東京大停電 その3


やっぱりこのような事故が起きると、「人々はどうであったのだろう?」という疑問がいつもわいてくるが、

ニューヨーク大停電(2003)の時には、大きな略奪などもなく、市民は助け合いながら、停電の回復を待っていたらしい。そして、10ヶ月後には、停電の影響か(?)、ちょっとしたベビーブームにまでなったらしい。ろうそくの火というのはムードを高めるのでしょうか?

一方、東京の停電では停電した時間が短かったせいもあって、パニックは起こらなかったらしい。しかし、賠償を求めて駅員との激しいやりとりをした人がちらほらいたとか。「誠意(お金?)を見せろ!」と駅員に迫っていた人もいたと聞いた。

先日のヒースロー空港の同時多発テロ未遂では、その日の便の多くが欠航し、予定を数日単位で狂わされた人が多かった。でもインタービューを聞いていると、「やはり命には代えられない。」というコメントが多かった。

人間、トラブルの規模が小さいほど取り乱すようです。

東京大停電 その2


そういえば2003年8月(僕たちがドイツから帰国する直前)にニューヨークマンハッタン、カナダ東部の一部を含む地域で停電が起こった。

このときの停電時間は36時間であったが、東京の停電は数時間で交通機関も含めて回復したことを考えると、電力会社の救急時での対応能力はすごいと思います。

自分の中で一番印象的だったのは、あの細いケーブル数本で首都圏の電力をまかなっているというところ。27万ボルトという電圧を考えても、あの数本のケーブルが首都圏のアキレス腱になっているというのはすごいと思うのです。そしてもしそこが(仮にテロなどで)破壊されても、迂回ルートで電力を供給できるというのが素人の僕にはあまりイメージがわきません。

(そういえば前の職場でもキャンパス全体の電力が、数本の高電圧電線で供給されていたのを思い出しました。)

(そして、夏休みに入ってから、落雷などで何度か停電があったので研究所の装置がちょっと心配なのです。)

東京大停電


久々にまとまった休日が取れて、ゆったりと過ごしている。

昨日までは妻の実家にお世話になったり、千葉の房総半島を写真を撮りながらドライブしたり、新しい本棚を組み立てたりして今日に至る。

東京を中心に大停電が起こっていることは、車の中でラジオを聞いて知った。FM放送ではほとんど取り上げられていなくて情報を得るのは困難で、逆にAM放送では9:00の段階で特別番組が組まれていた。

うちの車はTVも受信できるが、テレビの方はやはり柔軟性が低く、有益情報はあまり入ってこなかった。

一方、AMラジオではリスナーの情報が次から次へとFAXで届けられて、午前9時過ぎにはクレーン車と送電線の接触が原因であることを突き止めていた。

今回ほど緊急事態でのラジオの力を思い知らされたことはない。まあ、テレビをあまり見ない僕にとっては、テレビとラジオを比べることは意味がないのだけれども。

終業式


明日が夏休み(9日間)前の最終出勤日だが、何とか装置の立ち上げをいいところまで進めることができた。研究テーマはかなりチャレンジングなもので、うまくいけばNature, Scienceなどにもチャレンジできるだろう。結果がまとまるのは1年後くらいだけれども。以前の業績を量産するというスタイルではなく、腰を落ち着けてやっているので、毎日何かしらの発見があるのでうれしい。

さて、連休中はいろいろやりたいことがあるので、ほとんど家にいると思います。Skypeその他のIMであればリアルタイムでつながるでしょう。あと、前の職場の残務処理もする必要があるので・・・。

決まっていることは

1.ちょっと勉強

「表面反応の微視的機構」を読む。内容は今では古いのだけれども、表面科学の基礎をまとめた良い本であったので買いました。

2.結晶構造の勉強

ブランクがあってちょっと忘れていることがあります、論文を読んでいてもわかったふりをしてさくっと飛ばしてしまうことがあります。Physics at Surfacesと併用して少し勉強してみる。何というか、ほとんど仕事に関することですねえ。

3.写真を撮りに行く

今年の夏は南房総と大洗に海の写真を撮りに行きます。

4.ギターの練習

単に毎日やっている練習の延長です。

とまあ、結構僕は休日でもかなり綿密な計画を立てて行動することが多いが、今年の夏休みも充実したものにしたいです。

実は家にいることを利用してやろうとしていることで、リストには挙げなかった項目があるのですが、それに関しては別のエントリーで・・・。

GMailで捨てアドレスを作る


今まで全く知らなかったのであるが、GMailで捨てアドレスをいくつでも作れるようだ。以下参照。

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0608/07/news022.html

 

