学会を終えて


学会を終えて1週間ぶりに職場に復帰します。

学会の感想は後でまとめておいた方がよいかもしれない。

今週、とりあえずやらなくてはいけないのは、

・戻ってきた論文を直してエディターへ返信

・1週間の学生の実験結果を見て、次のステップを確認

・出張費の処理

・科研費の状態の確認+PCパーツの購入

徐々に進めて行かなくてはならないのは

・科研費のドラフトを完成させる。

・そのためにいくつか試し計算をする。

・Igor Proをもうちょっと使えるようになる。

・そして近接場の計算

9月中に行わなくてはいけないのは

・研究所からの薬品の運搬

・・・

というところでしょうか?

New iPods

噂通り9/6の早朝に発表されました。

iPod Shuffleはほぼそのまま。

iPod nanoはiPod Classicの形を踏襲するように形状がアップデートされた。

iPod ClassicはHDDの最大容量が160 GB

iPod TouchはiPhoneから電話機能を抜いたもの、

というようになっている。

自分にとって興味深いのはiPod Classicの容量が160GBになったことで、これで自分の音楽ライブラリー(90 GB)を全て納めることが出来るようになった点に、一種の安心感を感じてしまう。ようやく、という感じです。(一方、MacBookのHDDの最大容量が200 GBというのには満足していないが、年末には320 GBのものが選択できるようになるでしょう。)

今回の目玉のiPod Touchであるが、iPhoneが使えない地域へのプレゼントというところでしょうか?米国ではiPhoneとiPod Touchの価格は8 GBモデルは両方とも$399となって、少し不思議な価格設定です。iPhoneを買ってもらうためでしょうか?

また、iPod Touchにはメールソフトが付いていないことが致命的ですね。これはアップデートを期待します。

どれを選ぶかというと非常に迷うのだが、まあ店頭で見ながら、今使っているiPod Shuffleが壊れたときに考えるのでしょう。iPod Touchで色々できることが分かっていても、Fonがそんなに広まっていない現在、WiFiはなかなか捕まらないし、やっぱり何かをするにはMacBook Proが必要なのです。

P.S. Appleの初回ロットには何度かひどい目に遭わされましたが、iPod TouchはiPhoneの蓄積がある分、泣かされることはないのでは、と考えています。

学会で北の大地へ

ゼミ旅行から帰ってきた翌日、今度は学会で北海道に来ています。

初日は夕方札幌駅に到着した直後に、荷物を持ったまラーメン共和国で軽く一杯食べてホテルへ。発表の準備を部屋で粛々と行い、ビール一缶飲んで就寝。

翌日のシンポジウムの発表では質問してくれた人は2人。しかし、セッション終了後、企業の方が「非常に興味を持っているから是非一回、ディスカッションして一緒に仕事をしたい。」との申し出があった。計算するとだいたい1000人に1人くらい興味を持ってくれるようだ(笑)。

実際、こういう申し出は非常に有難く、「見てくれている人はどこかにはいるのだなあ。」と実感することができる。研究者をやっていて幸せだった、と思える瞬間だ。

今日も飲みに行かずに宿に戻って、仕事を進める。一区切り付いた後の(付かなくても)のビールが楽しみだ。

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札幌駅前のヨドバシにEOS 40Dの展示があった。なかなか良いですね。D3とD300は11月以降になるようだ。松村太郎さんがD300の良さについて語ってくれているが、どうなのでしょう?一眼レフで枚数に気を遣わずに写真を撮るという感覚をまだ味わっていない僕にとっては、購入する予定が無くとも動向は気になるのです。

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こうした学会中にも、学生から実験データ、その他ディスカッションのメールが送られてくる。投稿中の論文に対するreviewerからのコメントも届いた。タスクの量は多いけれども順調に進んでいる。私のAir EDGEは128 kb/secの通信速度しかないので、大容量のメールは受信できていません。返信はしばしお待ちを。

休みが明けてゼミ合宿へ

1年に一回のゼミ合宿である。研究室との関わりは4年にもなるのに諸々の理由で参加は2回目。

セミナーで発表したのはまたまた先輩の研究員の方々なのであるが、研究のアクティビティーといい、研究に対する(というか人生かも)真摯な姿勢にまたまた軽いショックを受ける。

自分の研究は次の4,5年でどこまで持って行けるのか?いや良い方向に持って行けるはず。

その後、准ボスにIさんと並んでいつもの人生レクチャー。やはり私は視野が狭いらしい。しかし狭い分だけ人より幸せだともいわれた。

自分の最大の強みは、人と自分を比較して失望することがほとんど無い事だと思っている。これもドイツで人の数だけ人生があるということを思い知ったからだろうか?

