Microsoftから本当に久しぶりに魅力的な製品が発表されました。
Windows Home Serverと言う代物で、ホームサーバを簡単に設置、運用できるというものです。
これはWindows Server 2003をベースに作られているのですが、私の琴線に触れた点は以下の通り。
・全てのPCのバックアップを自動的にとってくれる。
・複数台のHDDを1ボリュームとして認識し、その複数台の中でバックアップをとり、自動的且つ柔軟に冗長性を確保する。
特に2つめの機能はMac OS X serverでも搭載されていない機能であり、これによってHDDが故障してもHDDを交換するだけで自動的にデータを復旧してくれるという、サーバに張り付く必要が無い点が魅力的です。
現在Mac OS X Serverを日常的に使用していますが、デジカメデータなど、マルチメディアデータを保存、閲覧、バックアップのためのホームサーバ用OSと言う点ではMicrosoftはAppleより一歩先に進んだと認めざるを得ません。
無論、Appleもこれに対抗するような製品を開発しているのでしょうが、発表はいつになるのでしょうか?Leopard Home Serverなんて出てくれたら、あっという間に飛びつくのですが・・・。
Windows Home Serverは現在英語版のみが発売されていて、日本語版の発表は年末くらいになるようです。それまでは待つつもりですが、10月下旬のLeopard発売時にApple版のHome Server用OSが発表されるかもしれません。
P.S. ちなみにApple TVもHome Server的なものを狙った商品でしたが、コンセプトが少し違っています。私のようなデジタルデータのバックアップマニアにとっては、Mac OS X ServerよりもWindows Home Serverが魅力的です。そしてこれが私の唯一のWindowsマシンとなるかもしれません。