学会終了、プロジェクトも終了、4月からプロジェクトメンバーはそれぞれの場所に


5年のプロジェクトも終了し、本研究室、あるいは共同研究先の研究員の方は今日から新天地で新しいプロジェクトに関わることになる。なんか移り変わりの激しさを感じます。

毎回の学会はプロジェクトメンバーの飲み会のきっかけになっていたので(笑)、今回の飲み会、いや学会は少し思い入れがあったのであるが、次回からが心配だ。まあ、次回も今回と同様に・・・。

この5年のプロジェクトは本当に色々な研究者に出会うきっかけを与えてくれ、そして自分の研究の幅も少しは広げることが出来たので本当に感謝しています。また、数年後に一緒に仕事が出来ることを願って。

今年度最後の出張実験、後は測定、今週は学会


先週は年度末でドタバタしていたのであるが、今年度最後の出張実験で東北大に出張。方法が確立されている実験は安心して出来るから、精神安定上とてもよい。帰りの新幹線の時間も気にしなくて良い(笑)。サンプルは全て出来上がり、あとは顕微鏡観察をして解析するだけ。これで今書いている論文を仕上げることが出来る。

1,2月くらいは学生の研究結果を全て自分で論文化するのに、必要となる時間、今後の研究の進捗への影響を考えて少し尻込みしていたが、とりあえず全部論文にすることに決めた(笑)。自分たちがインパクトが弱いと思っている研究成果でも、世の中に出しておけば何かの役に立つかもしれない。

ーーー

上の日記を書いて1週間放置していたが、全てすこーしずつすすんでいる状況です。しかしこの時期はなぜか慢性的に眠くなります。去年、一昨年の日記にも同じようなことが書いてある。

視野率の大切さを知った


先週金曜日はあるシンポジウムのオフィシャルカメラマンとして、シンポジウムの記録用の写真を撮っていたのだが、せっかくなのでデジタル一眼レフEOS Kiss 2とG7を併用。

結局350枚ほどの写真を撮ったのであるが、デジタル一眼レフでファインダーで画角を決めてシャッターでとっても、視野率が100%ではないために、撮った直後にチェックすると自分の予想した範囲よりも大きい範囲が写っている・・・。

フィルムの時は、撮影してから現像してできあがりを見るのに少なくとも数日はかかっていたので、撮影時に決めた画角など忘れてしまっていて視野率を気にする事などなかったのであるが(笑)、撮影した写真をその場で確認できるデジカメとなると視野率というのはかなり気になります。

するとコンパクトデジカメで画面を見ながら撮影する方が、画角を決めて撮るという意味では現実的で、私であればちゃんとした写真を撮るにはコンパクトデジカメか視野率100%の一眼レフデジカメ、ということになるのです。

となると一眼レフデジカメではOlympusのE-3かNikonのD300あたりがターゲットとなるのですが、そんなことはもうちょっとお金が貯まってから考えることにします(笑)。

もう一つの卒業論文


ファイルを整理していたら、昔の卒業論文が出てきた。

僕の卒業研究は卒論締め切り1ヶ月前にテーマが変わってしまって、実験3週間+執筆1週間というスケジュールで何とか仕上げた、あまり自信のない作品。それまで行ってきた実験と、ちょっとかじった程度の理論計算は結局お蔵入りになったのだけれど、先程見直してみて、意外と頑張っていたな、と過去の自分に感心です、

当時は「なんと理不尽な!」と感じていたりもしたが、あの頃頑張っていたおかげで今があると思うと、人生何が役に立つか分からないと思います。

P.S. 何で卒論のテーマが変わったのかはもう覚えてません。何というか、3月になったら次のことで忙しかった記憶があります。

1001 (Yet Another Flickr Uploadr)


今日1001のアップデートが配布されていて、ここ1ヶ月くらいのアップデートで改悪になってしまっていた「写真が新しい順にFlickrにアップされる」(つまり一番上に新しい写真がアップされない)というバグ(仕様?)が治っていた。

これでホッとしました。普段の仕事&生活でのストレスはほとんど無いが、実はこういうよく使うソフトウェアのバグにが本当にストレスであった(笑)。

というわけで、私のFlickrの写真は新しいものから古いものにソートされていて、時間軸で私がどういう生活をしているかまた分かるようになってしまいました。

装置の移動、英文校閲、Vistaをいじる、書籍代


装置の移動は一段落し、後は立ち上げるだけとなりました。この2日間は車で研究所の間を移動して、肉体労働をひたすらしていました。良い運動になりました(笑)。

1つ論文が英文校閲から帰ってきて、それを眺めながらCafeで論文の手直しをしています。ここ数年で英語の文章を書く能力は確実にあがりました。特に冠詞に関して指摘される回数が格段に減りました。一方、動詞のsが主語に対応していないなどの単純なミスがいくつかあり、英文校閲無しで論文を仕上げることの難しさを痛感しています。徹底的に自分でチェックして、体に浸みつけていくしか道はないのでしょう。

