新松戸祭り


4月に引っ越してきて、今日初めての地元の祭りに出かけたが、いやはやとても盛況でした。住宅が密集しているせいで、子供会、マンションの会、地元商店街とあらゆるユニットから出店が出ていた。

盛況の理由は、まず子供たちが夏休みに入ってしまっているという点、地元住民の参加者の半数が中高生であったことが印象的だった。特に、彼らのほとんどが妙におしゃれであるのがすごい。自分の高校生時代のことを考えると、夏休みというのはこんなに華やかではなかったなあ、と回想する。男子校であったということもあるけれども。こういう世界もあったのだなあ、と今更ながらに感心(?)してしまいました。

実は小学生の頃から、人の多いところは嫌いで特にお祭り、遊園地なんかはとても苦手だった。年少時の性格というのは30歳過ぎてもある程度残っているのですね。しかし、飲み屋とかが大丈夫なのはどうしてなのでしょう?せわしないお祭りと違って自分の空間を確保できるからでしょうか?

AIST Open Campus


昨日は我が産総研の一般公開だった。

我々の部門では展示を新入所員が担当することになっていて、代表は僕はその代表を務めることになった。どのようなイベントを行うか同期入所のメンバーとアイデアだしから始め、10万円の予算の元、ユニフォームを作るところまで企画して、ようやく昨日の一般公開を無事に終えることができた。

来場者数は産総研全体で6000人程度、うちのブースへの来場者は450人。9:30ー15:30(11:30-13:00は昼休み)の間、実働は4時間半なので1分で2人弱をさばいたことになる。

最初は子供相手に話すのにとまどいましたが、2,3人やると、もう気持ちはイベントスタッフと化し、遊園地みたいな雰囲気になっていたのが良かったですね。


結局準備やら何やらで2ヶ月かかりましたね。研究や日々の業務の合間を縫って、いろいろ協力をしてくれた同期のメンバーに感謝です。打ち上げのビールがおいしかったですね。久々に味わった爽快感でした。

Stay Hungry, Stay Foolish

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2003年2月に初代PowerBook G4 12 inchを購入してからMacを使い続けているが、別にMacはWindowsよりも安定していて、使いやすく、UNIXのアプリも走って便利だと、そしてSteve Jobsのことはこのスピーチを聴くまでは、AppleをやめてNextを作って、またAppleに戻ってきた人だな、とか売れなかったけれどNextはよかったな、くらいににしか思っていなかった。

最近は彼の全てのKeynote Speechはチェックしているが、基調講演では製品&会社の業績に関することが全てなので、彼が自分のことについてここまで話すことは無い。

しかし、2005年にスタンフォード大の卒業式でのこのスピーチを聴いてから、Steve Jobsという人物に強く惹かれるようになった。このスピーチはMacのこととは全く関係がないが、スピーチを聴いた後で自分がMacを使っている理由が一気に変わってしまった。おそらく、Macがある限りメインマシンとして使っていくだろう。

彼ははっきりとした分かりやすい英語を話すので、是非聞いてもらいたい。卒業式でこのようなスピーチがあれば非常に刺激を受けると思う。そして、僕も少し迷いがあるときに時々聞くことがある。

原文は

http://slashdot.org/comments.pl?sid=152625&cid=12810404

日本語訳は

http://blog.livedoor.jp/tomsatotechnology/archives/50067272.html

撃退されるムクドリ(自然との調和とはいったい何なのか?)

新松戸では来週からの新松戸祭りに備えて(?)人が集まりやすい場所に、ふんや悪臭の原因となっているムクドリを爆竹で追い払うという行動が実際に行われた模様。

(これは僕が自分の部屋から撮ったムービーです。)

http://burggarten.ddo.jp/~tomo/muku1.MOV

フンと悪臭という実害があることと、祭りが次の週にあることから住民でこの活動に異を唱えるものはいないであろう。つまり、自分たちの生活環境が汚れてほしくないという考えだ。

