秘蔵(?)のドイツワインでワイン会を行いたいと思ってます

2003年にドイツから帰国する際にワインをしこたま買い込んで、親戚の地下室で保存していたのですが、この度全て自宅の方に引き取りましたので、これを利用してワイン会を行いたいと思います。異分野交流の場にもなればと思いますので、興味がある方は遠慮なさらず、声をかけてください。私も職場の学生、友人、親戚も含め声をかけてみようと思います。時期は6月、私の自宅を会場を予定しています。

これらのワインは博士号取得後、「常勤職に付いたら開ける」、「子供が産まれたら開ける」、「結婚10周年で開ける」・・・、と思っていたのですが、気が付くと帰国後8年、2人も子供が出来、ワインの品質も心配なので(笑)、ここら辺で一気に開けようと思っています。

もし可能でしたら、当時ワインの選定、そして色々とドイツワインについて教えてくれたT光さんをお招きして、解説を聞きながら皆さんで飲めればと思っています。(これはT光さんのご都合次第ですが・・・)

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ずらりと並ぶワイン。それぞれのラベルが思い出をかき立てます。

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Weingut Josef Biffar (2002) Wachenheimer Altenburg Riesling Spaetlese Trocken

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Weingut Josef Biffar (1996) Deidesheimer Maeushoehle Riesling Auslese

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Weingut Josef Biffar (2002) Ruppertsberger Nussbien Riesling Kabinett Trocken

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Weingut Josef Biffar (2002) Wachenheimer Altenburg Riesling Spaetlese Trocken

 

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Weingut Josef Biffar (2002) Wachenheimer Altenburg Riesling Spaetlese Trocken

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Weingut Josef Biffar (2002) Riesling Kabinett Trocken

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Buhl (2002) Forster Ungeheuer Riesling Spaetlese trocken

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Buhl (2002) Forster Bischofsgarten Riesling Kabinett

 

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Buhl (2002) Paradiesgarten Riesling Spaetlese trocken

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Keller (2001) Riesling Kabinett halbtrocken

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日本帰国の際、大家さん(Prof. Dietmar Rothermund)に頂いたもの。

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隣町のSchriesheimで買ったもの。

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BiffarのSekt

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Deinhard (1999) Ruppertsberger Reiterpfad Riesling Beerenauslese

貴腐ワイン。これはメチャメチャ美味しかったはず。

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うちの父親が適当にラベルを作ってくれたもの(笑)。

Mac OS X マルウェア “Flashback”の感染チェックとその対処

http://nngdkynn.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/04/mac_flashback_a.html
を参考にさせて頂きました。以下の2つを試す必要があるようです。

1.ターミナルで
defaults read /Applications/Safari.app/Contents/Info LSEnvironment
と打って、感染していなければ
The domain/default pair of (/Applications/safari.app/Contents/Info, LSEnvironment) does not exist
と出る。

2.ターミナルで
defaults read ~/.MacOSX/environment DYLD_INSERT_LIBRARIES
と打って、感染していなければ
The domain/default pair of (/Users/ログインしているユーザー名/.MacOSX/environment, DYLD_INSERT_LIBRARIES) does not exist
と出る。
感染している場合には該当するファイルが存在する旨が表示されます。
感染した場合にはブラウザの環境設定でJavaを無効化すれば取りあえずは被害を押さえられ、その後ウィルスソフトウェアなどでsurveyして駆除すれば良さそうです。

私のMacは大丈夫でした。

地震が無い時間が続くと次は大きい地震がくる? (有感地震と無感地震)

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WeatherNews、ゆれくるコールでは今までの有感地震のリストが出る。(WeatherNewsでは有感地震のリスト、ゆれくるコールは緊急地震速報なので微妙に異なる)

311以降、24時間以上有感地震が日本の観測網の中で起こらなかった事はなく、先日の千葉東海沖の地震、その他を見ても有感地震が少なくなっていったときに、大きな地震が発生する傾向はあるのだが、そう簡単に予測できるようなシロモノでは無いことは今までの経験から分かっているだろう。

(参考:3/14までの地震の数の推移を見て欲しい)
しかしながら、無感地震のデータ(Hi-net高感度地震観測網)を見るととてつもなく多くの地震が起きているので、地震が無い状態が続いているとは全く言えない状況だ。「24時間近く地震が無いから、もしかしたら今日来る?」なんてなんの根拠も無しに言っている人に見せてあげて欲しい。
いずれにせよ、備えるべきものは備えておく事が重要ですね。私は取りあえず車のガソリンを満タンにしておきました(タンク半分くらいは残っていましたが)。

新しいiPadを入手

楽しみにしていた新型iPad (WiFi 64 GB)を入手した。

iPad 2は本体が薄く、軽くなったのであるが、その時も噂になった高解像度ディスプレイは搭載されなかったので見送りました。(この意見は妻によるとホントに少数派で、大部分は軽くて薄くなったのを歓迎したそうだ)