使い捨てアドレス専用機能ではないが、Gmailでもちょっと工夫すると似たような使い方が可能になる。1つのアカウントで複数のメールアドレスを利用できるのだ。

 

サンプルアドレスを、google@gmail.com とした場合 使い方         アドレスの例         

“.”を入れる goog.le@gmail.com

“+”を入れる google+spam@gmail.com

 Gmailのメールアドレスは実はこのように変形しても、同じアドレスにメールが届く。つまり“.”をどこに加えても、また“+”より後ろの文字もメールアドレスとしては認識しない。

 一方で「送信先アドレス」の欄には、“.”や“+”が含まれたメールアドレスが表示される。そのため、「google+サービス名 @gmail.com」というアドレスで各種サービスに登録しておいて、もしそのアドレス宛てにスパムがくるようになったら、「google+サービス名 @gmail.com」宛てのメールを迷惑メールに振り分ける設定を行うという技が使える。

これは便利そうであるが、今の僕にはあまり必要がない。そんなにいろいろなところに登録していないし、スパムメールは100%でフィルタリングされているから。むしろ、交友関係でアドレスを選び、アドレスによって人脈ごとにメールを整理?いや、強力な検索機能があるからそれもいらないか・・・。しかし、覚えておいて損はないtipsだと思う。

雨上がり(台風7号が去って)


台風7号のせいで朝からかなりの量の雨が降っていたが、夕方5時くらいにはようやくやんだ。最近は18:30には研究所を出るが、日がどんどん短くなってきているのがはっきりと感じられる。このタイミングだと、つくばエクスプレスの中でちょうど夕日を楽しむことができる。つくばエクスプレスの窓は普通の電車の窓に比べかなり大きく、また窓を分割する枠が無いので、”ちばらき”の壮大な景色を楽しむことができる(笑)。

昨日は、4席のボックスで夕焼けをひたすら写真に撮っていて、向かいに座っていた4歳くらいの女の子が怪訝そうにみていたが、撮った写真を見せてあげると喜んでいた。その母親も久しぶりのきれいな夕陽に釘付けになっていた。

きれいな光景があるとなぜか、周りの人との連帯感が生まれてしまう、久々に味わった感覚でした。

WWDC 2006開幕

日本時間8/8午前2時時からSteve Jobsの基調講演が行われるが、直前大胆予想(自分の希望)をしてみたいと思う。項目は

http://www.applelinkage.com/wwdc/wwdc06.html

に倣った。

■Mac OS X v10.5 “Leopard”

「Mac OS X v10.5 “Leopard”」の機能

PowerPageが、「Mac OS X v10.5 “Leopard”」に関する情報とスクリーンショットを掲載しています。Leopardには、「Spotlight 2.0」「Dashboard 2.0」「Safari 3.0」「iChat 4.0」「Automator 2.0」「QuickTime 7.2」「Mail 3.0」「iCal 3.0」「Address Book 5.0」が含まれるようです。

Leopardについての発表があるのはもちろんだが、実際興味が集まるのはWindowsのエミュレータが搭載されるかどうかでしょう。Boot Campもいいのだが、実際の使い勝手を考えるとParallels Desktopのような(しかも速い!)が搭載されるといいですね。サポートが大変そうなので、ハードウェアのサポートは無し。

