「大失敗」であったけれど「大成功であった」

最近はなかなか仕事が楽しくて、個人の日記を除けばこのブログのようなoutputは少なくなってしまっているが、何もoutoutがないと自分の中でたまり続けるので、ちょこちょこと書いています。

先週は東北大でかなり"バイオ"の実験を行ってきた。現在の我々の分子レベルのデータと生きている細胞の挙動が対応するかどうかという実験であったが、「結果のみ」を見れば大成功。

何か失敗であったかは、次の進捗報告で明らかになるでしょう。「まったく、もう・・・」という凡ミスであり、実際に実験している4人とも気付かなかった、研究室の歴史に残るミスでしょう。しかし、次回の実験でデータは完全なものとなり、2本ほどの論文を書けるでしょう。着眼点は間違っていなかった!!

昨年は出した論文が2本という、低空飛行の一年であったのだが、今年はもうすでに書き上げなくてはならない論文が4本となっている。もちろんこれらはディスカッションを重ねて練り上げていく必要があるのだが、こうして私と研究室の研究能力のレベルが上がっていくのを感じられて楽しい毎日なのです。

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