一方このようなニュースもある。

ホテルの工事に伴い、ツバメの巣と雛を撤去したことによって、多くの人々から非難を浴び、ホテル側が謝罪せざるを得ない状況になったということだ。

http://blogs.dion.ne.jp/tateishi/archives/3709161.html

そして、ホテル側は以下のような謝罪のコメントを表明している。

http://www.fujiyahotel.co.jp/hakone/apology.html

自然の中で生きている野生生物に人が駆除などの危害を与えると、人はそれを激しく避難する。一方、野生動物にとって生息するスペースが少なく、人間がdominantである環境で(野生)動物が害を及ぼすおそれがあると、すぐに駆除、排除という行動に走ってしまう。これはそれだけ人間が自然の中で強者であるという事実をしてしている一方、自然との調和とはいったい何か?ということに関して考えさせられる事件でした。

自然保護が叫ばれている中、そのアプローチも地域によって違うものになってくるだろうし、その地域の”人間の”文化と”動物の”生態にも左右されるだろう。自然保護のための回答を見つけるのはとても困難だろうし、他の地域でのアプローチをそのまま鵜呑みにして自然と調和していこうというのはあまりにも安直であると感じてしまった。

これは自分たちが思っているよりもはるかに難しい問題である。だからリゾート開発による自然破壊に憤りを感じる一方、自然保護団体の自国以外での過激な反対には少し疑問を感じてしまうことがある。

久しぶりの連休


久しぶりの連休を満喫している。

連休初日は友人を呼んでホームパーティー。ナノテクからワイン醸造までいろいろな分野の人を呼んだので、参加してくれた人にはいろいろ楽しめたのではないかと思っている。僕も料理を作りながら、皆さんの話を聞いて興味をそそられていました。

結局、僕が寝た後も宴は続き、奥さんは最終的には3:00まで続いたようですね。ゲストブックには、「早く寝てだらしがない。」とおしかりのメッセージが残されていました。申し訳ない・・・。

次の日と今日はパーティーの反動で(?)少し内省的になり、家でゆっくりギターを弾いたり本を読んだりしていました。7時からいろいろやっているのに、もう15:00。残り少ない休日をかみしめております。

ppBlogのヴァージョンアップ

これも待望のリリースだが、ppBlogのver. 1.5が正式にリリースされた。作者のmartinさんお疲れ様でした。ベータ版を公開してから、たくさんのユーザの意見が集まって、それを反映してまた改良版をリリースして、というプロセスをみてこれたのはいちユーザとしても刺激的でした。

やはり今回のリリースの最大の特徴はAjaxによって、さらに近代的なブロッグツールになっているという点。Ajaxについては以下参照。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Ajax

インストール及びデータの移行は

http://p2b.jp/index.php?UID=1153003130

の通りに行って、無事終了。3paneのテーマファイルがないのですが、それは

http://monmon.tm.land.to/ppblog2/index.php?UID=1150004444

からいただいてきました。

とりあえず、問題はなく動いているものの、コメント数のところが以前コメントをいただいたところでは[]のようになってしまっています。これは後ほど解決策を探してみます。

ATOK 2006 for Mac


Intel Macが出て半年、ようやくATOKのIntel Mac版が発表された。

僕にとってMac上での日本語変換環境はATOKしか考えられず、待ちに待ったリリースだ。ことえりはATOKには使い勝手という点で遠く及ばないし、EGBridgeよりも変換の精度が高い。

何というか日本語の特徴、使われ方、頭に浮かんだことをPCへ入力する際の思考の動き、などをよく分析して作られているという感じです。

実はベータテストから参加していたのだが(協力者リストに名前が載っている!)、いくつか報告したバグの中に直っていないものがあった。それはスペースはいつも半角で入力する設定をしているのに、実際の入力では反映されていないという点。これは”半角スペース派”の私にとってはきついです。

現在、過去の辞書を全て消去して、再インストールしてもだめなようです。アップデータを待つしかないようです。

メイリオという新しいフォント


Windowsで作業をするのに耐えられなくなってしまった理由のひとつにギザギザしたフォントというある。これを1996-2003まで見てきてうんざりしてしまったのである。(MS-DOS時代もいれると1987-ということになる)

もちろんウィンドウズユーザにもそのような人がたくさんいてVistaからはメイリオという新しいフォントが導入される。Vista同様こちらもベータ版が公開されているので、そいつをXPに導入しようという寸法だ。

メイリオはいろいろなところからダウンロードできるので、それを展開してc:/Windows/Fontsに入れてインストール完了。そのままでデスクトップやブラウザでメイリオを選択してもギザギザがもっとひどくなってしまい、「何がメイリオだ!!」と憤りを感じるが、あせってはいけない。デスクトップの背景のプロパティーからデザイン、効果、と行き、スクリーンフォントを滑らかにする、でClearTypeを選択すればよい。

ようやくデスクトップにイライラすることはなくなったが、デスクトップの美しさはやはりMacが上ですね。メイリオが真価を発揮するのはやはりVista上でしょうか?