■Mac Pro

Apple、WWDC 2006でIntelへの移行を完了

Think Secretでは、Apple Computer, Inc.が、WWDC 2006で、「Mac Pro」とIntelベースのXserveを発表し、Intelへの移行を完了するようだと伝えています。「Mac Pro」は、筐体が新しくなり、顧客がMac Proと現行のPower Mac G5を識別できる程度の変更が加えられているようです。Mac ProとIntelベースのXservesは、3-4週間中に出荷される見込みのようです。IntelベースのXservesは、デュアルコアXeonプロセッサを搭載するようで、Mac Proについては、全モデルにXeonプロセッサが搭載されるという情報と、ローエンドモデルにCore 2 Duoプロセッサが搭載されるという情報に分かれているとのことです。Xserveは、Mac Proよりも早く入手可能となるようで、Appleのサイトでは、既に新しいXserveが導入されているそうです。Appleは、十分な量のCore 2 Duoプロセッサを確保しておらず、疑いがあるが、WWDC 2006でCore 2 Duoプロセッサを搭載した「MacBook Pro」などが発表されるの可能性もあるとしています。情報筋によると、Appleは、新しい23インチと30インチの「Cinema Display」を準備しており、30インチを超える新しいディスプレイも準備しているとのことです。「Mac OS X v10.5 “Leopard”」は、64-bitとIntelプロセッサに最適化され、Finderには多くの目立った変更が加えられるようです。WWDCで、発売日が発表される見込みはなく、現在の開発状況によると、2006年末までに発売されることもないとのことです。iTunes Music Storeのムービー・レンタル・サービスと、容量が増え、複数のカラーが追加され、金属の筐体を採用した第2世代の「iPod nano」をWWDC 2006で発表するようだと伝えていましたが、発表を9月に延期したようです。

Mac Proの発表も間違いないでしょう。筐体はBlue-ray対応になるんでしょうね。Mac miniとMac Proの中間のモデルが出てくれると良いのですが・・・。

それと今年度末までに8 core位積んだMac Proの発表待っております。職場で並列計算機を作っていろいろ計算をする予定なので・・・。(システムの名前までは決まっている。)

WWDC 2006で、Xserve、Mac Pro、新しいディスプレイなどが発表される?

MacRumors.comでは、WWDC 2006の基調講演の発表内容に関する未確認情報を掲載しています。情報筋によると、Appleは、Xeonベースの「Xserve」を発表するとのことです。スペックについては不明とのことですが、熱対策のため3GHzのXeonプロセッサの採用は見送られるようです。「Mac Pro」には、Core 2 Duo(Conroe)とXeonチップが採用されるそうです。また、Appleは、コントラスト比が最大1:1000、iSightsを内蔵し、 Apple Remote用のIR (赤外線) センサーを搭載した新しいディスプレイも発表するとのことです。さらに、デザインを若干変更し、Core 2 Duo(Merom)にアップグレードしたMacも発表されるようです。「Mac OS X v10.5 “Leopard”」は、ユーザインターフェイスが変更され、ビジネス向けの機能、「Safari」の改良、「OS 11」の基盤となる機能などが追加されるそうです。

ディスプレイに対する要望としては、入力が2系統あるといいです。iSight内蔵でも良いのだけれどiSightはあるし・・・。

「Mac Pro」、Power Mac G5と同じ筐体デザインに

AppleInsiderでは、Apple Computer, Inc.は、「Mac Pro」に新しい筐体を採用せずに、現行のPower Mac G5の筐体を若干変更した筐体になるようだと伝えています。Mac Proのロジックボードは、Power Mac G5のものとサイズ・形状が似ているようです。情報筋によると、Mac Proは光学式ドライブスロットを2つ搭載し、Power Mac G5では下部にあった電源は上部に配置されるとのことです。追加された光学式ドライブスロットは、ドライブが空の状態で出荷され、ユーザがBlu-ray やHD-DVDドライブを増設できるようになっているようです。また、現在出回っているMac Proの未確認のスペックシートを掲載しています。

Mac Pro

Good

Better Best

2GHz デュアルコア Intel Xeon

2.33GHz デュアルコア Intel Xeon 2.66GHz デュアルコア Intel Xeon×2基

4MB共有二次キャッシュ

1,333MHzフロントサイドバス

512MB 667MHz DDR2メモリ 1GB 667MHz DDR2メモリ

ATI Radeon X1600 Pro 256MB GDDR2ビデオメモリ ATI Radeon X1800 GTO 256MB GDDR3ビデオメモリ

250GBシリアルATA、7200rpm 320GBシリアルATA、7200rpm

2層記録対応16倍速SuperDrive

PCI Express拡張スロット×3基、4レーンスロット×2基、8レーンスロット×1基

FireWire 800ポート×1基、FireWire 400ポート×2基(うち1基は前面)、USB 2.0ポート×4基(うち1基は前面)、USB 1.1ポート×2基(キーボード上)、内部ハードドライブベイ×2基(うち1基は装着済み)

