我々の使っているIPアドレスからファイル交換(Gnuttella)の形跡が検知されたようで、外部へのアクセスが禁止になってしまいました。
故意のファイル交換は行っていないということで、直ぐさまGoogle PackのNortonとSpyware Doctorを全てのPCにインストールして全員にウィルス&スパイウェアのスキャンをしたところ、ウィルスはなかったもののトロイの木馬を含むスパイウェアが出るわ出るわのオンパレード(笑)。
やはり無料版は機能が限定されていることから、Kaspersky Internet Securityのライセンスを台数分買って、それが届くまでは試用版でセキュリティーを維持することにしました。
今回の騒動でも、さすがにMacは全く問題はなく、システムの堅牢さの違いをまざまざと見せつけてくれました。
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ectoからの投稿
Livedoor BlogはAtom feedに対応したとのことで、取りあえずecto2で投稿できるかテスト。
これができるとMacJournalで書いて、それをweb pageを開いてcopy & pasteするという作業をする必要はない。
ということでうまくいくかどうか?
P.S. タイトルが文字化けしてしまっていますね。Livedoor Blogの文字コードがEuc-JPだからでしょうか?日本語に対応したEcto 3に期待です。
いろいろと仕事が進んだ一週間
研究所へ行くこともなく、今週は大学にいたため仕事がはかどった。
博士課程の学生が論文を書いていて、2,3直さなくてはいけない部分もあるが、とても良い論文に仕上がりそう。ボスとのディスカッションも行って、色々な意見を元にreviseする予定。
その他、学生の研究は順調に進んでいる。1人データ解析に戸惑っている学生はここが正念場でしょう。僕はもう自分では解析の結果が予想できているが、彼がどの様に自分の力で料理するか楽しみです。
今週の東良美季さんの日記でとても良い文章がありました。ここで引用させていただきます。
http://jogjob.exblog.jp/7147513/
声が明らかに切羽詰まっていた。突然上司から衣装関係で必要なものを朝までに探せと言われ、都内のドン・キホーテなどの夜中まで開いている店を駆けずり回っているという。明日は早朝成田集合。それまでに何とかしなければならない。「頑張ってますけど、もう泣きそうです」と言う。「僕に何が出来る?」と訊くと、「頑張れ、って言って貰えませんか」と言った。電話を切ってから、彼女は今夜、朝までに最低一度は泣くだろうと思った。だけど泣かなければ、決して一人前にはなれない。頑張って、100%頑張って、いや120%も200%も頑張って、でも出来なくて、口惜しくて情けなくて自分が不甲斐なくて、泣く。けれど、そうやって絶望の果てに押し殺しすように声を絞って泣いたことのあるヤツだけが一人前になれる。
昔、代々木にあった小さな編集プロダクションにいた時、よく泣いた。原稿取りの帰りの夜の道で、誰もいない真夜中の編集部のトイレで、絞り出すように泣いた。24才の時だ。不条理なことを押しつけて来る上司に、お前だけは絶対に許さないからな、と心の中で言った。そして翌朝は何事も無かったように笑顔で挨拶した。今、仕事で30代くらいの編集者などに会うと、この人はそういう経験をしたことがないなとすぐに判る。泣いた夜の無い人は諦めと愚痴と言い訳しか言わない。「ウチの会社では無理なんです」「僕の上司には通りません」と。自分を変えたくて、でも出来なくて、無力で、その無力さに泣きながら一歩を踏み出したことが一度も無いので、自分を含めて何かが変わるというヴィジョンを持つことが出来ないのだ。
そういう人はこの先もう、ずっと横を向いてせせら笑って生きるしかない。趣味に生きるとか言って土日だけを待ち、自分は仕事が出来ないという現実を誤魔化し続けるしかない。頑張って何かを変えようとしている他人を、「青臭い」と揶揄して生きるしかない。そういう人生は──最低だ。午前3時過ぎ、そろそろ寝ようかと思って立ち上がった時に携帯にメールが届いた。「見つかりました! 頑張れコール、効きましたよ」とあった。
これを読んで学生の時、研究での自分の力不足で、泣くほど悔しい思いをしていたのを思い出しました。現在はその時の努力が今生きていると痛感しています。しかしながら最近はまた力不足を感じることが多くなりました。でも、昔よりも冷静に努力できるようになった気がします。
昨日は妻が取りあえず転職希望の1つの企業から内定をもらい、私もある研究会からポスター発表賞を頂きました。小さい賞ですが、同じ分野の専門家に自分の研究成果を評価してもらえるというのはとてもうれしいものです。夫婦揃って良い雰囲気で週末に入りました。
締め切り日を間違えていた
前回の研究費申請の時に続いてまたやってしまった。
締め切りを2週間間違えていて、2週間の猶予ができた!
