最近は数々の装置の使用方法をマスターしながら、研究を進めているが、操作方法をよく知らない装置で不明な問題に遭遇するときがあるが、最近は以下の様に問題を解決していっている。結論としては、やはり書くということが問題解決の良いアプローチになると断言できる。
1. 解決すべき問題を出来るだけ具体的にリストアップ。
2. 問題解決のアプローチのためにやるべき事をよく考えてリストアップ。
3. 2でリストアップしたことを実行して本当に解決に向かうかを冷静に考えて、手順を評価
4.実際にやってみて分かったことを、問題解決に近づけるかどうかを考えながらノートなどに書いてまとめる。
5.その結果を基にもう一回考える。
この繰り返しです。
私の経験上気をつけなくてはいけないことは、複雑な問題を解決するとき自分が考えているよりももうちょっと低いレベルで考えるということ。つまり、実際に起きている状況を冷静かつ素直に見て、不明な点があれば1歩下がってもう一度考え直してみるというのが非常に重要である。
実際に私は蒸着装置の電源とコントローラーのコミュニケーションがうまくいかないという問題を抱えているが(しかも正規の電源が故障してしまっていて、配線を変えつつ動作をチェックしなくてはならない)、自分で考えたアプローチは以下のようである。
1.コントローラーからでている配線の理解
2.正常に動いている装置の配線と、コントローラーの設定(リモートコントロール関係の設定全て)、のリストアップ。
3.装置の各部分に割り振られている番号の表の作成
4.パラメータの名前と意味の表の作成
5.セッティングすべきパラメータのリストアップ(一つ一つの意味を確認しながら)
6.問題解決に至る(希望)
の様な計画を考えている。他の業務もあるので平行しながらやっていくつもりだが、このアプローチは、現在心がけている複雑な問題を可能な限りシンプルな問題に細分化し、「よーい、ドン!」で集中して作業を進めていく、というスタイルの一環です。
P.S. ちなみにその後A4ノート6-7ページ位に書きつづって、解決!