においによって記憶がよみがえる

先日のマンション探しの時、少し貴重な体験をした。

僕は不動産屋に紹介された部屋を見ていたのだが、ある部屋のにおいがきっかけで6,7歳の時の記憶が一瞬にして戻ってきたということだ。その時感じた匂いは、昔両親と一緒に車で訪ねた親戚の匂いと同じで、親戚の家に2泊したことまで覚えている。さらにすごいのは、泊まりに行って次の日に午前中はロボットの模型で遊び、午後は上がのドックに行ったことも思いだした。さらにその2週間後、その親戚の家に夜、車で布団を運んでその時の両親の会話まで思い出してしまった。

次のアパートを決めるという重要な時間だったのに、次から次へと記憶が読みが得てくるときは頭が完全にボーっとしていて、10分くらいあまり周りの人と会話が成り立っていなかったような記憶がある(笑)。

今回思ったのは実は人間は生きてきた中で、見たもの感じたものは全て記憶されていて、重要でないものは、呼び出すことの少ない領域にしまわれてしまう(例えると、当分使わないだろうハードディスク内のデータはCD, DVDに焼いて本棚にでもしまってしまう、といったところだろうか?)。しかしひょんな事でその領域とアクセスしてしまうことがある(これは本を取り出そうとして、CD-ROMも本棚から一緒に引き出してしまうような感覚か???)。

いずれにせよ、自分の脳ですら記憶容量の大きさにびっくりしてしまう体験だった。脳の研究が活発なのも分かるような気がする。

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