Synchronize! Pro Xを用いたデータの同期&バックアップ


懸案の(というかライフワークになってきているような気がするが・・・)2台のPC間でいつも同じ環境で作業するにはどうしたらよいのか?を解決するためのミッションをここ3年遂行し続けている。

現在のMacの構成は

(自宅) PowerMac G5 (2G Dual)

(職場) MacBook Pro (1.83 GHz CoreDuo)

であるが、100GB ポータブル 2.5 inch HDD(便利なのでバスパワーで駆動)を用いてデータの移動を行っている。

両方のMacでこのポータブルのHDDにホームディレクトリが入っているように設定しておけば、完全にいつも単一の環境で作業が行えるという寸法だ。

しかし、せっかくのノートブックコンピュータなのにいつも外付けHDDを一緒に持ち歩かなくてはいけないというのは間抜けすぎる。しかも、このような使い方だと電池の減りが早すぎる。

ということで、何とか内蔵HDDとポータブルHDDを同期することにより、自宅&職場での単一の作業環境の構築というものをめざすことになった。

二つのHDDを短時間で(つまり変更のあったファイルのみをコピー)同期してくれるソフトがないかしら?と探していたら、以下のページを発見。

http://mizusawa.no-ip.info:8080/blogcgi/macintosh/89.html

この中から吟味して、Synchronize! Pro Xを導入。

そして、2日ほど使っているがsync(同期)だとメールのデータがおかしくなってしまうようだ。その後、Back upモードで完全に同期が出来る事が判明。今のところ全ての問題は解決されました。この使い方ですばらしい点はバックアップがいつも作られているという点。安心感が違います。とりあえずしばらくはこれで行こうと思います。

P.S. バックアップでいつも失敗するのが、バックアップの設定ファイル。「このファイルは使用中ですとのこと。そりゃそうだ。

MacBook Proのノイズが軽減

いろいろと世間をにぎわせているMacBook Proのノイズ問題であるが、最近劇的にノイズが軽減したので報告する。

以前は双子のノイズ(インバータノイズ&コンデンサーノイズ)に苦しめられていたのであるが、最近なぜかインバータノイズがほとんど消えてしまい(エイジング効果!?)、コンデンサーノイズのみが健在であった。

ところが、数日前Green Houseの1GBのメモリーを増設し、メモリーを計2GB(もとの1GB x 1は購入時につけてもらったもの)にしたらノイズが明らかに軽減した。バッテリー駆動にすると少し音が大きくなることは以前と同じだが、これは十分に許容範囲である。

これで満足していたのだが、人間の欲望は停まらない。最近の希望はCoreDuoをCoreDuo 2に差し替えるアップグレードプログラムをAppleが発表してくれないかと考えているところだ。

P.S. MacBook ProのCPUはマザーボードに直接半田付けされてしまっているようです。しょうがないので2年ほどMacBook Pro 15を使い倒します。

問題解決のアプローチ


最近は数々の装置の使用方法をマスターしながら、研究を進めているが、操作方法をよく知らない装置で不明な問題に遭遇するときがあるが、最近は以下の様に問題を解決していっている。結論としては、やはり書くということが問題解決の良いアプローチになると断言できる。

1. 解決すべき問題を出来るだけ具体的にリストアップ。

2. 問題解決のアプローチのためにやるべき事をよく考えてリストアップ。

3. 2でリストアップしたことを実行して本当に解決に向かうかを冷静に考えて、手順を評価

4.実際にやってみて分かったことを、問題解決に近づけるかどうかを考えながらノートなどに書いてまとめる。

5.その結果を基にもう一回考える。

この繰り返しです。

私の経験上気をつけなくてはいけないことは、複雑な問題を解決するとき自分が考えているよりももうちょっと低いレベルで考えるということ。つまり、実際に起きている状況を冷静かつ素直に見て、不明な点があれば1歩下がってもう一度考え直してみるというのが非常に重要である。