光デジタルオーディオ入力、光デジタルオーディオ出力、アナログオーディオ入力、アナログオーディオ出力、前面ヘッドフォンミニジャック、内蔵スピーカー×2基(キーボード上)、内部ハードドライブベイ×2基(うち1基は装着済み)

10/100/1000BASE-T Ethernetポート×2基、統合型ワイヤレスアンテナ、AirMac ExtremeおよびBluetooth 2.0 + EDR

Apple Keyboard、Mighty Mouse、USB延長ケーブル、DVI-VGAアダプタ

1,799ドル 2,499ドル 3,299ドル

リアルですね(笑)。私が今使っているPowerMac G5などが完全にかすんで見えます。まあ、とても愛着はあるのですが・・・。

■Xserve

WWDC 2006で、Xserve、Mac Pro、新しいディスプレイなどが発表される?

MacRumors.comでは、WWDC 2006の基調講演の発表内容に関する未確認情報を掲載しています。情報筋によると、Appleは、Xeonベースの「Xserve」を発表するとのことです。スペックについては不明とのことですが、熱対策のため3GHzのXeonプロセッサの採用は見送られるようです。「Mac Pro」には、Core 2 Duo(Conroe)とXeonチップが採用されるそうです。また、Appleは、コントラスト比が最大1:1000、iSightsを内蔵し、 Apple Remote用のIR (赤外線) センサーを搭載した新しいディスプレイも発表するとのことです。さらに、デザインを若干変更し、Core 2 Duo(Merom)にアップグレードしたMacも発表されるようです。「Mac OS X v10.5 “Leopard”」は、ユーザインターフェイスが変更され、ビジネス向けの機能、「Safari」の改良、「OS 11」の基盤となる機能などが追加されるそうです。

そういえば前の職場でXserveとG5で並列計算やっておりました。gigabit Ethernetでつなぐと、外付けHDD並にデータ転送ができたのを覚えています。

今の職場でXserveを買うことはないでしょう。計算に使わなくなったら、デスクトップ用に戻す計画なので・・・。またSysytem Xみたいなスパコンが出てくるといいですね。

■iPod + iTunes

WWDCでの発表はないといわれていますが、今第3世代のiPodが壊れてしまっているので、出てほしい・・・。80 GBあると助かるんですが・・・。

■Apple携帯

ソフトバンクとの噂がありましたね。日本で出てもあまり売れないのでは・・・。MacフリークならやはりW-ZERO3シリーズに流れてしまうのでは・・・。

その他:

やはりタブレット型Macに期待しています。4月初旬にもいろいろ噂が流れましたが、ちょっとカフェでコーヒーを飲みながらiTabで仕事したり、文章書いたりすることができるととてもいいです。これはCore Solo搭載。

さて、発表まで6時間ほど。真偽のほどは・・・。

そして今回はhttp://www.macwebcaster.com/でSteve Jobsの基調講演がリアルタイムでインターネットで放送されるようです。私は完全に夢の中ですね・・・。

新しい蒸着源があった・・・。



(以下、研究の話です。興味ない方はとばしてください)

最近では少しブランクのあった私のスポット溶接の技術も官能の域に達し(笑)、layer by layerをコントロールできる手作り蒸着源の完成にむけて、もうちょっとというところだった。

何せ、この蒸着源はフラックスモニター(手作り)を装備していて、一度キャリブレーションすれば、蒸着速度、量、を自在にコントロールできる。今のところ、QCMを用いた膜厚計よりも正確な感じです。というか、1層、2層をコントロールするんだから、QCMではちょっと・・・、そんなに広いおうちではないし・・・、蒸着方法も電子ビームでなければちょっと・・・、5 x 10^-7 Pa以下じゃないとだめだし・・・。

これを自分で作り上げた時は、ちょくちょく遊びに来る先輩研究員から「ふつう自分で作るか?」とか「クレイジーだ。」といわれましたが、本当にクレイジーなのはこれからです。もうちょっとで電源が完成・・・。

と、調子に乗っていたのですが、先日部屋の隅でこんなものを見つけてしまいました。

http://www.ulvac-phi.co.jp/jp/omicron_component.html

Omicron triple EFMです。

やられました。何でこんなものが転がっているのか(400万円)?というか早く気づけば良かった、と後悔しきりです。実は指導教官が退官するときに、かなりのものを相続(笑)したのですが(装置のおかげで就職・・・)、これには気づきませんでした。いきなり蒸着源の完成品が手に入ったので、一気にスケジュールが変わりました。

