新居決まる

ようやく新居が決まった。

妻が言うには良い物件との出会いは「縁と運とタイミング」だそうで、なかなかうまいことをいうなと思ってしまった。

土曜日、日曜日と2日間続けて2時間半かけて家から新住所に通ったのであるが、早く決まって良かったと思う。というか実は僕は家を決めるのに時間を掛けるのが大嫌いだ(笑)。見学させてもらって、不動産屋に帰ったらもう別の人に決まっていたりと、なにか妙なプレッシャーをいつも感じてしまう。

今回は見せてもらって、すぐに妻に「ここにしようー。」とずっと言い続けて決めてしまった。実際お互いとても気に入った物件だったので良かった。

とにかく今回見て分かったのはマンションとアパートの保温能力の違いだ。マンションは冬でもとても暖かい!少し家賃が高くても鉄筋のマンションに住むことは寒がりの僕にとって非常に重要なことだ。

次に住む町はここです。

http://www.shin-matsudo.com/

アジア国際共同研究 (日本側の問題点について)

アジア諸国の研究の連携を推進するというシンポジウムに参加。

研究者の留学(修行の場)としてアジアからは米国及びヨーロッパへ留学するパターンが多いが、アジアの中(中国、韓国、オーストラリア、シンガポール、インドネシアなど)で人材を流通させることによって、国際的交流と人材の流動とそれによる研究レベルの向上を目指す事が目的となっている。

非常にわかりやすいロジックで一般的にも受け入れられそうなプランだが、一部の研究グループにだけ研究費が集中して、一部の人間だけが組織間を少し異動して、それで終わってしまうような印象があった。

ボス同士での議論も進んでいるのかもしれないが、研究結果を見せ合うだけで、国際研究の交流をどのようにして進めるか、という話し合い、アイデアの紹介が全くなかった。「いつでも、うちに来て良いよ。」という責任感が感じられないリップサービスは何回かきいたのだが。

また、何人かの研究者が冒頭に「理科離れが進んでいるから・・・」というイントロは全くこのプロジェクトを推進するための理由にはならない。なぜなら、それは単純に博士課程学生、ポスドクなどの若手研究者の交換がメインになると思われるから。

さらに博士課程学生は経済的な心配もしつつプロジェクトにつきあって行かなくてはならない。博士課程の学生に経済的支援がほとんど無いのは日本だけで、「学位を買う」という状態になっているのが、日本の研究レベルの低下がすすむ原因だから。まず、博士号授与の敷居を高くする+博士課程の学生に経済的支援をする、として博士号取得者のレベルを上げることが、中身のない国際交流を進めるよりも大事であると感じてしまった。

どこが一番快適か?

今日は朝から雨ですね。久しぶりにズボンが結構通勤途中に濡れました。

さて、今日はある研究者がうちの研究室に測定に来て、測定の合間にいろいろと話していたのですが、「今まで住んできた土地の中でどこが一番快適だったか?」という話題で盛り上がりました。

僕は等々力(世田谷)ー早稲田ーつくばーハイデルベルグー町田とnomad人生を送ってきているが、どこが一番快適だったか?という問いに答えるのは、よく考えたらちょっと難しい。

それぞれの期間で自分の立場、稼ぎ、家族構成、友人も違うし、自分の目標も違うから何ともいえないですね。その友人と話していたときは「やっぱり個人が独立しているドイツかなあ?」なんて答えていたが、実際現在は日本の生活にどっぷり浸かっているわけで、自分でもよく分からないですね。

ただ自信を持っていえることは、それぞれの場所で良い思い出がたくさんあるということ。それぞれ書いていくと膨大な量になってしまいそうだが、実はとても面白い作業のような気がする。その作業をしてからもう一回「どこが一番良かったか?」という質問を受けてみたいと思った。

P.S. ドイツの写真を整理していると鮮明に記憶がよみがえってくるので、是非休日を使って旅行記みたいにしてみたいと思うこの頃です。

「キャリアアップとプライベートライフ」D・クィン・ミルズ著

週末の2冊めの読書は「キャリアアップとプライベートライフ」(D・クィン・ミルズ著)である。

現代社会で相反するように思われているキャリアアップとプライベートライフという2つの事柄をどのようにバランスをとって、どのようなアプローチで2つとも成就されていくかという事を述べた著書である。