実際に私は蒸着装置の電源とコントローラーのコミュニケーションがうまくいかないという問題を抱えているが(しかも正規の電源が故障してしまっていて、配線を変えつつ動作をチェックしなくてはならない)、自分で考えたアプローチは以下のようである。

1.コントローラーからでている配線の理解

2.正常に動いている装置の配線と、コントローラーの設定(リモートコントロール関係の設定全て)、のリストアップ。

3.装置の各部分に割り振られている番号の表の作成

4.パラメータの名前と意味の表の作成

5.セッティングすべきパラメータのリストアップ(一つ一つの意味を確認しながら)

6.問題解決に至る(希望)

の様な計画を考えている。他の業務もあるので平行しながらやっていくつもりだが、このアプローチは、現在心がけている複雑な問題を可能な限りシンプルな問題に細分化し、「よーい、ドン!」で集中して作業を進めていく、というスタイルの一環です。

P.S. ちなみにその後A4ノート6-7ページ位に書きつづって、解決!

最近の子供達

先週末、河川敷沿いをジョギングした。河川敷につくまで小川沿いを走るのだが、その小川にはいつも釣りをしている人がいる。ほとんどが50歳を超えている老人ばかり。僕が小学校の時の光景とは全く違う。

昨日、研究所の一般公開のためにトイザラスという大型玩具店に行く。私の幼少の頃とは比較にならないほどの種類のおもちゃ。しかし、それらのほとんどが室内用。

最近多発している幼児の誘拐、殺害事件、内容が過激化するコンピュータゲーム、これらが現在の子供を取り巻く環境を換えてしまったのだろうか?

それだけではなく、僕は大人の「無知」、「エゴ」、「怠慢」が原因だと思っている。

ついにSONYから一眼レフデジカメ発売

ついに発売ですね。

3月にコニカミノルタカメラ事業撤退に伴い、α-9を含むミノルタの銀塩カメラ+レンズを処理した。その後現在までにNikonかCanonに移行しようと思っていたのだが、今回発表されたα100を見て安心した。

まず、デザイン及び操作系がコニカミノルタ系のαシリーズを引き継いでいること。これはミノルタファンにとっては大きいです。

そして、デフォルトの記録媒体がコンパクトフラッシュかマイクロドライブになった点。僕はメモリースティックになってしまうのではないか??と心配していたが、一安心です。「SONY製品ファン」ではなく、コニカミノルタカメラファン、中上級者のカメラファンをターゲットとしていることが分かる。

10万円前後という価格も非常に戦略的だと思う。今後よりよいファインダー、シャッターを積んだ上位機種が出てくると思うが、僕にとっては重量が軽いこの機種に惹かれる。

いずれにせよ、SONYの元からのデジカメ事業部からのプレッシャーなどもあっただろうが、コニカミノルタのファンを満足させ、引き継いだ技術を一般ユーザに広めよう、とする心意気が伝わってくるスペックだと思う。

実際に手にとってさわってみるのが楽しみだ。

久しぶりのOS再インストール


MacになってからOSの再インストールの機会が激減した。

原因はWindowsは半年ー1年に一回くらいたまった毒(汚くなったレジストリ)をきれいにすることで動作がかなり機敏になるので、再インストールは儀式のようになっていたが、Macに移行してからはその様な必要もあまりなくなり、そして再インストールなど業務の邪魔になることから(このころからMacは一番大事な道具だと考えはしめた)、極力避けていたのだが、ある事件をきっかけにPowerMac G5とMacBook Proの両方のシステムを再インストールする羽目になった。

全てはSoftRAIDというRAIDをGUIで構築できるソフトから始まった。そもそもこんな危険そうなソフトを気軽に導入しようとした僕がいけないのだが、最新のバックアップもとらずにいきなりボリュームをSoftRAID用のボリュームに変換したのがまずかった。少し寄っていたせいもあったのだが、こんな初歩的なミスは今でもばかばかしい。

バックアップは毎日BackupというApple純正のソフトをつかって別のボリュームに行っているが、そのボリュームも変換してしまった。つまり、オリジナルとバックアップが両方消えた。SoftRAIDのボリュームはSoftRAIDからしか操作できないのだが、システム自体が起動しなくなってしまい、冷や汗ものだった。

結局、OSのインストールDVDから立ち上げて、幸運にも認識されたSoftRAIDのボリュームから大事なフォルダーのディスクイメージを作製してそれをフォーマットしたディスクに復元して事なきを得た(失ったデータは1日分)。

いずれにせよ、少し油断していたかもしれない。バックアップについても再考するべき時が来たのかも??

