MacBook Pro のバッテリの持続時間

Intel Core Duoには

“Enhanced Intel Deeper Sleep” “Intel Advanced Thermal Manager”という、コアの1つだけを使ったり、キャッシュをダイナミックに増減させる機能が付いているということだ。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0601/12/news005_2.html

Mac OS Xのパフォーマンスをマネージメントが最適化されれば、結構長いバッテリ持続時間が達成できると思うのだが、どうだろう?

Intel Core Duoを搭載する14.1インチのNECのWindows PCではだいたい5.8時間だそうだ。

http://www.express.nec.co.jp/products/versapro/index.html

省電力モードで5時間持ってくれれば、十分に合格点だ。

MacBook Pro まとめ

1月11日、日本時間での発売日にMacBook Proを注文した。

3月に今使っているPowerBook 15 inchを大学に返却しなくてはいけないために、iBookだろうとPowerBookだろうと購入しなくてはいけない状況になっていたので、良いタイミングで新製品が出てくれたと思う。

しかし、やはり気になる点があるので現在使っているPowerBook G4 (Al 15 inch 1.25 GHz)との比較をここでまとめておくことにする。

(自分にとって良い点)

  1. 処理速度が速い
  2. ディスプレイが明るい
  3. ディスプレイの解像度が高い
  4. iSight内蔵
  5. Flont RowとKeynoteの組み合わせによるプレゼンが可能

(心配な点)

  1. バッテリーの持ち
  2. 今まで書いてきたFortranのプログラムが走るかどうか?

といったところだ。

モデム、PC Cardスロットの廃止は、今までのPowerBookでも使ったことがなかったので問題なし。FireWire800の廃止も受け入れられる。僕は家、職場ではPowerBookをターゲットモードにして、G5につなげて使っているのだが、いずれにせよ、2.5 inch HDDではFireWire800の性能を完全に引き出すことが出来ないので、受け入れます。

バッテリー持続時間はもし省電力モード(1つのコアだけを使うなど)があれば、良いのだが、公称値もまだ発表されておらず、付属の電源アダプタ、バッテリー共に今までのPowerBook用のものよりも容量を上回っていることから察するに、熱問題、消費電力問題は満足いくまで解決していないのではと考えている。

もし、半年ほどで回路が見直されれば、消費電力問題をクリアーしたMacBook Pro 12, 17 inchが登場すると思われる。でも僕としてはやはり15 inchのディスプレイが必要で、もしバッテリーの持ちが悪かったら、もう一つバッテリーを持ち歩くつもりだ。体力があるうちは頑張ります。

次はこれを用いて「何を成すことが出来るか?」ですね。新しいマシンで、いろいろなものを生み出していこうと考えています。

休みボケも消えました。

今週から仕事を始めたわけだが、早くもフルスロットルになってきている。3月いっぱいで退職するために、いろいろなことをまとめる必要があり、しかも、様々なミーティングに参加する必要があり、その合間を縫って、論文執筆、海外出張(笑)、をこなして行かなくてはいけない。

それでも、いろいろな趣味の時間は削るつもりはないし、これを機会に効率的に仕事をこなしていく能力を向上させるつもりである。仕事を効率出来にこなすという指南書ではデビット・アレンの「仕事を成し遂げる技術」は分野にかかわらず、おすすめです。

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Pentium Macの衝撃、30年目のサプライズ?

ついにMacBook Pro 15.4が発表された。

僕はiBookのIntel版を予想していたが、Intel版iMacも含めて全く予想は当たらなかった。

パフォーマンスの高さは魅力的だが、バッテリー持続時間に関する情報が全くないのがちょっと気になる。とはいえ2年間酷使した今のPowerBook15からの移行にはこれ以上ない選択肢だ。おそらくシングルコアだけ使用する低電力モードがあるのだろう。

今回注文したスペックは

MacBook Pro 1.67GHz 製品番号: Z0CM

バックライトキーボード-US / Mac OS-日本語

AirMac Extreme カード & Bluetooth

1GB 667 DDR2 – 1 SO-DIMM

SuperDrive (DVD+RW/CD-RW)

120GB Serial ATA drive @ 5400 rpm

ATI Mobility Radeon X1600 – 128MB GDDR3

  1. Protection Plan

2月の納品が楽しみです。

burggarten server孤立

昨日から現在まで、我がburggartenサーバーに外部からつながらなくなってしまっていた。今日職場から繋げてみて気づいたのであるが、dynamic DNSが更新されていなかったらしい。僕はWhat's up!というソフトでdynamic DNSの更新を行っているが、そのソフトとDDOの連携がうまくいっていなかったらしい。ソフトの方はもう作者の方が不具合を解決してくれているみたいで、ありがたい限りです。備忘録のためにチェックのための手順を書いておきます。