実は僕もこのテーマに関しては今現在非常に悩んでいる。というのも大学院時代から研究に夢中になりっぱなしで来たけれど、近い将来子供を持ったとき、特に成長期に子供と一緒にいる時間とれないというのはまずい、という心配あるから。

この本で何回も強調されていることは、現在キャリアアップに集中して将来家族のために多くの時間を割くという計画は、ほとんどの場合達成できることはないという。普段から自分の大切なものに集中してバランスをとりながら仕事、プライベートのマネージメントを続けていかないと、どちらかを破綻されてしまう事になる、というのがこの本の要点である。

また、家族に対してよりも職場の人間に対してNOという方が困難であり、これが仕事とプライベートのバランスを崩す原因となっていることも指摘されている。

この著書の結論として「何が重要か?」ということを自分の価値観に基づき判断して、それに従って生きていくという点では「7つの習慣」と全く矛盾はなく一致しており、また自分の目指しているものと一致しているとも判断した。仕事に忙しく少し家族に後ろめたさを感じている人にお勧めです。

キャリアアップとプライベートライフ – 両立を目指す6つのステップ


7つの習慣?成功には原則があった!


テストです。

blogツールの比較

MySQLも使えるようになったところで、いろいろなblogツールを試している。

現在はWordPress MEを併用して使っているが、やはりPHPのみで動いているppBlogは軽快である一方、WordPressは少し動作が重い。

トップページを生成するのにかかる時間はppBlogが0.06秒なのに対し、WordPressは0.6秒と10倍くらいかかってしまっている。

家のサーバはそんなにパワフルではないのでやはり軽いppBlogで当分は行こうと考えているのだが、他のblogツールに移行するときのやり方をきちんとマスターしておこうと思う。

そのためにはMySQLについての知識が必要となるので、少し時間がかかりそうだ・・・。

「国家の罠 (外務省のラスプーチンと呼ばれて)」佐藤優著

大学時代の現在外務省に出向している先輩の推薦で読んだのだが、一言で言うと非常に面白く、また著者の信念、精神的強さに感銘を受けてしまった。一方、もうちょっと詳しく書いて欲しかった点もある。いずれにせよ、自分の知らない世界についての内情は非常に興味深く、今日からまた読み直している。

私は根っからの理系人間で、もちろん官僚の職務内容についての知識もないが、この著作の重要なテーマの一つである「国策捜査」について知ることが出来たのはメリットであった。つまり、世論を納得させるため(本書では時代にけじめをつけるため)に誰かが犠牲(犯罪者)となる、という一般市民から見ればとんでもなく理不尽に見えることが行われているという事実を知れたのは非常に良かった。また、このような捜査も国家を大きな事故が無く存続させて行くには必要だという、ちょっとあきらめのようなものを感じてしまった一方、如何に自分達一般市民の意見・主張(つまり世論)というものがマスコミによっていとも簡単にコントロールされてしまっているか、というものを思い知らされた。

また、この本を読んで感じることは、この著者は一貫した信念をもって、外交、そして検察による取り調べ、裁判に対応してきたという点で、非常に感銘を受けた。序章での

「人間はまず内側から崩れる。決して自暴自棄になってはいけない。常に冷静さを失わないことだ。この独房が人生の終着駅ではない。最も重要なのは自分との戦いだ。」

という言葉はとても印象的だ。

事件関係者のほとんどが実名で書かれている点も、この本外貨に挑戦的であるかということが分かる。実名をインターネットなどで調べながら読むと、伏線が見えてくることもある

著者はこの事件について真実のみを語ろうとしている一方、やはり著者の信念があるため、著者の主観的な見方だと感じてしまう箇所もあった。

特に著者が行ってきた「外交のため(特に北方領土問題解決という目的)」のために行ってきたことの具体的内容(検察側の)について、詳しく書かれていないので、これが如何に一般庶民の感覚とずれているかどうか、ということも見極めてみたかった思いがある。

最近はアカデミックの世界でも、韓国の実験結果捏造事件、東大教授の研究費横領事件などスキャンダルが多くなってきている。このような事柄に関しても、将来国策調査が行われることがあるのだろうか?名度々考えてみたが、やはり政治などと大きく関わらない領域では注目度も小さいので、あまり行われないのであろうか?

