どこでもMy Mac(Back to My Mac)続報

Leopardで最も楽しみにしていた、何処からでも自宅(あるいは職場)の自分のMacのファイル、画面にアクセスできる"Back to My Mac"ですが、Mac OS X 10.5.1にアップデート後に職場のMacにつながるようになりました。

これは私にとってとても大きいことで、家から研究室のすべてのリソース(サーバ、装置制御用PC)にアクセスできるだけでなく、オンラインジャーナルも大学のVPNサーバを通じなくともアクセスできるようになりました。

ワンクリックで自分の職場のマシンを呼び出せるというところがすごいです。将来的にはParallels DesktopのWindowsアプリとMacのアプリが境界なく動くcoherentのように、職場のMac上のアプリと目の前のマシン上で走っているアプリがシームレスに動いたらすごいですね。どうせやるならここまでやって欲しいものです。

何れにせよ、自宅がプリンターを除いては完全に職場と同じ環境になったので、これで仕事が以前よりはかどることを祈っています。

P.S. これで自宅の自分の机を片づけるモティベーションが高まりました(笑)。

Leopard Update (Mac OS X 10.5.1)

昨日早くも最初のアップデートが配布され始めました。アップデータのサイズは40 Mb位。

まだまだ変更点、改良点は把握していませんが、特筆すべきはATOK 2007とFinderの組み合わせでFinderが落ちなくなった点、

しかし私は今回をきっかけにegbridgeを使用しています。郵便番号や今日を(2007/11/17)の様に変換することもできるのですね。研究所の研究員の方の薦めもあって、ふと使用してみたのですが、なかなか重宝しそうです。

ファイル名変更でFinderが落ちる(Leopard)、ATOKと「ことえり」

インプットメソッドがATOK 2007で、Finderでファイル名を変更するとFinderが100 %落ちることが確認されています。

http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?128@779.WcL7bz46777.10@.f03a10b

私の環境ではことえりを使用することによって回避されています。Justsystemからはアップデータが出るとのこと。それまでは久しぶりにことえりを使用したいと考えています。

OSの新規インストールの最初でしか使う可能性がない「ことえり」ですが、最近は変換精度が上がっているのがわかります。

しかし、いざことえりを使っていると「今日」と変換して「2007年11月・・・」と変換できる、あるいは郵便番号から住所を出せる機能など、ATOK独自の機能に非常にお世話になっていることに気付きました。

アップデータに期待です。

Back to My Mac

Leopardの新しい機能であるが、ようやくこれを試す時間が出来て研究室にあるMac Proに家からの接続を試みるも失敗。

どうやら、AirMac BaseStationのNATの設定を変えなくてはいけないそうなのであるが、

http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306672&SID=PX73707ff438474b42a34fe13af057e81d

参照。

しかし、自宅から大学内へは繋がらないかもしれない。これが出来れば家からもMac Proにジョブを投げることが出来てとても便利なんだけれども。

東工大のネットワークはがちがちにルールが決まっているから、時々不便に感じる。

シンポジウム終了

主要なプロジェクトの最終年度のシンポジウムが終了しました。

私は3年弱このプロジェクトで雇われていて、このプロジェクトを通じて色々な研究者と出会えることが出来たので、感慨深いものがありました。来年も一緒に何かしようと言ってくれる人もいて、最後は少し感傷的な終わり方であったと思います。

また、このシンポジウム中に学部時代の後輩と再開したのですが、10年ぶりと言うことでお互い話が盛り上がりました。ボスの彼女の研究には興味を持ったようで、研究会を企画してくれるようです。

今回は私も発表を行ったのですが、反省点は研究のポイント、興味深いところを伝えきれなかった点。最近はグラント申請書書きでもガス欠気味になってしまったので、少し気を引き締めていかないと。