1. 外部サーバを通じて自分のサーバにメールを送ってみる。

2. Proxyサーバ経由で接続。

今のところ大丈夫なようです。どうも心配おかけいたしました。

MacWorld Expo 2006

MacWorld ExpoでのSteve Jobsの基調講演までもう少しですね。

などいろいろいわれているが、僕は新型iBook(iNoteでも良いのですが)を期待している。

現在は自宅と職場のMacがPowerMac 2G Dualで、PowerBookをターゲットモードにしてホームディレクトリとして使っているが、この手が新型iBookでも使えることを祈っている。今後IntelのCPUに移行する事が明らかになっているので、見極めておかなくてはいけない点だ。

いずれにせよ、Macユーザにとって1年に1-2回ある一番楽しみな時かもしれない。

今年の発見第一号

ウチでよく飲んでいる鍛高譚(たんたかたん)という紫蘇焼酎があるのだが、普通のグラスではなく、ワイングラスで飲むと、紫蘇の香りが何倍にもなって、非常においしいことを発見。

今日はレーマーグラスに入れて飲んでいる。3年前にドイツから帰ってくるときに買ったものだが、こんな使い方をするとは想像もしていなかった。正月休みに少しでもいつもと違うことをし、何か新しいことが発見できれば、と考えていたが、これで最低ラインをクリア出来たかもしれない。

ポスドク問題 5 (個人的感想)

この記事を書き終えての個人的感想

正月休みを利用してこの問題について調べたことを通じて、自分を取り巻く環境を見直す良いきっかけになった。

私はヨーロッパ、アメリカの研究環境を見てきたが、日本では外国に比べ自立していないポスドクが多いように思われる。もちろん中には研究能力、コミュニケーション能力など非常に優れたポスドクを多く見てきたが、修士の学生のようなポスドクも多く見てきた。

私の意見として、日本では博士課程で経済的援助を受ける事が出来る学生がごく一部にすぎないということが原因の一つになっていると考える。日本以外の先進国では博士課程の学生は教授と労働契約を結び、仕事として研究を行う。もし、パフォーマンスを発揮できなければ契約を打ち切られ、一般企業での就職口を見つけるより他はない。研究のスピードアップを図るにはコミュニケーション能力は不可欠で、自然とその能力も博士号取得までに見についていく。

一方日本の博士課程の学生は30近くになっても両親からの援助無しには、学位を取ることが出来ない。いわば「学位を買う」という状況になってしまっている。故に精神的自立も大きく遅れてしまっていると思われる。実際、「社会人としてやっていくのも難しいのでは?」というようなポスドクも何人も見てきた。この状況は企業が博士号取得者よりも、修士卒業予定者をターゲットとして求人を行うことからも理解できる。いずれにせよ、コミュニケーション能力が乏しいボスの下で仕事をするのは部下としても非常に重荷となる。

解決策としてはどのようなものがあるか?独法の研究機関、大学のいくつかの研究室では数億円する装置が数回使われているだけで、数年間放置されているという状況を目にすることが多い。このような研究予算の無駄遣いの分を修士・博士課程の学生のための経済的サポートのために用いればかなりの学生が、経済的心配無しに博士号習得を目指すことが出来るようになると思われる。その一方、博士号取得のハードルを高くすることが博士号取得者の量・質のバランスをとっていくのに必要なのではないかと感じた。

また博士号もしくはポスドク後の進路の種類にも雲泥の差がある。欧米では材料科学に関する研究で博士号取得後に銀行、商社に就職する例は珍しくない。一番多いのはメーカーへの就職、研究開発または技術営業の場合もある。また、ヘッドハンティングの会社に入り、研究者のヘッドハンティングを行う友人もいた。研究に携わっていた経験があるからこそ出来る職種である。

一方、日本の博士課程の学生、ポスドクの進路は研究所職員、大学職員しか可能性がないと思いこんでいる事が多い。受け入れる側も進路を決める側の視野も共に狭すぎる印象がある。シンクタンク、ヘッドハンティングの会社など、博士号取得者の就職の前例が少ない事から、チャレンジする側にも勇気が必要だが、開拓されていない分野にこそ結構いろいろなチャンスがあるのではないか?と感じる。

ポスドク問題 4 (総論として)

総論として

ポスドクとしては一般企業正社員並みの待遇、そして自分のキャリアパスに不安がないような環境を作って欲しいという要望が一般的であるように思われた。

現在のシステムではリーダとしての評価は論文、特許の質・量などで行われることがほとんどで、グループの学生、特にポスドクが次にどのような職に就いたか、という業績はほとんど評価されていない。もし、これが正当な評価につながるようなシステムがあれば状況は変わってくると思われる。

また、博士号取得者のキャリアプランの選択肢の数が少なすぎるのも問題だと思われる。研究職から別の職種に移ることで「負け犬」のレッテルを貼られてしまうような風潮があるために、研究職以外への就職するポスドクが少なすぎると思われる。前例が少ないということもあるが、その様なキャリアパスのデータベースが出来ると良いと思われる。

その他博士号取得者の様々なキャリアパスを提案する場所として

http://hakasenoikikata.com/