この一瞬の気の緩みがどう出るか?(笑)
秋の夜長の引っ越し
さて、今までのほとんどのログ(ちょうど370個)を引き連れて、はてなダイアリーから引っ越ししてきました。
Javascriptが使えるというのはとても便利ですね。ここ半年間中断してしまっていたJog noteやFlickr Badgeも問題なく使えると思います。ここを見ればだいたい私の状態が分かりますね。
それでは、今後ともよろしくお願いします。
東京マラソン抽選結果
残念ながら東京マラソンは夫婦揃って落選してしまいました。
今のところ年内は
安曇野リレーマラソン
河口湖マラソン(27 km)
となりそうです。
Windows Home Server
Microsoftから本当に久しぶりに魅力的な製品が発表されました。
Windows Home Serverと言う代物で、ホームサーバを簡単に設置、運用できるというものです。
これはWindows Server 2003をベースに作られているのですが、私の琴線に触れた点は以下の通り。
・全てのPCのバックアップを自動的にとってくれる。
・複数台のHDDを1ボリュームとして認識し、その複数台の中でバックアップをとり、自動的且つ柔軟に冗長性を確保する。
特に2つめの機能はMac OS X serverでも搭載されていない機能であり、これによってHDDが故障してもHDDを交換するだけで自動的にデータを復旧してくれるという、サーバに張り付く必要が無い点が魅力的です。
現在Mac OS X Serverを日常的に使用していますが、デジカメデータなど、マルチメディアデータを保存、閲覧、バックアップのためのホームサーバ用OSと言う点ではMicrosoftはAppleより一歩先に進んだと認めざるを得ません。
無論、Appleもこれに対抗するような製品を開発しているのでしょうが、発表はいつになるのでしょうか?Leopard Home Serverなんて出てくれたら、あっという間に飛びつくのですが・・・。
Windows Home Serverは現在英語版のみが発売されていて、日本語版の発表は年末くらいになるようです。それまでは待つつもりですが、10月下旬のLeopard発売時にApple版のHome Server用OSが発表されるかもしれません。
P.S. ちなみにApple TVもHome Server的なものを狙った商品でしたが、コンセプトが少し違っています。私のようなデジタルデータのバックアップマニアにとっては、Mac OS X ServerよりもWindows Home Serverが魅力的です。そしてこれが私の唯一のWindowsマシンとなるかもしれません。
論文執筆セミナー
先週Nature編集者による、high impact factor(つまりNature、Science誌)にアクセプトされる論文の書き方のセミナーというものに参加してきた。
結論を言うと、論文を書くときに必要な最も基礎的な項目の説明ばかりで、期待していた過去の事例で良いところ、悪いところを指摘してくれるというのはあまりにも少なく、少し残念でした。
しかし、これは気にとめておいた方が良いという項目をまとめると、
・Write for beginners and experts
初心者にも専門家にも伝えることができる文章
・Oxford English Dictionaryを基準とした英語を書く。(Cambridgeなどではなく)
これは知りませんでした。自分の電子辞書に入っているのがOxfordであるのを確認して安心。
・abstract(summary)では“Here we show…”のようなactiveな表現を使えということ。
これも初めて聞きました。今まではアブストでは受け身の文章で書き始めるのが良いと思っていました。例えば“The interaction between … was measured by…”なんて感じで。
・図では可能であれは複数のデータは全てプロットする標準偏差などのエラーバーは入れない方がよい。
・“It was done…”よりも“We did”の様な表現が好ましい。
・cover letterは重要
それはそうですな。
これらは2000年くらいにボスに教わった論文執筆のノウハウとは少し違っている部分もあります。
また、質問コーナーでは「シェーン事件」のようなものをNature編集部は防ぐことができなかったのか?という質問も出ていました。「そこまでの責任は負っていない。」と言う趣旨の解答でした。多分、そのように答えるように、メンバー間で意見を一致させているのでしょう。
セミナーの話はここで終わり。
ちょうど良いタイミングで村松 秀著の「論文捏造」を読みました。これは「シェーン事件」についてのドキュメンタリーですが、研究者として読んでみると読後の後味が悪いです。
まあ、この本はシェーン事件についてだけではなく、それを見抜くことができなかった、科学コミュニティー、ジャーナルの責任などについてかなり細かく論じているので別の機会に紹介できればと思います。
論文アクセプト、ほとんど座っているだけの一日
昨日はグループミーティング後、研究所を訪問し、終電間際まで実験。ようやく最初のデータにありついた。学生さんが3ヶ月本当に頑張ってくれたので良かった。帰りにコンビニで缶ビールを買って乾杯。
今日は午前中はちょっとしたペーパーワークをこなして、午後は18:00まで各種ミーティング。走っている5年プロジェクトも今年で最後なので、僕もこれから大変そう。私も色々と今までの仕事をまとめている一方、裏で2,3探索的な実験を続けている。
ついに2年前から実験を続けていた論文がアクセプトされました。これはちょっと感慨深かった。
論文は後もう一本、科研費の申請書を書きつつ、学生の実験指導をしていく。
最近は家に帰って寝るだけの生活になってしまっているけれど、研究所時代に比べたらかなり充実している。
New iPods
噂通り9/6の早朝に発表されました。
iPod Shuffleはほぼそのまま。
iPod nanoはiPod Classicの形を踏襲するように形状がアップデートされた。
iPod ClassicはHDDの最大容量が160 GB
iPod TouchはiPhoneから電話機能を抜いたもの、
というようになっている。
自分にとって興味深いのはiPod Classicの容量が160GBになったことで、これで自分の音楽ライブラリー(90 GB)を全て納めることが出来るようになった点に、一種の安心感を感じてしまう。ようやく、という感じです。(一方、MacBookのHDDの最大容量が200 GBというのには満足していないが、年末には320 GBのものが選択できるようになるでしょう。)
今回の目玉のiPod Touchであるが、iPhoneが使えない地域へのプレゼントというところでしょうか?米国ではiPhoneとiPod Touchの価格は8 GBモデルは両方とも$399となって、少し不思議な価格設定です。iPhoneを買ってもらうためでしょうか?
また、iPod Touchにはメールソフトが付いていないことが致命的ですね。これはアップデートを期待します。
どれを選ぶかというと非常に迷うのだが、まあ店頭で見ながら、今使っているiPod Shuffleが壊れたときに考えるのでしょう。iPod Touchで色々できることが分かっていても、Fonがそんなに広まっていない現在、WiFiはなかなか捕まらないし、やっぱり何かをするにはMacBook Proが必要なのです。
P.S. Appleの初回ロットには何度かひどい目に遭わされましたが、iPod TouchはiPhoneの蓄積がある分、泣かされることはないのでは、と考えています。