春眠

昨日はエイプリルフールであったので、Apple Mailの受信箱には友人からの「政界へ進出します。」だの「海外へ移住します」というメールが何通もたまった。「親が生き返りました。」というのもあった・・・、まったく。

数あるエイプリルフールの中でもGoogleの「トイレの配管で家中をつなぐ無線LANシステムを無料で提供」は秀逸であった。最後まで読んでしまった。

2月中旬から3月上旬はなぜか不眠症気味で、夜中1,2時まで眠れなかったせいで仕事がとてもはかどって良かったのだが(笑)、最近は気温が上がってきたせいか、長時間眠れてしまって仕事のペースが落ちている。今はちょっと仕事が多いので不眠気味になるのが丁度良いのであるが、夜21時くらいになるともうベットに入り、朝4:00には目覚まし無しでぴったり起きられる様に戻ってしまった。昼食後の仮眠を含めると7-8時間の睡眠時間であろうか?健康的だ。

昨日は河原を100分ほど走った。その後90分ほど昼寝。しかし21時には眠くなり就寝。最近の休日は寝てばっかだ。

以下は家事で発見したこと:

洗面所の流れが悪かったので、熱湯を2L位流し込んだら流れました。

未だ予算問題が・・・

昨日は年度最終日にもかかわらず、予算の問題を解決できず。

事の発端はこうだ。

  • 29日 科研費が252円余っている。全部使え、とのこと。この時点で使えるのは立て替え払いか、ネット調達のみ。ネット調達を選択。
  • 30日 ネット調達で買ったものが、消費税が入って262円に。科研費では支払不可能。運営交付金から支払う。その後、252円は返還することにする。
  • しかし、事務から1円も残さずに仕えとの命令が。今年度残り5時間(笑)。
  • ネット調達で税抜きで240円を使い、思わずガッツポーズ。
  • その後、4月に納品されたものは18年度予算としては認められない、との連絡が・・・。
  • その後、過去に運営交付金で買ったものから、252円分を科研費に割り当てることが出来ることが判明(早く言ってよ!)。

月曜日、私の机の上には運営交付金で買ったメモ帳とプラケースがのっているでしょう・・・。

これも全て単年度予算の弊害で、予算の繰り越しが出来たりするならば、実験装置などの購入にも選択肢が出来て、研究もスムーズに行くのだろうなあ、と思います。

もうちょっと柔軟なシステムになれば、今ではとても一般的になってしまった(笑)、業者にダミーの装置を持ってこさせたりするような変な習慣もなくなるのにねえ。

Logicもアップグレード?

音楽関係でもう一つ重要な情報がある。それはLogicがアップデートされるという噂。

僕にとってはLogicは炊飯器と同じくらい重要な物で(笑)、Firefoxと同じくらい稼働率が高い。しかし、ほとんどPoweMac G5で使用していて、MacBookでは使う機会もあまりないのでcrossgradeは先週くらいに少し考え始めたばかりであった。しかしApplelinkageによると大幅なアップデートがあるみたい。これも楽しみ。

「Logic Pro」、間もなくアップデート?

AppleInsiderでは、Apple Inc.が、オンラインストアで「Logic Pro 7.2 Crossgrade」の販売を終了しており、近いうちにアップデートするかもしれないと伝えています。新しいLogicは、3月28日から31日までドイツ・フランクフルトにて開催される「MusikMesse」にて発表され、新しい名称になるといわれています。(※Appleは、ProアプリケーションのUniversalクロスグレードの受付を3月19日で終了しています。)

その他、自分にとっては重要ではないが、BootCamp 1.2 betaがWindows Vistaをサポートするようです。ハードウェアの構成が決まっていると、こういうサポートは早いですね。

folding@home cellプロセッサの威力

分散コンピューティングプロジェクトのfolding@homeで、cellプロセッサが圧倒的なパフォーマンスの高さを見せている。CPUあたりのパフォーマンスは単純計算で5-10年くらいの差があるようにすら思えてしまう。

http://fah-web.stanford.edu/cgi-bin/main.py?qtype=osstats

OSはLINUXになってしまうのだろうけれども、小型PCをどこかが売り出してくれれば、意外と売れるのではないかな??

全日程終了!

ようやく全日程を終了し、もう少しでSan Franciscoを出発し、日本に帰国いたします。

今回の旅は自分のこれからの研究スタイルを考え直すきっかけになただけでなく、「研究とは何か?」など根本的なことに関しても考える時間がとれたことが、私にとっては収穫でした。今回の旅の途中に考えたことはノートにたくさん書き留めたのですが、今回の旅で得た財産なので、じっくり熟成して自分の中でまとめようと考えております。

ようやく家に帰って、日本食を食べ、日本語を話し(笑)、ギターを弾く時間がとれると思うと楽しみです。

帰国翌日から通常勤務開始なのですが、数日は時差ボケに苦しむのでしょう・・・。

Mac OS X 10.4.9アップデート

今朝、ホテルでMacを立ち上げたらMac OS X 10.4.9のアップデートが公開されていました。これで10.5 Leopardリリースまでの最終アップデートが出たことになり、後はセキュリティーアップデートを除けば、Leopardの発売を待つのみとなりました。噂では3月下旬から4月上旬らしいので、心して待つことにします。

M.I.Tでピエゾを使わないSTMを見た!!

