Multi Coreの時代へ


Core 2シリーズの4 core版の名称がCore 2 Quadro (コード名:

Kentsfield)となったようですね。AppleがIntel processorを採用してから、Intelのチップ情報にも敏感になりました。

multi coreの潮流がこんなに早く訪れるとは驚きでした。個人的には2年前からPowerMac G5 2GHz Dualを使っていたので、multi coreの必要性は強く感じていましたが・・・。

というのはPCの使い方も一昔前の、時間によってワープロ専用機となったり、表計算専用機となったり、という使用方法ではなく、音楽を聴きながらメールをチェックするといった当たり前のマルチタスクが普通に行われています。

僕もフィルムのスキャン+写真のFlickrへのアップロードを裏で行いながら、LogicやGarageBandで音楽をいじっていることが多く、Dual CPUの恩恵に毎日預かっています。

プライベートでのこのような使い方では4 coreもあればもうそれで十分なのですが、理論計算のためのマシンという観点からは、並列計算機を安価に構築できるという点で、multi coreの潮流はとても歓迎しています。

単純にPentium 4を4つ並列化させたければ4台のPCが必要でしたが、今では1台で済む場合もあります。並列計算のボトルネックはノード間のデータの転送だったりするので、multi coreはこのような問題も解決してくれそう。

年末から本格的に始動する私の計算科学プロジェクトもDFT計算と分子動力学計算がメインになることから、Clovertown X 2 = 8 coreのMac Proを並列化する予定です。

P.S. そういえばPS3のCellプロセッサは8 coreだったような。

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