シンポジウム終了

主要なプロジェクトの最終年度のシンポジウムが終了しました。

私は3年弱このプロジェクトで雇われていて、このプロジェクトを通じて色々な研究者と出会えることが出来たので、感慨深いものがありました。来年も一緒に何かしようと言ってくれる人もいて、最後は少し感傷的な終わり方であったと思います。

また、このシンポジウム中に学部時代の後輩と再開したのですが、10年ぶりと言うことでお互い話が盛り上がりました。ボスの彼女の研究には興味を持ったようで、研究会を企画してくれるようです。

今回は私も発表を行ったのですが、反省点は研究のポイント、興味深いところを伝えきれなかった点。最近はグラント申請書書きでもガス欠気味になってしまったので、少し気を引き締めていかないと。

取りあえず一段落したので、次の3週間はラボの仕事、論文執筆に専念する生活になりそうです。

もう一つシンポジウム

明日、シンポジウムでの発表があって、これを乗り越えると研究に取り込むことが出来ます。

昨日は蛍光顕微鏡のカメラの微調整を行った。今まではCCDカメラのピントがずれていて微妙にボヤけた画像しかとれなくて、さらにこれがカメラの限界であったと思いこんでいたのであるが、実は微調整をすると今までの実験データが無駄になるくらい、良いデータが得られるようになった。今まで気付かなかったのがちょっと恥ずかしい。22時。

その実験を行っていた学生は、調整済みの装置を使って実験をしてさらに次の実験の下準備を始めた。それに僕は刺激を受けて、帰宅後部屋の電気を消し、デスクライトだけの状態にして、ポスドク時代のデータで論文を2時まで書いた。そのせいで今日は少し寝坊。しかし健全な寝坊です(笑)。

学会終了

ようやく年内で最後の国内の会議が終了しました。
この会議では2人の学生が発表。1人は全くデータがない状態で参加を申し込み(笑)、見事当日まで実験を成功させ、当日は色々な研究者が彼の研究に興味を持ってくれた。
もう1人は以前から続けていた研究テーマであるが、最近実験の精度を上げて、今までの研究ではいえなかったことをきれいに説明してくれました。
特に良かったのは、実験背景の部分のアレンジで、彼の研究の重要性が明確に伝わったのを感じました。それは、彼の発表後に彼のところに何人かが質問をしに詰め寄ったこと、学会後もいくつか問い合わせがあったことが何よりの証拠です。
しかし、一緒に研究をしている学生のproductivityの高さには私も学ぶべき事が多くあります。そこら辺のポスドクと比べても研究成果に関しては全く引けをとりません。
これから論文にまとめてゆくので、結構大変な日々になります。しかし、これを乗り越えることによって我々の能力も格段に向上することは明らか。毎日頭を絞り続けてる日々を楽しみにしています。
さて、今年は国内の学会は2つ。自分の研究の論文は2つ、学生の書く&書いている論文は3つと続き、それを終えそうになると、学生が学位論文を本格的に書き始めるでしょう。

MacBookでリッドクローズドモード

学会最終日。学生の発表が全て終わり、渋谷アップルストアでMacBook Pro用のスタンド(Power Stand)を購入。
実は次のマシンはMacBookで良いと思っているので、「MacBook Pro用のPower StandにMacBookより少し厚いMacBookは入るのか?」と質問したところ、「MacBookはしめた状態では外部ディスプレイは使えない。(リッドクローズドモードには対応していない)」との解答。
それならばなぜMacBook用のPower Standが売られているのか(笑)?と考え調べてみたところ、しっかり対応しているようです。
http://www.apple.com/jp/macbook/specs.html
これは店員さんの勘違い。
MacBookはiBookよりも薄くなっているので、PowerStandには入りそうです。選択できる内蔵HDDの容量が最高で300 GBになったら買い換えする予定です。

TeraStation Pro導入

研究室にはXserve G5があるのだが、HDDがクラッシュし、休眠状態となっています。
単にファイルの受け渡し、みんなが割と楽にアクセスできて、メンテナンスコスト(補修部品だけでなく、自分がメンテに費やすことができる時間という意味も含めて)のファイルサーバが欲しいということで、TeraStation Pro (4 TBモデル)を導入しました。
取りあえず、共有フォルダーを作って実験用PCのバックアップを兼ねて3台のコンピュータから合計 150 GBのデータを転送。問題なく終わりました。ファームウェアもアップデートした。これであと2,3日負荷をかけて、問題がなければ本格的な運用に入ります。
Unix系サーバになれているせいで、個人ホームディレクトリが出来ないのに戸惑ったが、実は共有フォルダーを作って、アクセス権をそのユーザのみに与えればよいのですね。
今のところの問題点はアクセス権の設定をグループで行うとうまくいかない点。ユーザレベルで行うことで全く問題なくアクセス権を設定することが出来ました。(これはafpでアクセスするときの既知の問題らしい。)

