ポスドク問題 4 (総論として)

総論として

ポスドクとしては一般企業正社員並みの待遇、そして自分のキャリアパスに不安がないような環境を作って欲しいという要望が一般的であるように思われた。

現在のシステムではリーダとしての評価は論文、特許の質・量などで行われることがほとんどで、グループの学生、特にポスドクが次にどのような職に就いたか、という業績はほとんど評価されていない。もし、これが正当な評価につながるようなシステムがあれば状況は変わってくると思われる。

また、博士号取得者のキャリアプランの選択肢の数が少なすぎるのも問題だと思われる。研究職から別の職種に移ることで「負け犬」のレッテルを貼られてしまうような風潮があるために、研究職以外への就職するポスドクが少なすぎると思われる。前例が少ないということもあるが、その様なキャリアパスのデータベースが出来ると良いと思われる。

その他博士号取得者の様々なキャリアパスを提案する場所として

http://hakasenoikikata.com/

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