企業との共同研究、有機化学、新しいAFM


昨日は某電機メーカーの人が研究室にいらっしゃって、共同研究のお誘いを頂いた。微粒子関係の研究になりそうだが、うちの研究室でうまくこなすことができそう。何より、自分の興味がある分野で、自分の経験も生かすことができる。

企業との共同研究の数は学生の時と比べると多くなってきている。最近は研究で頼られることも多くなってきた。昔は頼ってばかりであったが・・・。自分の技術や知識が有効に活用されて、こちらの視野も広がればそれに勝る喜びはないので、エフォートをつぎ込んでみます。

ここ数ヶ月はいろいろと共同研究の誘いを受けた。どれも自分が興味あることばかりで、ディスカッションも盛り上がるので、実際に結果が出始めたら面白いことになるでしょう。

一方、気になることは実験上でも、ゼミでもそうなのであるが、有機化学の知識の決定的な欠如で、今まで勉強を避けてきたツケが一気に今の研究の現状に現れている(笑)。冬休みもあることだし、年内に論文執筆は片づけて有機化学の勉強をすることにした。

新しい分野の勉強をするときに、僕はいつも超入門書を買ってきてとりあえず3回読む。一回目は流し読み、2回目はわからないところチェック、3回目は本当にわからないところをノートに書き出すという作業をする。要領が悪いようだが、僕はこのくらいやらないと自分が何がわからないかが自分でもわからず、いつまでも同じレベルにとどまってしまう。まだまだ修業は続きます。

新しいAsylum AFMを飼いならす作業は毎日少しずつ、ソフトとハードの面から続けている。ようやくスクリプトを書き換えて、一つの点で好きな回数のforce curveをとることができるようになった。これで、以前は徹夜で行っていた作業が数クリックでできるようになる(笑)。

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