2つのシンポジウム


先週は2つの対照的なシンポジウムに参加。

1つは研究所のグループの最終ミーティング、もう一つは新しいプロジェクトのキックオフミーティング。11月には大学のプロジェクトの最後のシンポジウム。僕はプロジェクトの入れ物のように、ふらふらと生きていくわけです(笑)。

いつも思うのは、ボスが狙っている研究成果は今行っている研究の数段先を行っているということで、いつも「自分は十分なcontributionができているのだろうか?」ということで考えさせられます。

もちろんボスの研究目標は自分にもとても興味があるところなので全力で取り組んでいますが、「果たして次の10年で、本当にできるのかいな?」というのをいつも考えてしまいます。

まあ、「棒ほど願って針ほど叶う」という言葉を信じて(?)前に進んでいこうと思います。


ちなみにこのシンポジウムには新聞記者の方も参加していて、後日新聞記事になるようなのですが、一体どんな新聞記事になるのかが非常に興味があるところです。

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そんな中にも私の自分の予算でやっているプロジェクトは走っていて、予算額は少ないまでも、大家のサポートをうけながら(笑)、毎年いくらかの成果、論文をコンスタントに出すことができています。下宿人の気分ですが、まあ結果が出ているので良しとしてください(笑)。

1つめのシンポジウムの後、次の数年も同じグループで研究をする(予定の)メンバーと久しぶりに深夜まで飲み明かしました。なかなかアグレッシブなメンバーなので、私も教員という立場を完全に忘れ(笑)、言いたいこといって、しかし、普段はできない研究、研究者としての誇り、自分の今の目標など、本質的な議論ができたと思っています。しかしながら最後の方は久々に酔っぱらってしまいました。実家の方に帰ったのですが、両親が「よく、朝起きられたね」と感心しておりました(笑)。

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