Let’s noteのセットアップ


昨日納品されたLet's Note Y5であるが、軽いですねえ。14.1 inchでSXGA+のディスプレイで1.5 kgは驚異的です。

昨夜、基本的なセットアップが完了。

インストールしたソフトはOffice XP, LabView, Google Pack,

秀丸エディターのみである。メールソフトも入れないという潔さ(笑)。重要データはすべて安全な”アチラ側”に置くというコンセプトなので、これで十分なのです。あと入れるのはグラフソフトくらいでしょう。

Google Browser Syncを用いるとブラウザのブックマークなどすべて同期してくれるので、セットアップ終了後10分で使い込んだPCのような錯覚に陥ってしまう。

それにしても、GMailの使いやすさといったらすばらしいものがある。アドレスのオートコンプリートもできるんですね。Windowsマシンで送受信したものも最終的にはMacに同期されるので楽チンです。外部から見ることができないメールサーバを使っている人の救世主といってもいいくらい。

今日はネットワーク関連、特にiDisk、自宅サーバのホームディレクトリなどネットワークボリュームのマウント、さらにはデスクトップデザイン(特に昔から嫌いなWindowsのフォント)の変更に進みます。

読書 vs TV鑑賞


我が家は読書量が多い、と書いたが、冷静に僕と妻の休日の過ごし方を見ていると、僕の場合は、読む、弾く、走るの繰り返しで、妻は読む、描く、考える、の繰り返しだ。HDDレコーダーで録画したものを見る以外はあんまりテレビは見ていない。

一般的に読書の方がテレビを見ているよりも知的な活動だと受け入れているようだが、個人的にはそうは考えていなくて情報を手に入れる行為として同等だと思っている。手段が少し異なるだけで、テレビと読書が違うというのはばかばかしい、というのが私の見解。自分の中でどの情報が欲しい、と分かっていたら見る、または読むのが当然だ。

昔から親が子供に言う「テレビ見ている暇があったら本を読みなさい。」という言葉は、テレビと本の内容によっては全く意味を成さない言葉であり、実際小学校低学年にしか通用しないだろう。

また、読書というものは、机に向かって紙と鉛筆で自分の考えをまとめ、戦略を練っているプロセスと比べると全く生産的な行動ではなくて、第3者に提供された情報を頭の中に流し込んでいるにすぎない。

テレビとは異なり、読書は情報を咀嚼する時間があると思われるが、考えを紙に書いてまとめる様なプロセスを踏まない以上、頭に情報を流し込んでいるにすぎない。

それに比べてテレビはまさに「流しそうめん状態」かというと、やはり映像の説得力はあって、咀嚼の時間を無意識のうちに節約できているのだろう。しかし、自分の考えをまとめるプロセスを踏まなくては上記の読書と一緒である。

人間には知的好奇心という本能があり、ちょっとしたことでも知りたいと思う。しかし悲しいかな、年をとって自分の社会的な責任が重くなって行くにつれ、アウトプットがない知識集めはテレビ鑑賞、ただの読書と同等になってしまう。極論を言うと戦略のない(アウトプットを意識しない)勉強はテレビを見ているのと同じである。

まとめると、常に自分の中に目標があって無意識のうちに自分で戦略を立てて、情報を集め、またそれらを分析して戦略をreviseする、の様なアプローチで無いと駄目なんですね。しかし、こんな自分も「冥王星の外にもう一つ惑星が見つかった。」というニュースを聞くとかhttp://wherethehellismatt.com/みたいな活動(?)を見るとうれしくなってしまう。いつも全て行き着く先は”バランス”なのですが・・・。

と、某所から頼まれている原稿を書くにあたって自分の考えをちょっと書き下ろしてみました。

(ちなみにダラダラとバラエティー番組などを見て過ごすのは論外です。そういうレベルの話をしているのではありません。)