翻訳プロジェクト

先程ようやく学生の発表資料を直し終わって帰宅。職場では学生の発表資料のスペルミスにいちゃもんを付け、図の曖昧さなどをしたり顔で訂正しておきながら、自宅ではこそこそと自分の論文中の膨大な数のミスをこつこつ直している。

さて、研究所時代からの縁で最近とある英語の本の翻訳プロジェクトに加わることになった。科学関連ではなく、ファシリテーション、コミュニケーションの本なのであるが、内容は仕事とは関係なくとも、自分にとって初めての翻訳プロジェクトであるので、なかなか楽しみにしている。

リーダーの「野菜さらだ」さんから新宿で原書を受け取って、そのついでに飲み会をしていたのであるが、教育の話になって、様々な「気づき」を頂いた。やはり印象に残ったのは「選択の余地を残す」ことが如何に大切かと言うことで、教員側は「不適応」ということでパフォーマンスの悪い学生をclassifyしてはいけないということ。

これは分かっちゃいるけれど、意外と大変なことです。僕は大学院の教育は「研究を通じた教育」であると思っているし、学生もそれなりの覚悟が必要だと思っている。ただし、そこでその学生にどう対応するかで、人間の器が決まってくるような気がして、もう少し踏ん張ってその学生のために時間を使ってみようと思うのが、お互いの今後のためになるかと・・・。今日はそのような話も出たので、リーダーとの週末の会話はタイムリーでした。

翻訳の話に戻りますが、原書の内容は如何にグループの初期のぎこちなさを壊すか、ice breakに関する本です。

東急田園都市線の大幅な遅れ(妻の場合)

20時頃に用賀駅で起こった線路不良(線路にひびが入ったらしい)で19時に会社をでた妻が22:30に帰宅しました。

実際には人身事故、線路故障、電車に閉じこめられて気分が悪くなった乗客がでた、などの連鎖反応によってこれだけ遅れたらしい。

自宅の部屋では定期的にの音が聞こえるので、とりあえず回復したのでしょう。

Everything must go through the air.

鳴り物入りで発表されたMacBook Airであるが、仕様をよく読んでみるといろいろと戸惑うことがある。

  • 周辺機器をつなぐためのUSBポートが1つしかないこと。
  • イーサネットポートすらないこと!

なのであるが、これは完全にモバイルのための仕様でしょう。イーサネットポートはさすがに必要です。さもなくばAirMac Expressを持ち歩かなくてはならなくなる。
前にも書きましたが、次のモデルではいくつかポートが増えるのではないでしょうか?
追記ですが、無線LANを使用しながらの持続時間が5時間というのは長いです。使わなければさらに数時間伸びるのではないでしょうか?Wirelessを使わないとほとんど何もできないので(笑)、カタログはこの表示になっているのでは、と思います

Mac OS X 10.5.2でWirelessバックアップが可能に

MacScoopでは、Apple Inc.がデベロッパに配布している「Mac OS X 10.5.2 Build 9C16」は、他のコンピュータの光学ドライブを共有する機能とネットワークドライブをTime Machineのバックアップデバイスとして使用できる機能が追加されていると伝えています。
http://www.applelinkage.com/#080121002

とのことなので、このアップデートで僕は自分のMacBook Proのデータを世界の何処にいても職場のMac Proの内蔵ドライブにバックアップをすることが可能になります。

いやはや、どんどん進歩していきますね。

MacWorld Expo 雑感

ようやくSteve Jobsのkeynote speechを見終えました。

今回の発表のメインはやはりMacBook Airなのですが、私はWirelessでバックアップがとれるTime Capsuleにも魅かれています。

現在は職場の外付けHDDにTime Machineでバックアップをとっていますが、一番長い時間滞在する場所のAirMac BaseStationをTime Capsuleにすれば全くバックアップの心配はなくなります。私の場合、その場所は職場になりますが・・・。

また、Apple TVも良い方向に改良されました。うちで使うと自分のFlickrの写真を流しながら、ネットラジオでBGMをということになるのでしょうか?

今回のSpeechのメインのMacBook Airのおかげで、完全にWindowsノートを買う必要はなくなりました。メインのMacBook ProがあればSSDの64 GBモデルでも容量は十分。ファイルの同期として今後はさらに.Macが重要になってくるでしょう。そもそもモバイル用なので、振動に強いSSDモデルでガンガン使ってみたいものです。

拡張端子はディスプレイ出力とUSB1つ、とかなり潔い(笑)ですが、まあ、外に出て使う分には問題はないでしょう。次のモデルでインターフェースは増えるような気がします。初代MacBook ProのときもFirewire 800は廃止されたけれど、次のモデルでしっかり復活したし・・・。

私はAppleの初期ロットのトラブルには苦しんだので、SSDの容量が増えるであろう、次のモデルに期待しています。それまではEee PCで遊んでしまうかもしれませんが・・・。

さて、MacBookの不満はHDDの最大容量が未だ250 GBということです。もう2.5 inchで500 GBの物も発表されているというのに・・・。これも次のアップデートに期待です。

「大失敗」であったけれど「大成功であった」

最近はなかなか仕事が楽しくて、個人の日記を除けばこのブログのようなoutputは少なくなってしまっているが、何もoutoutがないと自分の中でたまり続けるので、ちょこちょこと書いています。

先週は東北大でかなり"バイオ"の実験を行ってきた。現在の我々の分子レベルのデータと生きている細胞の挙動が対応するかどうかという実験であったが、「結果のみ」を見れば大成功。

何か失敗であったかは、次の進捗報告で明らかになるでしょう。「まったく、もう・・・」という凡ミスであり、実際に実験している4人とも気付かなかった、研究室の歴史に残るミスでしょう。しかし、次回の実験でデータは完全なものとなり、2本ほどの論文を書けるでしょう。着眼点は間違っていなかった!!

昨年は出した論文が2本という、低空飛行の一年であったのだが、今年はもうすでに書き上げなくてはならない論文が4本となっている。もちろんこれらはディスカッションを重ねて練り上げていく必要があるのだが、こうして私と研究室の研究能力のレベルが上がっていくのを感じられて楽しい毎日なのです。

Mac OS X Leopard Server導入

この3連休でMac OS X Leopard Serverをインストールして運用を開始しようと思っていたら、我がMac miniのスペック(Power PC 1.2 GHz 512 MB)ではメモリ不足でダメであった・・・。

急遽、妻の初代MacBook Pro(Core Duo)につないで、外付けHDDにインストール。内蔵HDDの内容はそのままキープ。これでイザというときは我がMacBook Proのスペア機として使うことができる。

インストールはなんの問題もなく完了。今までバックアップに使っていた2台目のHDDはTime Machineのバックアップ先に設定。

Leopard ServerはデフォルトでMySQLがついてきているので、それを使ってWordpressなんかもすぐにインストールすることができた。妻が仕事に使うので、Movabletype 4の個人ライセンス版もインストールを試みたが、Perlのモジュールを追加しなくてはいけない。これは初めての体験なので時間がかかりそう。

というわけで、この作業はここまで。

Firefox 3 beta 2

先ほどfirefox 3 beta 2をインストール。

Google関係のプラグインが未だ対応していないのが残念であるが、その速さに感動です。おそらくSafariと同じくらい速いのではないでしょうか?

いまのところレイアウトが崩れるとかの問題はなし。安定性にも問題はないので正式版のリリースも近いという気がします。