Mac OS X Leopard導入



研究費申請書を書いている真っ最中であったので、Leopard導入は今週末は控えていたのだが、今日生協に行ったら入荷されていたので、迷わず買ってしまった。そして、仕事が残っているにもかかわらず全てのバックアップをとってインストール敢行(笑)。台風で激しい雨が研究室の窓を叩く中、じっくりとインストールしました。
(実は本学の生協はLeopardの価格を間違えてアナウンスしてしまったらしく、アカデミックパックが12800円なのに8800円で発売していた。気の毒だけれども、発売日翌日に安く手に入れることができて素直にうれしい。)
新しいOSのインストール時にはアップグレードをすることなく、外部HDDに全データのバックアップをとってから行っている。これは Windowsでも変わらない。下手にアップグレードすると動作が遅くなったり、アカウントの設定が変になっていたりすることが多々あった。
何のことはない。
クリーンインストールをして、外付けHDDから過去のデータを移行ツールで移動して終了。全く戸惑うことはありませんでした。
それではfirst impressionsを書いてみる。
今回のインストールではDVDドライブ、HDD妙に静かだった。台風の強風の影響ではないと思われる(笑)。インストール直後にエラーメッセージが出て、訳の分からないログが画面一杯になったのだが、再起動すると問題なく使用できた。
ネットワーク上のボリュームに接続するとき、Finderの左に「共有」リストに表示され、初回にログインIDとパスワードを設定すれば、次回からクリックするだけで目的のボリュームにアクセスできる。これはとても楽になった。ローカルとネットワークボリュームがさらにシームレスになりました。
Time Machineはバックアップマニアの私にとってとてもうれしい機能。一番の欠点はネットワーク上のボリュームをバックアップ先に選べない点。これはAppleがMacのシステムボリュームがダメになったときにすぐ外部HDDから起動することが重要と考えているからであろう。しかし、起動できないというデメリットがあってもネットワーク上のボリュームをバックアップ先に選択できて欲しかった。せっかく最近職場でTeraStationを導入したので・・・。(後述)
ファイル名を変更する時:
地味であるが感動したのが、ファイル名を変更するために遅めにファイル名をクリックした時。以前はファイル名全てがハイライトされていたのであるが、拡張子があるファイル名の時は拡張子の前までがハイライトされるようになった。確かに拡張子を変える機会というのはあまりないので、これはとても親切です。
驚いたのが、ATOKが再インストール無しに動作した点。既知の問題があり、11月下旬にupdaterが出るようなのであるが、今のところは問題なし。
現在、Time Machineは私の150 GBのうち10 GBをコピーし終えたところです。どうやらマシンに負荷がかかっているときにはバックアップを中断するようだ。この心配りも良いですね。
今回のバージョンアップは技術的な進化というよりも、ユーザの使い勝手を既存の技術で如何に良くするか、という点がとても印象的です。Windowsに比べて歴然の差があるのはやはり「使い勝手」です。
システム全体としてのレスポンスもあがっている。OSをアップグレードしてマシンが速くなるのはとてもうれしいことですね。
今のところ、表面的な機能しか見ていませんが、今後さらに色々なところで新しい機能を発見するでしょう。随時書いていければと思います。

最近はぐったりと・・・



土曜日、リレーマラソンの前日にお酒を飲んでから今日までお酒を飲んでいない、というか飲んでいる時間がもったいない。
今週は毎月の研究報告会のために8人の学生と念入りにディスカッションを行い、彼らの発表原稿をチェック。その合間にプロジェクトのシンポジウム、国際会議の要旨を書き上げて、研究費の申請書を仕上げて、これからあっさての一般公開のためのポスターを作る。
何とか20:00までフルスロットルで走りきり、家に帰って妻とちょっと話をして寝てしまう・・・。今週はいつにも増して「生きてる!」って感じです。

安曇野リレーマラソン総合3位



今回は全員頑張って総合3位。
前日入りして、コテージで鍋パーティーをして臨んだ今大会、なかなか面白かったです。
2 kmを如何に速く走るか、は非常に難しい問題です。8分間の持久力が必要だし、スプリントの能力も必要なのではないでしょうか?どの様な練習方法がよいのかはよく分かりません。2 kmを全力で走るというのはとても辛いです。20 kmをゆっくり走った方が比較にならないくらい楽です。
私は1kmを4分ペースで走ることができました。今回は坂道が多かったのですが、平坦ならばもう少し早く走れたかもしれません。週末のジョギングの効果が出ているようです。
レース後は大王わさび園に行って、色々とお土産を買い、諏訪サービスエリアでハイウェイ銭湯には入り、渋滞の中6時間かけて東京に帰ってきました。
次は6月に開催されるようです。次回はもう少し練習すれば3時間を切ることは十分可能です。

ファイル交換が検知される

我々の使っているIPアドレスからファイル交換(Gnuttella)の形跡が検知されたようで、外部へのアクセスが禁止になってしまいました。
故意のファイル交換は行っていないということで、直ぐさまGoogle PackのNortonとSpyware Doctorを全てのPCにインストールして全員にウィルス&スパイウェアのスキャンをしたところ、ウィルスはなかったもののトロイの木馬を含むスパイウェアが出るわ出るわのオンパレード(笑)。
やはり無料版は機能が限定されていることから、Kaspersky Internet Securityのライセンスを台数分買って、それが届くまでは試用版でセキュリティーを維持することにしました。
今回の騒動でも、さすがにMacは全く問題はなく、システムの堅牢さの違いをまざまざと見せつけてくれました。