最近は朝、研究所に着く頃には日はもう昇っていて、写真のようなセピア色の森の中を抜けて行く自分の好きな時間もなくなってしまった。
早朝はかなり冷え込むこともあり、日が昇っているにもかかわらず、このように霜が降りているところも多い。しかし日中は暖かいので、もう春だなあと感じます。
今日は共同研究者からうれしい内容のメールをいただいた。いつも共同研究者には刺激を受けている。今後も末永くお互い切磋琢磨していければ、と思う。
夕方、ふとテレビをつけるとネオホームレスといわれる若者の特集をテレビでやっていた。ホールレスで日雇い労働で暮らしているが、せっかく稼いだお金を自分の趣味(特集ではメイド喫茶とお酒)に費やしてしまうのだそうだ。せっぱ詰まった状況であるのに、その重大性が伝わってこない。今まではニートとか無気力な若者が生まれる理由など考えもしなかったが、最近読んだ「下流志向」内田樹著を読んで妙に納得できる事があった。これについては改めて書こうと思う。