成田より

ドタバタしながら家を出てきてしまったが、iPodを忘れたことに気がついた。ということで、出張中はMacBook Pro上でiTunesを走らせて聴くことになるのであろう。ホテルではよいが、機内ではあまりスマートではないような気がする。

しかし、自分のほとんどのCDがMacBookの中に入り、世界の何処にでも持って行けるという時代になるとは10年前でも想像できなかった。今、空港でプレゼン資料の作成、事務室との予算ゲーム(笑)をしながら、ひしひしと感じています。

しかも、僕はW-SIMを持っているので、空港にいればとりあえずインターネット接続は確保できる。このおかげで仕事からは逃れられない。

おそらくホテルでもインターネット接続は問題なく使えると思う。それで、事務処理も出来るし、論文のレフェリーとも戦えるし、Skypeを用いた家族会議(?)も出来る。

仕事が終わればLogicを立ち上げて、今まで録音した音源のミックスダウンの作業も進められる。

便利な時代になったものだ・・・。

安倍総理とUnix

/.Jで知ったのだが、安倍総理のホームページのトップに出ているUnixコマンドが話題になっている。

http://www.s-abe.or.jp/

まさに総理はrootユーザで、コマンドからサーバの様子を見るだけで何もしていない、という態度が現在の支持率の低迷に直結しているという意見に、かなり大受けしてしまった。

Unixユーザとして素直に面白い(笑)。

ちなみにPowerBook G4を使っていることから、Mac OS Xが安倍総理の好みのUnixと思われる。

バッテリーの状態

MacBook Pro 15のバッテリーが新品なので、この状態をメモしておくことにする。

米国出張では充放電を繰り返すと思うので、どのくらい変化するか見物だ。

完全充電時の容量(mAh): 5583

残りの容量(mAh): 5486

アンペア数(mA): 0

電圧数(mV): 12479

充放電回数: 2

(システムプロファイルから得た情報です。)

「科学者という仕事」酒井邦嘉著

今まで研究者の心構えとか、研究人生について書かれた本をいくつか読んできたが、「科学者という仕事」酒井邦嘉著は、研究者以外の人でも「基礎研究とは何か?」について知ることが出来、さらに研究者も良い刺激を得ることが出来るという点でとても秀逸な著書だと感じた。

とても有名な「サイエンティストゲーム」、「続・サイエンティストゲーム」などは、研究業界の中で研究者として生き残っていくための人間関係、振る舞い方などの戦略が詳しくかかれているが、この本で紹介されている研究者はアインシュタイン、マリー・キュリー、朝永振一郎などの理学研究者で、純粋に物事を突き詰めていく事の素晴らしさが、たくさんのエピソードとともに書かれています。

私は駆け出しの研究者であるので、日々の生活の中でふと「10年後はどんな研究をしているだろうか?」とか「いや、数年後には違う職に就いているかもしれない・・・。」と考えると、当初の夢のある目標を忘れ、成果(論文の数)をコンスタントに出す研究スタイルに、自分でも無意識のうちにスイッチしてしまうことが多々あります。

もちろん、論文は研究者としての「生きている証」であって、学会などでは名刺代わりになるものであるから、コンスタントに出す必要があります。要は当初の理想、目標を忘れないバランスが大切なのです。何回も反省していますが(笑)・・・。

しかし、今回の「科学者という仕事」を読んで、修士過程の時に純粋に研究者になりたいと思った初心が蘇りました。

分子1つの形と動きを動画撮影 世界初成功

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/23/news088.htmlより。

ブラボー!!!!!

私の隣の実験室でとれたデータかもしれない!?ナイス!!

なぜナイスなのかは明日。

「分子模型を見るがごとくに分子の形の変化を観察する」という研究者の夢が実現。カーボンナノチューブに閉じこめた単分子の形と動きを直接観察し、動画撮影することに東大・JST・産総研が世界で初めて成功した。

2007年02月23日 19時46分 更新

photo 1分子の形の変化(ニュースリリースより)

 東京大学、科学技術振興機構、産業技術総合研究所は2月23日、有機分子の1つ1つの形と運動を直接観察することに世界で初めて成功したと発表した。「これまで誰も見たことがなかった」分子の動きを電子顕微鏡で観察し、約1分の動画として撮影した。成果は米科学誌「Science」で公開する。

 直径1.2ナノメートルのカーボンナノチューブ(CNT)に、観察対象にする特殊設計の分子を閉じこめ、透過型電子顕微鏡(TEM)で観察すると、分子が動く様を秒単位で直接画像化できることが分かった。CNT内で分子の鎖がゆっくり回転したり、分子が秒速10ナノメートル程度で前後に運動する様子を観察できた。

 「分子模型を見るがごとくに有機分子の形の変化を観察する」という「研究者の長年の夢」を実現し、「さまざまな有機分子や無機分子に適用し、これまで知られていなかった分子一つ一つの挙動の解明に役立つ」と期待している。

Gmailがとてもおかしい!!

