未だ予算問題が・・・

昨日は年度最終日にもかかわらず、予算の問題を解決できず。

事の発端はこうだ。

  • 29日 科研費が252円余っている。全部使え、とのこと。この時点で使えるのは立て替え払いか、ネット調達のみ。ネット調達を選択。
  • 30日 ネット調達で買ったものが、消費税が入って262円に。科研費では支払不可能。運営交付金から支払う。その後、252円は返還することにする。
  • しかし、事務から1円も残さずに仕えとの命令が。今年度残り5時間(笑)。
  • ネット調達で税抜きで240円を使い、思わずガッツポーズ。
  • その後、4月に納品されたものは18年度予算としては認められない、との連絡が・・・。
  • その後、過去に運営交付金で買ったものから、252円分を科研費に割り当てることが出来ることが判明(早く言ってよ!)。

月曜日、私の机の上には運営交付金で買ったメモ帳とプラケースがのっているでしょう・・・。

これも全て単年度予算の弊害で、予算の繰り越しが出来たりするならば、実験装置などの購入にも選択肢が出来て、研究もスムーズに行くのだろうなあ、と思います。

もうちょっと柔軟なシステムになれば、今ではとても一般的になってしまった(笑)、業者にダミーの装置を持ってこさせたりするような変な習慣もなくなるのにねえ。

Logicもアップグレード?

音楽関係でもう一つ重要な情報がある。それはLogicがアップデートされるという噂。

僕にとってはLogicは炊飯器と同じくらい重要な物で(笑)、Firefoxと同じくらい稼働率が高い。しかし、ほとんどPoweMac G5で使用していて、MacBookでは使う機会もあまりないのでcrossgradeは先週くらいに少し考え始めたばかりであった。しかしApplelinkageによると大幅なアップデートがあるみたい。これも楽しみ。

「Logic Pro」、間もなくアップデート?

AppleInsiderでは、Apple Inc.が、オンラインストアで「Logic Pro 7.2 Crossgrade」の販売を終了しており、近いうちにアップデートするかもしれないと伝えています。新しいLogicは、3月28日から31日までドイツ・フランクフルトにて開催される「MusikMesse」にて発表され、新しい名称になるといわれています。(※Appleは、ProアプリケーションのUniversalクロスグレードの受付を3月19日で終了しています。)

その他、自分にとっては重要ではないが、BootCamp 1.2 betaがWindows Vistaをサポートするようです。ハードウェアの構成が決まっていると、こういうサポートは早いですね。

ついにVGの新機種発表 (VG-99)


かなり重要な情報なのだが、あまりに仕事熱心だったので(笑)、2ヶ月も気付かなかった。

http://www.roland.co.jp/GK/index.html

http://www.roland.co.jp/products/jp/VG-99/index.html?products/mi/VG-88.html

発売時期は4月で価格はオープンプライスで14万円程度であるという。“絶対に必要な”フットコントローラーFC-300は3万円程度。これは絶対に両方購入予定。

思えば私のVG歴は約10年前のVG-8から始まりました。伝道師&師匠がこだわっていた音をひずませてテンションコードがひけるというポリディストーションにはあまり興味が無く、やはりギター1本でフルアコの音まで出せるということで、荷物が少なくなる、というのが一番のメリットでした。

その後、私は原点回帰で写真のようにギターー>GT-5->アンプという、とてもシンプルな構成に落ち着いていたのですが、ここに来てVG-99の発表があり、かなり興奮しています。

かつてのVG-8, VG-88は本体、ペダルが一体化していて、師匠のように無理矢理ラックマウント、さらに本体を無理矢理ラック化、といった荒技が世間では行われていましたが、今回の本体はラックマウント可、外付けフットコントローラーは、まさにユーザの要望を反映して開発がされたことが明らかです。

さて、ここまで来たらメインのJS1000を“GK ready”にしなくてはならないのですが、GK-3は最近の薄型&フラットな指板にも対応しているらしく、早速取り付けてみようと思っております。

師匠によるナイスな過去の外部参照記事:

http://www.uprize.jp/VG/VG.html

folding@home cellプロセッサの威力

分散コンピューティングプロジェクトのfolding@homeで、cellプロセッサが圧倒的なパフォーマンスの高さを見せている。CPUあたりのパフォーマンスは単純計算で5-10年くらいの差があるようにすら思えてしまう。

http://fah-web.stanford.edu/cgi-bin/main.py?qtype=osstats

OSはLINUXになってしまうのだろうけれども、小型PCをどこかが売り出してくれれば、意外と売れるのではないかな??

