・・。

昨日までに色々あった雑務をだいたいこなすことが出来ました。来週から本格的に研究を開始することが出来るでしょう。しかし、学生指導の合間を縫う形となるので、そこはちょっと様子を見ることが必要。

今の生活スタイルは5:00前後に起床、7:00に職場到着。メンバーの何人かはもう仕事を開始している。そして18:00に疲れ果てて職場を去る、という感じです。

昨日は高校時代の友人が准教授に内定したとの報告があった。うーん、凄いです。とても刺激になりました。とりあえず、その友人との再会を楽しみにしています。

着任して3日

ようやく着任して3日目で様々な事務手続きを完了。学生達とのディスカッションを楽しみながらやっている。「それぞれの学生のレベルに合わせるように。自分のレベルを押しつけない。」というのはボスとの約束なのであるが、時々、「いや、それはそうではなくて・・!」というのを言いかけて思いとどまり、ゆっくりと説明を始める・・・、の繰り返し。

自分の大学院時代はどうであったか?当時、自分が一番辛かった部分をサポートできるか?と考えて行動しているつもりだが、環境が違うと悩む点も違うのであろうか?日々疑問の数は増えつつ、それでも日々の仕事を淡々とこなしつつ、粛々と研究室の状況を把握しようとしている毎日です。