2日目のボスの話はもっとショッキングだった。そしてその話を聞いてここ数年のボスの状況を知ることができ、「あのときは・・・」というのが頭の中でいくつが繋がり、ようやく少し上司が理解できたという感じでした。

プロジェクトの最終年度であったのでこういう話をしたのだろうか?特に今いるメンバーの中ではこれから最も長く一緒に仕事をしてゆく僕にとっては、あまりにも生々しすぎる、そしてボスの違う一面を見た時間でした。

学生にはメッセージは伝わったのだろうか?

それもボスは気にしていないでしょう。そういう人です(笑)。だから僕と相性がよいのかもしれません。

ようやく20 km


16:00jog開始。だんだん涼しくなってきて、ようやく20 kmを走れるようになった。しかしフルマラソンの半分の距離。これを2回走るなんてまだまだ信じられません(笑)。

走り始めて1時間くらいたつと、膝の違和感などが無くなり(気温がさらに下がったせいもあるが)、楽に景色を楽しみながら走ることができます。このときには何気に研究のことなんかも考える事もありますが、やはりjogの途中のアイデアはあっと今に忘れてしまいます。

しかし、jogの途中の一番良いところは、自分の考えが謙虚になっている点ですね。なぜか分からないですが・・・。そういう意味でもjogはストレス解消になっているような気がします。もっとも自分が何にストレスを感じているかも定かではないですが・・・。

夏休み明けの一週間


月曜

夏休みが終わり、急に秋の雰囲気になってきたと思っていたのですが、まだ夏休みの学生も多く、ゆったりとした雰囲気で仕事を再開した。

なんだかんだいって、休み中も色々と調べ物をしていたので、休みボケになることなくうまく後半戦のスタートを切ることができたと思う。

火曜、水曜

廃液、廃棄物回収を学生に手伝ってもらう。その後9月の学会のプレゼンの準備。学生の発表資料のチェック。水曜はボスも含めて居室で飲み会。

木曜

研究所で学生と実験。ようやくここまでたどり着いたという印象。次回からようやくデータを取り始めることができる。

金曜

デスクワークの合間に停電対応。ミーティングの後、学生の発表練習。実験を手伝ってその後、残務処理。

と、ここまで日々の記録を読み直して、何となく他のことに自分のペースを握られてしまっている印象。もうちょっと自分の軸がぶれないようにしなければ、と思っている矢先に9月の学会シーズンが始まります。

PowerShot G9

G7の発売から1年足らずでPowerShot G9が発売された。

ちょっとこのサイクルの速さには少しびっくりしたが、G7との違いは画素数が1000万から1210万画素になったことと、RAW記録が復活したこと。G7で廃止されたバリアングル液晶は復活しなかった。

RAWはそんなに使わないので私は当分はG7のまま行くことにします。

今週発売されたデジタル一眼レフ新機種

今週は久々にCanon, Nikonのデジタル一眼レフの新機種が発表された。Canonは僕が2年くらい前に購入を検討していた中級機EOS 30Dの後継機のEOS 40D。Nikonからはフラッグシップ機のD3とEOS 40Dの対抗馬のD300なのであるが、D300の方がCMOSの解像度が1230万画素と高い分だけ(?)実勢価格が3万円ほど高くなりそうだ。

一時はとても欲しかったデジタル一眼だが、最近はコンパクトカメラで十分なので、かつてのデジタル一眼レフ熱は収まってきている。

熱が冷めてしまった原因はやはり今回の新機種を含めてCanon, Nikonからの新機種に魅力があまりないからだと思った。

今後必要となるデジタル一眼レフの重要な機能の一つに「手ぶれ補正」があるが、Sony、PENTAX、Olympusがボディに内蔵しているのに対し、Canon, Nikonは未だレンズに内蔵している。

これはレンズに対して同じコストをかけるときに、Canon, Nikonは手ぶれ補正機構の分だけ、レンズの材料費を削る必要が出てくるのではないか?

当然、レンズの質が悪くなるので、今後発売される手ぶれ補正レンズにはそのような印象を持ってしまう。あるいは同じスペックのPENTAXのレンズなどと比べてただ単に価格が高くなってしまうのか?

Canon, Nikonのデジタル一眼レフは、レンズ資産がある昔からのユーザに支えられてしか生き延びるすべはない、というようにはなって欲しくない。

1つフォローすると、Canon, Nikonのカメラは「精悍さ」があってデザイン的にはとても好きです。

大学院入試

生まれて初めての大学院入試の試験監督をしてきました。試験時間1時間の外国語の試験に当たったので良かった。専門科目になると2時間半になってしまうので。

うちの専攻では受験者数は35人。去年は70人くらい、そして10年前は100人程度たっだらしい。

現在は少子化で大学院間で学生の争奪戦が激化しているらしい。世の中どこに行っても競争からは逃れられない雰囲気になってきた気がします・・・。

受験生は(当たり前ですが)真剣そのもので、自分も10年くらい前にはこういう事をしていたんだなあ、と思い出しました。