最近は雑誌も学会誌も全てscanしてDropboxに放り込み、iPad, iPhoneで読んでいるので、私に一番必要だったのは解像度だったということなのです。初代とは全く異なるスピードと解像度に感動しています。

旧iPadからの以降はバックアップからの復元でOK。旧iPadは2歳半の長女の専用機となります(笑)。

 

高等教育の費用が高いという指摘

という情報を昨日共有したのであるが、実は理系大学院生のための財団、企業からの助成金は多く存在する。奨学金に関して積極的に調べない学生が増えているので、上のリンクのように経済的支援が全く無いような印象を与えてしまうのだろう。

実は財団、企業の奨学金は申し込みが少ないせいか、非常にもらえる確率が高い。しかし問題は大学院に入っても今までと同様に親から生活費が自動的に支給されるという甘えが残っている学生が多すぎることだと思う。

P.S. ちなみにうちの研究室では助成金、奨学金(さらには海外留学の支援プログラム)のデータベースを持っていて、なるべく学生に申し込むようにしている。申請書を書く(論理的に繋がっている文章を書く)というのは、論文などを書くのにかなり良いトレーニングになるのです。

今日は入学試験監督

今日は試験監督で大岡山キャンパスへ。

「ふーん」と流し読みをしていた監督要領に必ず載っている地震の際の対応指針は、311以降は全く存在意義が変わってしまった。

去年、3/12に後期試験の試験監督をした際、1時間遅れで、頻繁に余震が来る中で行った試験の試験会場での緊張感と受験生、試験監督員のよく分からない連帯感は忘れることが出来ない。日本がどうなっていくか分からない中で、自分の将来に関わる大事な審査を受ける気持ちを察して、私も色々なことを思いながら、彼らを眺めていたのを覚えている。

アジア、中東からの留学事情

アジア、中東からの留学希望の学生からのコンタクトが最近相次いでいる。

Skypeで面談をするのだが、自分の方針としては1回目で相手の今までの研究、我々の研究について話して、2回目で我々の研究で特に興味を持った点、可能であれば研究プランを話してもらう(この時点で学生のレベルが分かる)、3回目で家族構成、家族の同意、プライベートなことに関しても雑談がてら話す。

大体、3回目の面談では少し心を開いてくれて色々と自分のことについて話してくれるのだが、最近はインド、パキスタンなどの中東からの留学希望生は(おそらくトップの学生はアメリカ、ヨーロッパ希望)台湾、韓国、中国も含めて留学先候補を挙げていることが分かってきた。

おそらく5-10年前であれば日本が第一希望であったのだろうが、その地位は急速に台湾、中国、韓国に奪われつつあると言って良い。決して地震、原発事故のせいでは無い。

日本はdeclining countryであり、それは日本人よりも外国人の方が知っていると痛感させられる。

私にとってはこのdeclining countryの数ある研究グループの中から私のグループを選んでくれた縁に感謝して、彼らのステップアップに繋がるような環境作りにベストを尽くすのみである。

競争を避ける

硬直したシステム、ルールの中でパイを取り合おうとすると、あっという間にドロドロの競争になる。

自分はむしろ硬直したルールの中での競争を避け、自分なりに新しい、既存のルールでも多少評価してもらえて、何よりもそれを生み出す過程が楽しめる事をやろうとしています。そのための努力はそれなりに厭わない。

そういう意味では私は競争を逃げているし、そのおかげで過当なストレスも無い。一生をかけたブルーオーシャン戦略だ。是非学生にも伝授したい(笑)。

私がこんな時代にも博士課程進学を勧めるのはその様な理由もあります。単純に大企業に中途半端な実力で就職しても、既存のルールでグローバル化した市場で戦っていかなくてはいけない。個性を殺して競争に参加しなくてはいけない。

むしろ、全く新しい価値を生み出す仕事に夢中になる方が、明らかに楽しい。指導教員の与えたテーマで終わってしまう事が多い学部、修士課程から、新しい価値を世に問う練習(実際には練習ではないけれど)、柔軟さを身につけることが出来る博士課程は、今後の社会を快適に生きるのに必要なトレーニングの場になってくれると思う。少なくとも私はそういう場を与えたい。

P.S. よく考えたら、私の博士過程の同僚は技術営業、特許事務所、銀行員、IT企業社員と多彩だ。奇妙な経歴が自分のポジションを得るためのサポートとなっている。

今日は休日出勤

4時起床。そして本日は進学説明会のために都内に向かう。

休日出勤が喜ばしくないのは、休日が減ることではなく、妻が家で2人の子供の面倒を見なくてはいけないところなのですよ。平日は保育園があるので、子育ての負担は減るので、我々は休日の方がドッと疲れる。