今月から本格的に始めた過去の写真のデジタル化ですが、ドイツ時代の写真で既に息切れしだしています(笑)。
どうせやるならと、9600dpiでデジタル化を試みていますが、フィルム1本で約90分かかります。フィルムは全部で80本ほど、終了したのが15本ほど、まあ、こつこつやっていこうと思っています。(全体では300本+妻の数100本)
しかし、中には自分で褒めたくなってしまうような写真があることも事実。写真として良いだけでなく、自分がどのようにドイツを見ていたかが自分の中で納得できるので興味深いです。
ドイツに到着して(セットの最初の20枚ほどは本当に到着してすぐに撮り始めた物です。)最初の1,2本はネガでしたが、自分の大学院生の給料、プリントの必要性、結婚したときの蓄え、などを考慮に入れて、友人とのパーティーなどの写真以外はすべてポジフィルムに切り替えました。
当時はデジカメが普及するかどうかは微妙な状況で、デジタルに切り替えるかどうかは迷っていたという背景もあります。しかし撮る写真はできるだけきれいに残したいという思いから、ポジフィルムを採用しました。そして、今フラットヘッドのスキャナで高解像度でデジタルデータに変換できるようになった事を考えると、6年前の自分に「ナイス決断!」と伝えたい気分です(笑)。
http://www.flickr.com/photos/burggarten/sets/72157594277140023/
にまとめておいてありますので、量が多いですがスライドショーなどにして、秋の夜長にお楽しみください。私は時々ビール片手に写真見ながらのんびりしています。本来ならば、写真一枚一枚にいろいろな思い出があるのですが、まあ、自分の中にしまっておきます。