取りあえず一段落したので、次の3週間はラボの仕事、論文執筆に専念する生活になりそうです。

もう一つシンポジウム

明日、シンポジウムでの発表があって、これを乗り越えると研究に取り込むことが出来ます。

昨日は蛍光顕微鏡のカメラの微調整を行った。今まではCCDカメラのピントがずれていて微妙にボヤけた画像しかとれなくて、さらにこれがカメラの限界であったと思いこんでいたのであるが、実は微調整をすると今までの実験データが無駄になるくらい、良いデータが得られるようになった。今まで気付かなかったのがちょっと恥ずかしい。22時。

その実験を行っていた学生は、調整済みの装置を使って実験をしてさらに次の実験の下準備を始めた。それに僕は刺激を受けて、帰宅後部屋の電気を消し、デスクライトだけの状態にして、ポスドク時代のデータで論文を2時まで書いた。そのせいで今日は少し寝坊。しかし健全な寝坊です(笑)。

学会終了

ようやく年内で最後の国内の会議が終了しました。
この会議では2人の学生が発表。1人は全くデータがない状態で参加を申し込み(笑)、見事当日まで実験を成功させ、当日は色々な研究者が彼の研究に興味を持ってくれた。
もう1人は以前から続けていた研究テーマであるが、最近実験の精度を上げて、今までの研究ではいえなかったことをきれいに説明してくれました。
特に良かったのは、実験背景の部分のアレンジで、彼の研究の重要性が明確に伝わったのを感じました。それは、彼の発表後に彼のところに何人かが質問をしに詰め寄ったこと、学会後もいくつか問い合わせがあったことが何よりの証拠です。
しかし、一緒に研究をしている学生のproductivityの高さには私も学ぶべき事が多くあります。そこら辺のポスドクと比べても研究成果に関しては全く引けをとりません。
これから論文にまとめてゆくので、結構大変な日々になります。しかし、これを乗り越えることによって我々の能力も格段に向上することは明らか。毎日頭を絞り続けてる日々を楽しみにしています。
さて、今年は国内の学会は2つ。自分の研究の論文は2つ、学生の書く&書いている論文は3つと続き、それを終えそうになると、学生が学位論文を本格的に書き始めるでしょう。

MacBookでリッドクローズドモード

学会最終日。学生の発表が全て終わり、渋谷アップルストアでMacBook Pro用のスタンド(Power Stand)を購入。
実は次のマシンはMacBookで良いと思っているので、「MacBook Pro用のPower StandにMacBookより少し厚いMacBookは入るのか?」と質問したところ、「MacBookはしめた状態では外部ディスプレイは使えない。(リッドクローズドモードには対応していない)」との解答。
それならばなぜMacBook用のPower Standが売られているのか(笑)?と考え調べてみたところ、しっかり対応しているようです。
http://www.apple.com/jp/macbook/specs.html
これは店員さんの勘違い。
MacBookはiBookよりも薄くなっているので、PowerStandには入りそうです。選択できる内蔵HDDの容量が最高で300 GBになったら買い換えする予定です。

TeraStation Pro導入

研究室にはXserve G5があるのだが、HDDがクラッシュし、休眠状態となっています。
単にファイルの受け渡し、みんなが割と楽にアクセスできて、メンテナンスコスト(補修部品だけでなく、自分がメンテに費やすことができる時間という意味も含めて)のファイルサーバが欲しいということで、TeraStation Pro (4 TBモデル)を導入しました。
取りあえず、共有フォルダーを作って実験用PCのバックアップを兼ねて3台のコンピュータから合計 150 GBのデータを転送。問題なく終わりました。ファームウェアもアップデートした。これであと2,3日負荷をかけて、問題がなければ本格的な運用に入ります。
Unix系サーバになれているせいで、個人ホームディレクトリが出来ないのに戸惑ったが、実は共有フォルダーを作って、アクセス権をそのユーザのみに与えればよいのですね。
今のところの問題点はアクセス権の設定をグループで行うとうまくいかない点。ユーザレベルで行うことで全く問題なくアクセス権を設定することが出来ました。(これはafpでアクセスするときの既知の問題らしい。)