幸い現在は論文にまとめるべきデータがたまっており、これをきっかけに場数をこなすことが出来ます。

さて、今週は一台ノートパソコン(Let’s note Y7)を導入し、Windows Vistaで自分の環境を作る作業をしました。Vistaを本格的にいじるのは初めてだったので意外に夢中になりました。ちょっと不満なのはせっかく64 bitのCore 2 Duoを搭載しているのに、Vistaが32 bit版である点。デバイスドライバが対応していないのでしょうか?これは典型的な宝の持ち腐れ。今後64 bit版に無料アップグレードされることも期待できないし・・・。

Vistaの印象ですが、動作がかなり重いですね。メモリが1 Gbということもあり、デフォルトでメーカの色々なソフトが起動時に立ち上がると言うこともありますが、重いです・・・。"Service Pack 1の開発が完了しました"との情報はMicrosoftのホームページにありますが、結局ダウンロードできませんでした。3月中旬のWindows Updateを通じた配布に期待です。これでこのV何とかも(笑)少しは速くなるでしょう。

また、今週は特に書籍代で散財してしまいました。3万円くらい使ったでしょうか?専門書は高いのでなるべく図書館を利用しようとしていますが、新しく生協に入荷した近接場の本がとても良くて買ってしまいました。これは来年学生のゼミにも使えるのではないかと考えています。話題の梅田望夫氏の本もAmazonを通じて買いました。これはまたの機会に言及しましょう。

最近は学生が週に何回も私宛のAmazonの小包を受け取っているので、一体何を買っているのか不思議に思っているかもしれません。

今週は全日出張、ドイツの先生との再会

毎日書くことがないわけではなく、ただ単に怠け癖が付いてしまっているだけなのである。何というか、何か起きても「書くに値しない」と自分の中で決めつけてしまうのは悪いことだ。

今週は月曜からシンポジウムに参加していたのであるが、block copolymerという私には色々な人の仕事が全て同じに見えてしまう(笑)研究のシンポジウムで、高分子の相分離のこと、それがリソグラフィーのためのパターニングに使えるなど、色々豆知識は付いたが、実際それらの現象がどの様に解釈されるかと言うことは理解できず、結局消化不良気味に・・・。

その中でも博士論文の副査を引き受けてくれたProf. Spatzが招待講演できていて、彼との再会がうれしかった。彼が来ることを事前に教えてくれ、声をかけてくれたオーガナイザーの先生に感謝です。

MacBook Pro & MacBook アップデート

MacBook Pro & MacBookの新しいモデルが発表された。最近毎週続いている、火曜日の新製品発表です。

マルチトラックパッドと新しいプラットフォームの搭載(名称はCore 2 Duoだけど)が特徴で、最近はHDDの容量も足りなくなってきたので、お金を貯めて待っていたのだが、今回は見送ることにしました。50 GBしかプラスにならないので・・・。320 GBとか500 GBの2.5 inchのHDDが発表されているのに、なぜ故、最大容量が250 GBなのでしょう?コスト、タイミングが悪かったのでしょうか?

今のMacBook Proはあと半年持ってくれれば120点です。もうそろそろキーボードもガタがきているので。

春一番ようやくおさまる



これは春一番の時の空


これは晴天時

今日ようやく春一番から続いていた強風がおさまって、自宅から見える空もすっきりとした。写真参照。

今週になってtaskの数は増えていって、だんだん余裕が無くなってきている様子が周りにも伝わっているが(笑)、浮き足立つ事無く着々とこなしています。嫌な仕事は1つも無し。大変だけど幸せな日々です。

今日はようやく来週の国際会議のポスターに目処が付いて、明日午前中に別の学会の予稿を提出し、学生の論文のディスカッションをして、学会誌へ投稿する研究ノートを書く、という予定ですが、こんな数の仕事を一日で終わらせる事など不可能であるのはわかっているが、書き物をするときにはやはりテンションが重要なので、これらの仕事をこなしていくうちにまた新しいアイデアにぶつかることが出来るのではないかと。