ということで、結局装置が完全になるのは11月なんだけれども、それまでにいろいろなことができそう。共同研究網も整備されて来ているので、頑張らねば・・・。

MacBook Proノイズ問題顛末記


もう次のCore 2 Duoを乗せたMacBook Proの発表も間近になってきていると思われるが、僕が3月初めに入手して以来ずっと悩まされてきたMacBook Pro 15 inchのノイズの問題が解決したので報告する。

初代MacBook Pro 15 inchは二つのノイズを持っていることが有名で、一つはディスプレイのインバータノイズ、もう一つはロジックボードのコンデンサーノイズが原因といわれている。インバータノイズはディスプレイの明度を変えたときに変化し(明度最大と明度最低で消失)、インバータノイズはCPUへの負荷がかかっている状態では消失する、さらにACアダプタを外した状態(バッテリー駆動状態)ではノイズがひどくなるというのが主な症状であった。

AppleのDiscussion Boards

http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?14@779.J149bSa9z1p.0@.f000a6e

では、毎日多数の苦情が寄せられ、解決策としてはCPUにある程度の負荷をかけること、またはシングルコアでの駆動によってノイズか消えるという、手段が提案されていたが、根本的な解決策は無い状態が続いていた。第一、CPUに負荷をかけ続けたり、いつもディスプレイの明度を最大にしていてはバッテリーの持ちが悪くなってしまう。

Discussion Boardsではアップルサポートセンターとのやりとりに関する記事が投稿されていたが、ある日突然トピックごと消去されたりして、Appleの新規購入者への情報隠蔽がおこなわれていたことが明らかになって、3月-6月はMacBookユーザのAppleに対する不信感は最高潮に上っていたことが掲示板の雰囲気から感じられた。

また一方米国では、修理を要求するWEB上での署名運動や決まった時間にサポートセンターに電話をするといった集団的な抗議運動もなされていた。

私のケース(シリアルはW8608***)では4月初旬にサポートセンターに報告。修理または交換を希望するもサポートセンターに到着した当日に「仕様範囲内です。」とのレポートのみの同封で返却。5月中旬に発熱及びノイズ問題で修理を希望するも、全く同じ対応であった。

しかし、TEch Info Libraryに

http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=303365

の記事が載せられると事態は急変。僕はこの記事が掲示された直後にサポートセンターへ電話をして「修理の確約はできないけれど引き取ります。」との返答をもらい、三回目の修理に。

修理結果は

1.ロジックボードの交換

2.インバーターボードの交換

3.左右温度センサーの交換

4.バッテリーの交換

と、かなり大規模な修理が行われました。もちろんノイズ問題はあっさり解決です。

今回の件で学んだ教訓は

「初期ロットには手を出さない。」

しかし、今回の場合は仕事の関係でどうしても必要な状態であったのでしょうが無いです・・・。次は科学計算のためにMac Pro(??)を4台ほど購入する予定があるのですが、なるべく今年後半まで待ってから購入しようと思います。

さて、今回のノイズ問題を通じて、Appleの対応の悪さを思い知らされました。修理の体制を整えるまでに何ヶ月もかかる。情報は隠蔽し、問題のある製品を出荷し続ける。対応策がとられてもユーザには報告しない。などの「硬直した企業」にある典型的な対応がことごとく見られました。今後の企業文化の改善に期待したいところです。

「政治家になってはいけない」理由


実は僕の祖父は台湾出身で、もう亡くなってしまったのだけれども、生前には「将来絶対に政治には関わるな。」とことあるごとに言っていた。

台湾の祖父の実家、親戚を回っても彼らから全く同じことを言われることから、僕の先祖は過去に政治に関わってひどい目にあったのだろうか?といろいろ想像してしまう。

先日、そのわけを知りたい父親がついに立ち上がり、台湾に行き我が家のルーツ、そして「政治に関わってはいけない理由」を突き止めに台湾に行きました。まだ、調査結果は聞いていないのだけれども楽しみです。

今回の件、それを突き止めに突然台湾に行く計画をたてて、それをあっさり実行してしまう父の行動力に感服です。というか、仕事は大丈夫なんだろうか?まあ、彼のことだから全然平気なのでしょう。