おすすめノートPC


おすすめノートPC、というか自分が気に入っている&欲しいものを書いておく。

自信を持って人に勧められるのが、Let’s noteシリーズhttp://panasonic.jp/pc/で、軽さ、バッテリーの持ちは最高レベルだ。あまり評価されていないのか話を聞かないが、バーテリーを80%までしか充電しないというモード(ECOモード)があって、当然ながらバッテリーの持ちは悪くなる分、可能な充放電回数が飛躍的に伸びるというのは、実はお気に入りの機能(?)だ。

Y5というシリーズを使っているが、ディスプレイの大きさからは考えられないほど軽い。最初は箱に商品が入っていないのでは?と思ったくらい。80%の充電でディスプレイの輝度を落とせば約5時間くらい持つ。

僕はWEBカメラを結構使うので、カメラ付きのモデルが出たら完璧なのだけれど。

次に欲しいと思っているのが、WEBカメラ付きのSONY VAIO Sシリーズなのだが、Y5と比べてディスプレイの解像度が低い点が気にならなければ、おすすめだと思う。個人的に気に入らなかったのは、リターンキーの右側にキーがあって、このキー配列だとリターンキーを押す際、右側のキーも押してしまうことが以前よくあった。でもデザインがよいので、惹かれています。

僕はMacをメインマシンとして使っているので、WindowsノートPCの軽さはうらやましいと思う。しかし、実際使ってみて、目的のフォルダーへのアクセス、最近使用したファイルを条件で探せるスマートフォルダなどの機能、画面の美しさ、Unixアプリを使用するためのターミナルがWindows XPに無い分、メインマシンはMacになってしまう。

しかし、Windows VistaでLabViewが動かないのは僕にとっては致命的だ。せっかく色々と作った計測制御系が動かなくなってしまうのは、どうしようもない。

24th Mar. shutdown day


http://www.shutdownday.org/

24日は最近の仕事の状況を考えるとshutdown dayなどあり得ない、と考えていたのだが、早朝から人と打ち合わせ、その後テニスに行き、家に帰ってきて夕飯を食べて寝てしまい、結局shutdown dayになってしまった(笑)。

1月末から整体に行き始めてから、学生時代に故障した肩の調子はすこぶるよろしく、サービスを打つときに思いっきり肩を回せるようになったのが素晴らしい。体の使い方がうまくなったのだろうか?学生時代よりもサービスの切れは良くなっている。左右の肩の上下運動、腰の回転、手首の内転のタイミングが良くなれば、さらにサーブはキックしてくれそうだ。

今日の天気はまさに春の嵐で、自宅にこもってゆっくり論文の整理をする予定。

全日程終了!

ようやく全日程を終了し、もう少しでSan Franciscoを出発し、日本に帰国いたします。

今回の旅は自分のこれからの研究スタイルを考え直すきっかけになただけでなく、「研究とは何か?」など根本的なことに関しても考える時間がとれたことが、私にとっては収穫でした。今回の旅の途中に考えたことはノートにたくさん書き留めたのですが、今回の旅で得た財産なので、じっくり熟成して自分の中でまとめようと考えております。

ようやく家に帰って、日本食を食べ、日本語を話し(笑)、ギターを弾く時間がとれると思うと楽しみです。

帰国翌日から通常勤務開始なのですが、数日は時差ボケに苦しむのでしょう・・・。

Mac OS X 10.4.9アップデート

今朝、ホテルでMacを立ち上げたらMac OS X 10.4.9のアップデートが公開されていました。これで10.5 Leopardリリースまでの最終アップデートが出たことになり、後はセキュリティーアップデートを除けば、Leopardの発売を待つのみとなりました。噂では3月下旬から4月上旬らしいので、心して待つことにします。

M.I.Tでピエゾを使わないSTMを見た!!

今日は憧れの(?)MITを訪問した。

気品あるHarvardとは異なり、MITは「マニアの集団」という感じで、自分にとってはどこか落ち着いた雰囲気を感じることが出来ました(笑)。

訪問した研究室はspace nano engineering labで、NASAとの共同研究で(NASAから予算をもらって)衛星に載せるX線検出器を開発していたり、光の干渉を利用して、今までよりもさらに細かいリソグラフィーを行う、といった研究を行っていました。Harvardで訪問した研究室よりも機械工学に寄った研究室のため、主要な実験装置はhome madeのものが多く、かなりのこだわりが感じられました。

ここで一番衝撃的だったのは、ピエゾ素子を使わないSTMでした。磁気を用いて試料位置をnm以下でコントロールでき、電源周りを含めると将来的には50万円ほどでSPMシステムを提供する、という目標に向かっているというプロジェクトで、制御電流による発熱の問題はあるものの、それも解決に向かっていました。本当に5年くらいで実用化しそうなので、今後が楽しみです。試料位置が本当に線形的に制御手来ているのか?を聞き忘れてしまいましたが・・・。

研究室訪問後MITの生協に行きましたが、Harvardの生協と異なり、冗談交じりの商品をたくさん扱っているのが印象的でした。これも校風を反映しているのでしょう。

そういえば、MITの学生がドーム型の屋根を持つ図書館をスターウォーズのR2D2にしてしまったり、そのてっぺんにパトカーをおいたりするいたずらが毎年行われる、という話は有名です。ここら辺のユーモアが研究での独創性に繋がっているのでしょうか?