学会で北の大地へ

ゼミ旅行から帰ってきた翌日、今度は学会で北海道に来ています。

初日は夕方札幌駅に到着した直後に、荷物を持ったまラーメン共和国で軽く一杯食べてホテルへ。発表の準備を部屋で粛々と行い、ビール一缶飲んで就寝。

翌日のシンポジウムの発表では質問してくれた人は2人。しかし、セッション終了後、企業の方が「非常に興味を持っているから是非一回、ディスカッションして一緒に仕事をしたい。」との申し出があった。計算するとだいたい1000人に1人くらい興味を持ってくれるようだ(笑)。

実際、こういう申し出は非常に有難く、「見てくれている人はどこかにはいるのだなあ。」と実感することができる。研究者をやっていて幸せだった、と思える瞬間だ。

今日も飲みに行かずに宿に戻って、仕事を進める。一区切り付いた後の(付かなくても)のビールが楽しみだ。

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札幌駅前のヨドバシにEOS 40Dの展示があった。なかなか良いですね。D3とD300は11月以降になるようだ。松村太郎さんがD300の良さについて語ってくれているが、どうなのでしょう?一眼レフで枚数に気を遣わずに写真を撮るという感覚をまだ味わっていない僕にとっては、購入する予定が無くとも動向は気になるのです。

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こうした学会中にも、学生から実験データ、その他ディスカッションのメールが送られてくる。投稿中の論文に対するreviewerからのコメントも届いた。タスクの量は多いけれども順調に進んでいる。私のAir EDGEは128 kb/secの通信速度しかないので、大容量のメールは受信できていません。返信はしばしお待ちを。

休みが明けてゼミ合宿へ

1年に一回のゼミ合宿である。研究室との関わりは4年にもなるのに諸々の理由で参加は2回目。

セミナーで発表したのはまたまた先輩の研究員の方々なのであるが、研究のアクティビティーといい、研究に対する(というか人生かも)真摯な姿勢にまたまた軽いショックを受ける。

自分の研究は次の4,5年でどこまで持って行けるのか?いや良い方向に持って行けるはず。

その後、准ボスにIさんと並んでいつもの人生レクチャー。やはり私は視野が狭いらしい。しかし狭い分だけ人より幸せだともいわれた。

自分の最大の強みは、人と自分を比較して失望することがほとんど無い事だと思っている。これもドイツで人の数だけ人生があるということを思い知ったからだろうか?

2日目のボスの話はもっとショッキングだった。そしてその話を聞いてここ数年のボスの状況を知ることができ、「あのときは・・・」というのが頭の中でいくつが繋がり、ようやく少し上司が理解できたという感じでした。

プロジェクトの最終年度であったのでこういう話をしたのだろうか?特に今いるメンバーの中ではこれから最も長く一緒に仕事をしてゆく僕にとっては、あまりにも生々しすぎる、そしてボスの違う一面を見た時間でした。

学生にはメッセージは伝わったのだろうか?

それもボスは気にしていないでしょう。そういう人です(笑)。だから僕と相性がよいのかもしれません。

PowerShot G9

G7の発売から1年足らずでPowerShot G9が発売された。

ちょっとこのサイクルの速さには少しびっくりしたが、G7との違いは画素数が1000万から1210万画素になったことと、RAW記録が復活したこと。G7で廃止されたバリアングル液晶は復活しなかった。

RAWはそんなに使わないので私は当分はG7のまま行くことにします。

今週発売されたデジタル一眼レフ新機種

今週は久々にCanon, Nikonのデジタル一眼レフの新機種が発表された。Canonは僕が2年くらい前に購入を検討していた中級機EOS 30Dの後継機のEOS 40D。Nikonからはフラッグシップ機のD3とEOS 40Dの対抗馬のD300なのであるが、D300の方がCMOSの解像度が1230万画素と高い分だけ(?)実勢価格が3万円ほど高くなりそうだ。

一時はとても欲しかったデジタル一眼だが、最近はコンパクトカメラで十分なので、かつてのデジタル一眼レフ熱は収まってきている。

熱が冷めてしまった原因はやはり今回の新機種を含めてCanon, Nikonからの新機種に魅力があまりないからだと思った。

今後必要となるデジタル一眼レフの重要な機能の一つに「手ぶれ補正」があるが、Sony、PENTAX、Olympusがボディに内蔵しているのに対し、Canon, Nikonは未だレンズに内蔵している。

これはレンズに対して同じコストをかけるときに、Canon, Nikonは手ぶれ補正機構の分だけ、レンズの材料費を削る必要が出てくるのではないか?

