雑感

Miori
ナノバイオ界面の研究会での1時間の講演が終了。
公式な学会では無いけれど、この研究会の発表がどの学会、招待講演よりも緊張します。
メンバーは2極化していて、定年間近の先生、大御所の御年90歳の先生の下は30代の若手研究者です。この研究会で自分の研究発表に対して、他分野の研究者から頂くコメントは貴重です。まさに「はっ!?」っという気付きをたくさん頂けます。
というわけで今週末は頂いたコメントを整理しながら、新しい視点で自分の研究を俯瞰できるか、しきりに机に向かって色々とアイデアを書き留めています。
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私は体重の増減がかなり激しい方で、年末年始の休み中になんと6 kgも体重が増加した。
増加前の59 kgに戻るにはあと1週間くらいかかるかもしれない。今日は蒸し野菜をばくばく食べる予定。これが効くんですよ。
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城繁幸氏のブログのこれからの日本の社会、特に雇用の予測に関する記事は非常に興味深い。私は氏の予測は大部分で当たると予想している。つまり、日本経済はそれほど回復しない。終身雇用制が崩れ、高いパフォーマンスを示す人材が連続的にこようされていくであろうこと。ただしこれが単純に当てはまるのはホワイトカラーの階級であろう。
現在、ホワイトカラーは自らの保身のシステムを作り上げているのが(JALの上役の話など聞いているとふつふつと感じる)、経済危機をきっかけにそれを崩せざるを得ない状況になるかもしれないと、密かに私はワクワクしている。ただしこの変化は単純にホワイトカラーに限って私は想像できるのであるが、それ以外の職種ではどの様に変化していくのだろうか?その予想は私にはとても難しい。
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上記に関して、研究、特にアカデミックの世界ではどうなのか?
これも予測がとても難しい。確実に言えることはポストの数が減り、研究者の数も減少して行くであろうということ。若手研究者は生き残りをかけて、ひたすら業績を上げなくてはいけない。私もまさにその立場にあります。
事業仕分けで、研究者による基礎研究の国民への説明責任などが問われていますが、正直、若手研究者の現場ではその様な余裕はありません。これが一般的な子供の理科離れ、研究者という職業の魅力の低下に繋がっていることは否定できません。
この問題について、ある解答を示し始めているのが東京大学ですが、これについては別エントリーでかければと思います。
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年末から娘が、平すら声をあげて親の気を引こうとするようになった。産まれて2ヶ月はかなり無機質な感じであったが。
ここ1ヶ月は話しかけても、動いている口のみを見るのではなく、こちらの目を見るようになってきている。こちらの注意が自分に向いているかを意識するようになってきている。

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