Mac OS X Leopard導入



研究費申請書を書いている真っ最中であったので、Leopard導入は今週末は控えていたのだが、今日生協に行ったら入荷されていたので、迷わず買ってしまった。そして、仕事が残っているにもかかわらず全てのバックアップをとってインストール敢行(笑)。台風で激しい雨が研究室の窓を叩く中、じっくりとインストールしました。
(実は本学の生協はLeopardの価格を間違えてアナウンスしてしまったらしく、アカデミックパックが12800円なのに8800円で発売していた。気の毒だけれども、発売日翌日に安く手に入れることができて素直にうれしい。)
新しいOSのインストール時にはアップグレードをすることなく、外部HDDに全データのバックアップをとってから行っている。これは Windowsでも変わらない。下手にアップグレードすると動作が遅くなったり、アカウントの設定が変になっていたりすることが多々あった。
何のことはない。
クリーンインストールをして、外付けHDDから過去のデータを移行ツールで移動して終了。全く戸惑うことはありませんでした。
それではfirst impressionsを書いてみる。
今回のインストールではDVDドライブ、HDD妙に静かだった。台風の強風の影響ではないと思われる(笑)。インストール直後にエラーメッセージが出て、訳の分からないログが画面一杯になったのだが、再起動すると問題なく使用できた。
ネットワーク上のボリュームに接続するとき、Finderの左に「共有」リストに表示され、初回にログインIDとパスワードを設定すれば、次回からクリックするだけで目的のボリュームにアクセスできる。これはとても楽になった。ローカルとネットワークボリュームがさらにシームレスになりました。
Time Machineはバックアップマニアの私にとってとてもうれしい機能。一番の欠点はネットワーク上のボリュームをバックアップ先に選べない点。これはAppleがMacのシステムボリュームがダメになったときにすぐ外部HDDから起動することが重要と考えているからであろう。しかし、起動できないというデメリットがあってもネットワーク上のボリュームをバックアップ先に選択できて欲しかった。せっかく最近職場でTeraStationを導入したので・・・。(後述)
ファイル名を変更する時:
地味であるが感動したのが、ファイル名を変更するために遅めにファイル名をクリックした時。以前はファイル名全てがハイライトされていたのであるが、拡張子があるファイル名の時は拡張子の前までがハイライトされるようになった。確かに拡張子を変える機会というのはあまりないので、これはとても親切です。
驚いたのが、ATOKが再インストール無しに動作した点。既知の問題があり、11月下旬にupdaterが出るようなのであるが、今のところは問題なし。
現在、Time Machineは私の150 GBのうち10 GBをコピーし終えたところです。どうやらマシンに負荷がかかっているときにはバックアップを中断するようだ。この心配りも良いですね。
今回のバージョンアップは技術的な進化というよりも、ユーザの使い勝手を既存の技術で如何に良くするか、という点がとても印象的です。Windowsに比べて歴然の差があるのはやはり「使い勝手」です。
システム全体としてのレスポンスもあがっている。OSをアップグレードしてマシンが速くなるのはとてもうれしいことですね。
今のところ、表面的な機能しか見ていませんが、今後さらに色々なところで新しい機能を発見するでしょう。随時書いていければと思います。

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