当然、レンズの質が悪くなるので、今後発売される手ぶれ補正レンズにはそのような印象を持ってしまう。あるいは同じスペックのPENTAXのレンズなどと比べてただ単に価格が高くなってしまうのか?

Canon, Nikonのデジタル一眼レフは、レンズ資産がある昔からのユーザに支えられてしか生き延びるすべはない、というようにはなって欲しくない。

1つフォローすると、Canon, Nikonのカメラは「精悍さ」があってデザイン的にはとても好きです。

大学院入試

生まれて初めての大学院入試の試験監督をしてきました。試験時間1時間の外国語の試験に当たったので良かった。専門科目になると2時間半になってしまうので。

うちの専攻では受験者数は35人。去年は70人くらい、そして10年前は100人程度たっだらしい。

現在は少子化で大学院間で学生の争奪戦が激化しているらしい。世の中どこに行っても競争からは逃れられない雰囲気になってきた気がします・・・。

受験生は(当たり前ですが)真剣そのもので、自分も10年くらい前にはこういう事をしていたんだなあ、と思い出しました。

サーバのHDD交換

休暇中にもう1つ面倒だったのが自宅サーバのHDDのクラッシュでした。

250 GBのHDDを2台繋げ、3日に1回バックアップをとることにしていたのだが、そのうちの1台がクラッシュ。これを機会に2台とも500 GBのHDD( FRONT ATTACK 秋葉館オリジナル 3.5″ FireWire400 ハードディスク 500GB [AKB35FW-F-5001])に交換。500 GBのHDDは現在1GBあたりの単価が最も安くなっています(このHDDでの単純計算で47.98円/GB)。

手順はただ単に前のHDDの内容をそのまま新しいHDDに復旧させて終了。これがMacの良いところです。

実はサーバはPower PC版のMac miniなのですが、3年間本体のトラブルは全く無しです。あと3年くらいは頑張ってもらいたいところですが、Leopard Serverが走るかどうかが微妙なところです。走れば継続して使うし、走らない場合は初代MacBook Proをサーバにして(走るのであれば・・・)、今のMacBook Proを妻へ、そして僕は新しいのを1台、という感じになるのでしょうか?

そう考えるとLeopard ServerがPPC版Mac miniで走らないのは一概に悪いともいえません(笑)。

夏休み(その他雑記)

のんびりと過ごした夏休みだが、実は面倒なことがあった。その1つはW-Zero3[es]をやめてWX320Tに機種変更したことです。

1年にわたって使ってきたW-Zero3[es]であるが、結局最新の電話機に機種変更した。理由は

1. いつも携帯するには重すぎる。

この理由からいつもW-Zero3は自分の机の上に置きっぱなし。電話に出なければ、メールもあまり見ない傾向にあった。

2. ハングアップする。

WindowsファミリーがOSだから仕方がない、といえばそれまでだが、呼び出し音が鳴っている途中にハングアップしたときがあった。以降、4時間にわたって震えっぱなし(笑)。意外に電池の性能がよい事が分かった・・・。

以前は良いと思っていたスマートフォンのイメージが自分の中で崩れつつあります。やはり携帯は小さくて本当に携帯できるものがよいということを思い知った一年でした。

WX320Tは今の携帯に付いてくるワンセグ、防水、ラジオ、オーディオプレーヤーなどの機能はありませんが、以前のウィルコムのPHSよりも反応は速く、メールを打つのにもストレスは感じません。待機時間も850時間と長く、なんといってもMacに繋げればすぐにネットに繋げるのが良い。自分の使い方ではこれが一番良いのですね。

猛暑

いやいや、暑いですね。

早朝のjogも朝6時前に家を出なくてはいけなくなってしまいました。今日は18 kmを走破。明日はテニスなのでゆっくり足の筋肉をマッサージします。

それにしても金 哲彦のランニング・メソッドという本はお薦めです。「肩甲骨、丹田、骨盤」に意識して走る(歩く)だけでフォームが良くなり、怪我も少なくなるというのがこの本の主張ですが、全くその通りになりました。

肩甲骨をひいて骨盤をまわすような感じにすると、自然に足が前に出るというイメージです。その際、重心が崩れないよう、この本では体幹、もっとローカルには丹田を意識して走る事が重要であると。

私の課題は疲れたときに如何にこのことを意識して走れるかどうかですが、しばらく練習しようと思います。

さて、これからいつものメンバーとたまプラーザのビアガーデンに行ってきます。「多治見でまた40.8 ℃」なんてニュースが出ている時に、ビールなんかで暑気払いが出来るのでしょうか?しかし何事もとりあえず試してみることが重要です。(笑)