Back Up

そもそもトラブルの元になったSoftRAID (http://www.softraid.com)はなるべく労力を掛けずにバックアップをとろうという理由で購入したのだから世話はない。

HDDのクラッシュをたまたま見てきた僕にとってはバックアップは日常生活の一部だ。というか、バックアップをとらずに仕事をしている人など全く信じられない。特にノートパソコンなど移動中には振動を受けているというのに!

失って困るデータというのはどういうものだろう??

僕の場合は

1. 研究データ(発表資料も含む6-7年分くらい 13 GB)

2. メール (5年分約2 GB)

3. 写真(もう6年分くらいたまっている 15 GB)

4. 論文のPDFファイル(2GB)

・・・

といったところだろうか?特に発表前日などではMacがつぶれても良いようにサーバにアップロードしてUSBメモリーにもファイルをコピーするほどの慎重さだ。iDiskなんかにはかなり助けられている。

ここ半年くらいで試みているのは自分の端末にデータをおいておくのではなく、ネット上のどこかに大事なデータを置いておくという試み。メールは既にGMailそして写真はflickrでの実践を開始している(今のところローカルにも保管しているが)。

これから5ー10年間でストレージの価格がさらに安くなり、このようなサービスの競争も激しくなり、さらにはハードディスクが消えフラッシュメモリーが主流になってくるようなことがあると、どのようなバックアップのスタイルが主流になるのだろうか?

いや、ただ単に消したい過去も消せないような世の中になっていくのかもしれない。

GMailは使える!!

新しい研究所で働き始めてちょうど2ヶ月。不満に思っていた事の一つにメールサーバに外部からアクセスできない(VPN接続を使えば出来る)というのがあった。

以前の大学のサーバも同じような設定になっていて、非常勤で勤めている研究所のサーバが外からアクセスできるので、そのサーバに全てのメールを転送してreply-toのヘッダに本務のメールアドレスを書くという手段をとっていた。

現在のメールサーバも同様なのだが、外部から自由にアクセスできるサーバは.Macなのだが、Mac OS X付属のMailでは単純に自分のメールアドレスを返信したいアドレスに変えるだけでは、reply-toのような使い方は出来ない。

ここで、もしやと思ってGMailのセッティングを見直したところ、他のメールアドレスを使っての送信が出来るではないですか!popを有効にすればApple MailからのGMail以外のアドレスを用いた送信も可能!!Apple Mailと研究室のサーバの仕様がメール環境構築の足を引っ張っていたが、GMailを利用することで全て解決できました。

他のマシンからのメール閲覧の時には、ただ単にブラウザからMailをチェックしている。署名もPCと同一にしているので、どこからどこから送ったのかは相手には分からないであろう。そして、ブラウザから送信したメールも後でpopで受信できる!また、優れた検索機能で、フォルダー分けとかしていなくても過去のメールも素早く検索できる。

e-mail歴12年の僕だが、ようやく最強のメール環境を手に入れたのかもしれない。

GMailは得てしてメールの内容をGoogleに握られてしまっているのではないかという心配をするユーザが多数いる。確かにそれはその通りだが、私にとってこのメールの問題を解決するきっかけとなり、非常に便利なメール環境を提供してくれているので、実はあまり気にしていない。

P.S. その後気づいたのだが、PCのメールソフトから送信したメールもGMailで送信済みメールとして保存されている。もう完璧ですな!IMAPとかいらないかもしれない。