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Mac OS X Tiger アップデート後のPHP & MySQLの不具合 (続報)

http://burggarten.ddo.jp/~tomo/blog/index.php?UID=1137340212

の続報。

アップデート後の不具合について調べてみると、同様の症状のレポート、解決法がたくさん見つかった。

問題はMac miniにインストールしているMac OS X serverを10.4.3から10.4.4にアップデート後に今までインストールしていたXOOPSがMySQLとつながらなくなってしまった事が発端。実はこれは職場のサーバでも同様に確認できていた。

いろいろ調べてみた結果、セキュリティの関係でアップデート後にファイルの位置関係が変わってしまったらしいということが原因らしい。

一番参考になった記事は

http://appling.jp/p_blog/article.php?id=69

でここに各記事へリンクが紹介されている。

今回行ったことはこの記事に従い、シンボリックリンクを1個作っただけ。

$ sudo mkdir /var/mysql

$ sudo ln -s /tmp/mysql.sock /var/mysql/mysql.sock

残念だったことは、今までのデータはあきらめてMySQLのインストールから再構築してしまった点である。今までMySQLの設定はコマンドラインから行ってきたが、

phpMyAdmin

というソフトを使うと非常に設定が簡単になるのでおすすめです。

とりあえず、xoopsも使えるようになり、MySQLを利用したソフトをいろいろ試してみようと思っています。次の目標はデータベースのデータの保存先を変更することです。

ここ1週間はヤマかも・・・

さて、3月一杯までは何とかのんびりとやっていこうと思っていたが、論文執筆、論文査読、自分の研究、自分の勉強、研究室の装置の面倒・・・、と半ば強引に生活に活気を与えられている状態である(笑)。

正月休みには「もうちょっとライフバランスを考えなくては」と考えていたが、今は「研究者の生活はこうでなくては!」とも思ってしまっている。何度も気づいているのだけれども、やはりメンタルの状態、そしてそのケアが一番重要です。メンタルの状態が悪いと、仕事の質・量共に愕然と下がってしまうことを改めて気づかされました。これはプロフェッショナルで居続けるのに一番大切なことなのだが・・・。

これも何回も経験していることだが、モチベーションが落ちているときは自分の中で「自分の理想」が曖昧になってしまって、物事の判断基準、つまり価値観もいい加減になってしまっている状態であった。それ故、仕事の合間に回復を図っている状態でも精神的に少し不健康な状態が続く。一方、自分の理想がしっかりしているときには、たとえ休憩時間でも最大限に活用することが出来、より一層高い生産性で仕事をすることが出来る。休んでいるときにすら、自分の生産性を感じることがある。

やはり、自分の理想、価値観が人生を懸ける価値があるくらいしっかりしていて、そしてそれに基づいて現在の仕事の質・スピードを如何に高めていくかということが成長して行くためには重要である。僕も外圧に自分の理想がねじ曲げられないよう腹を決めて行かなくては、と久々に考えました。

Intel MacでのWindowsが作動するかについて

Intel MacでWindowsが動くかどうかと言うことが議論の対象となっているが、実は僕にとってはあまり興味がない。たとえ動いたとしてもメインで使っているMac OS XからWindowsのGUIにアクセスできなければ、日常業務へのメリットはない。

とは言ってもやはりWindowsがどうしても必要な場合があることは確かで、Mac OSのGUIで動く(copy & paste, ファイルのやりとりが自由に出来る)Virtual PCの様なエミュレータに期待している。PowerPCのバージョンと異なり、Virtual PCもかなりの速度アップが期待されるから、発売されればすぐに導入するであろう。

http://japan.cnet.com/special/story/0,2000050158,20094893,00.htm

より

FAQ:Intel MacでWindowsは動くのか

文:Ina Fried(CNET News.com)

編集校正:坂和敏(編集部)

2006/01/23 10:32

 Apple Computerが新たにIntelプロセッサを搭載したMacを発表したことから、ある興味深い疑問が浮かんでくる。それは、「Mac OSもWindows OSもIntelベースのハードウェアで動作するようになったのだから、同じコンピュータ上で両方のOSを動かすのは簡単なはずではないか」というものだ。