今日は憧れの(?)MITを訪問した。

気品あるHarvardとは異なり、MITは「マニアの集団」という感じで、自分にとってはどこか落ち着いた雰囲気を感じることが出来ました(笑)。

訪問した研究室はspace nano engineering labで、NASAとの共同研究で(NASAから予算をもらって)衛星に載せるX線検出器を開発していたり、光の干渉を利用して、今までよりもさらに細かいリソグラフィーを行う、といった研究を行っていました。Harvardで訪問した研究室よりも機械工学に寄った研究室のため、主要な実験装置はhome madeのものが多く、かなりのこだわりが感じられました。

ここで一番衝撃的だったのは、ピエゾ素子を使わないSTMでした。磁気を用いて試料位置をnm以下でコントロールでき、電源周りを含めると将来的には50万円ほどでSPMシステムを提供する、という目標に向かっているというプロジェクトで、制御電流による発熱の問題はあるものの、それも解決に向かっていました。本当に5年くらいで実用化しそうなので、今後が楽しみです。試料位置が本当に線形的に制御手来ているのか?を聞き忘れてしまいましたが・・・。

研究室訪問後MITの生協に行きましたが、Harvardの生協と異なり、冗談交じりの商品をたくさん扱っているのが印象的でした。これも校風を反映しているのでしょう。

そういえば、MITの学生がドーム型の屋根を持つ図書館をスターウォーズのR2D2にしてしまったり、そのてっぺんにパトカーをおいたりするいたずらが毎年行われる、という話は有名です。ここら辺のユーモアが研究での独創性に繋がっているのでしょうか?

Los angeles

Bostonを後にして、一気に北米大陸を横断しLAにやってきました。飛行機で6時間、時差は3時間なので国内の移動ででも時差があります。Bostonでは早朝は氷点下にまで温度が下がっていたのに対し、昼間のLAの気温は半袖Tシャツでも良いような天候で、厚手のコートを着た我々の集団は滑稽に見えたことでしょう。

滞在したホテルはLittle Tokyoの中にあるホテルで、周りには「怪しい看板」の商店が並んでいました。しかし、日本食を扱っているレストランが多く、昼、夜と日本食を食べました(昼はラーメンでしたが・・・)。味は、ノーコメントです(笑)。

夕方、部屋で2週間くらい前に投稿した論文のrefereeからのコメントを受け取りました。何とも厳しいコメントでしたが、英語の悪さを指摘する表現、論文内で憶測を述べることの危険性を戒める表現、特有のスペルミスから、refereeは博士課程の指導教官である事がほぼ明らかになりました(笑)。

最近は体調が思わしくないという噂を聞いていたのですが、かなり手厳しいコメントからまだまだ元気である、という確信を得て少し安心しました。もうちょっと別の形で知りたかったですが・・・。一方、も真摯に論文の推敲、今後の論文執筆を行おうと、決意しました。

明日は早朝からUCLAに向かいます。そしてその後空港向かい、夜にはSan Francisco、というちょっとハードなスケジュールです。

MITまでの散歩

(Bosotonから西海岸L.A.に移動してスケジュールが厳しくなりつつあります。夜到着し次の朝、研究施設を訪問し、その夜また飛行機で移動というパターン。ホテルは自宅よりも速い回線を持っているのですが、毎日たくさん撮っている写真のflickrへのアップロードが間に合いません。)

今日はHarvard Universityを訪問する予定なのだが、午後からの予定なので午前中はMITまで散歩に出かける。

日本を出て1週間がたったが、ギターをこれだけ長い期間さわっていないというのは本当に久しぶりで(昨年のオーストラリア出張以来であろうか?)、ちょっと禁断症状が出ています。こういうときは真剣に写真でも撮ってみようと思いました。

MITは大学に入った頃から、工学で世界をリードしている大学、ということを聴いていましたので、今まででずっと、心の中でなんとなく憧れていた組織でした。とりあえず、有名なドームのある図書館目指しててくてくと歩きました。

キャンパスにはいると、いきなりビジネスマン風の人から「息子がいる病院へ急いでいるんだけれども、タイヤがパンクしてその修理代金が2,3ドル足りないからくれないか?」とのこと。完全に詐欺であると分かったので、そのまま立ち去ったのだが、少し離れて彼の勝率がどのくらいのものか見極めることにした。すると年配職員はだまされないものの、学生と思われる人からは5割くらいの確率でお金を巻き上げていた。工学系の学生はだまされやすいのだろうか?

自分の滞在と重なり、グッドタイミングなのだが、MITで全ての授業が無料でネット配信されるようだ。僕はこの一番の目的は、MITの授業を世界で活用してもらうことではなく、ネット公開というプレッシャー(?)を利用して、授業の質を上げることであると思っている。はてなの会議のネット公開もこの辺のことを意識しているのではないか?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/12/news075.html

米国の様々な町を訪問しましたが、まだまだfonは広まっていないですね。あと2,3年かかるのでしょうか?

ソニーからついにα100の上級機の発表

http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/03/09/pma1/

ソニーからついにα100の上級機が発表になりました。スペックなどは分かりませんが、PENTAXのK10Dを意識して方向を修正したはずです。αシリーズの魅力はツァイスのレンズなので期待しています。K10Dでちょっと気になったAF補助光もスピードライトとは別についているし。手ぶれ補正付きのフルサイズCCDが出たらEOS5Dを抜き去ることが出来るのでは?なんて考えています。