Gmailの問題であるが依然として解決されていない。普段であれば許せるが、今日は人生で重要度top 10に入るかもしれないメールを受信する予定になっていたので、怒りと動揺が収まらず。

今までの検証結果をまとめてみると

1. 他のGmailアカウントから本Gmailアカウントへのメール(受信可)

2. 他のGMailアカウントから.Mac経由で本GMailアカウントへ(消失)

3. 他のメールアドレスから本GMailへのメール(受信可)

4. 他のGmailアドレスへの転送は可

5.試しに新しく作ったGmailアドレスへの転送は不可!!

転送元にメールを残す設定にして、メールは確かに来ているので、なぜか転送されたメールのみが消失してしまっている。

これはどうしようもない状態です。無料で使わせていただいているので文句は言えないということでしょうか?それとも、昨日発表された有料アカウントへの移行を促すための戦略なのか(笑)??

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/23/news019.htmlより

 米Googleは2月22日、同社のホスティングサービス「Google Apps」の企業向けバージョン「Google Apps Premier Edition」を発表、提供を開始した。年間利用料は1アカウント当たり50ドル。Procter & Gambleなどの企業が採用を表明しているという。

 昨年8月にリリースされたGoogle Appsは、Webメールサービス「Gmail」、オンライン予定表「Google Calendar」、インスタントメッセージング(IM)「Google Talk」、Webページ作成サービス「Google Page Creator」を1つにしたパッケージで、スタートページのカスタマイズも可能。既に「Google Apps Standard Edition」と「Google Apps Education Edition」が無料公開されており、10万社以上の小規模事業者、数百校の大学がサービスを利用しているという。

 今回発表された有料のPremier Editionでは、Google Appsの基本機能に加え、10Gバイトのメール容量、24時間体制のサポート、Gmailの稼働率99.9%保証などが加わった。電子メール移行やユーザープロビジョニングなどのAPIへのアクセスも可能。また、AvayaやPostiniなどのサードパーティーが開発中の、Google AppsのAPIに基づくソリューションも利用できる。

 Googleは併せて、同社のワープロソフトと表計算ソフト「Google Docs & Spreadsheets」やBlackBerry用Gmailへのサポートを、すべてのバージョンのGoogle Appsに統合したことも発表。さまざまな機能をオンラインベースで、「従来のインストール型スイートに比べてわずかなコストで」利用できるようになる。

Gmailがおかしい

今日は少しGmailがおかしい。ホームページにアクセスできなかったり、メールの遅延も続いている。

僕は.Macの全てのメールをGmailに転送しているが、今朝の8:00から受信したメールが全く届いていない。自分の別のアカウントからメールを送ってみるとGmail->Gmailは届いているにもかかわらず、.Macを経由すると届いていない。つまり、外部からのメールは受信できていないということだ。

これはちょっと危険な感じがする。Googleは数10万台といわれるPCクラスタシステムで稼働していて、データのバックアップ、トラブル時の対応など信頼していたのだが、ちょっと心配だ。現在は復旧を待っている段階で、情報が欲しいために勤務時間中にもかかわらず書いてみた。

これを読んでいる人にお願いだが、気が向いたらccに研究所のアドレスを入れburggarten(at)mac(dot)comにテストメールを頂けないであろうか?

追記:やはり届いていない様子。.Macにメールを保存する設定にした。

はてなダイアリーでのpermalink

はてなダイアリーでエントリーを書き、また編集画面に入るとエントリーのタイトルの前にPermalinkに関連する数字が入っている。

試しにこの数字を消してもう一回公開してみたら、Permalinkが変わってしまっていた。これは気を付けないといけない。なぜこのような試用になっているかは、もうちょっと使い込んでみないと分からない。

しかし、はてなのサービスは独創性、スピードといい凄いですね。使用しているときに感じるスピードはGoogleなどよりも速いと思います。

書き物

米国出張関係の書類、ようやくサブミット出来るようになりつつある論文、その他いろいろな試し実験、そのバックグラウンドでは測定が走っている・・・。

仕事量はどんどん増えていって、家に帰ってもそのままMacをタリーズに持ち込んでさらに1,2時間頑張るという日が続いている。そういう日はギターの練習もシステマティックなものは精神的にきついので(笑)、好きな曲を延々と。同じリフをひたすら弾き続けることもしばしば・・・。

長期出張まで、あと11日。いろいろてきぱき終わらせないと。

体内時計

朝4:30起きが完全に体に染みついて、4:30ぴったりに起きることが可能になった。そして昨日試しに目覚ましをかけずに寝たところ、6:00に起床。寝坊してしまいました。あぁ・・・。

最近は体内時計のコントロールが少し趣味のようになってきていたのであるが、時間を管理することで何を成すか、ということが重要なのである。決して早起きは最終目標ではない(笑)。