Mac OS X Lion 10.7.1の致命的なセキュリティーホール

http://veadardiary.blog29.fc2.com/blog-entry-3479.html

の記事をMacFeelingさんの記事

http://tumblr.macfeeling.com/post/10677827135/lionでパスワードを知らなくてもパスワードを変更できる方法とその対処策-macの手書き説明書

より発見。

Lionで以前のパスワードを知らなくてもユーザーパスワードを変更できる方法がOS X Dailyに掲載されていましたので紹介します。

結構重大なバグで次のセキュリティアップデートで塞がれる問題だと思いますが、知っておいた方がいいと思います。

試してみたら、シングルユーザモードで立ち上げて、パスワード破りが出来てしまいましたね。これは迅速に直して欲しいセキュリティーホール。

Mac OS X Lion ServerにはMySQLは付いてこない


7/20に発売されたMac OS X Lionを導入しました。私はMacBook Pro 13 (Early 2011)とMacBook Air (Mid 2010)を使っていますが、様子を見ながら1台ずつアップデートしました。(主要なアプリが動かなくて、仕事が止まってしまうのは困る)

結論から言うと過去のMac OSのメジャーアップデートと比べると最もトラブルが少ないアップデートであったと思います。

一方、Mac OS X Lion Serverの方は少々苦労している。
Lion ServerにはMySQLが付いてこないとのことでした。

デフォルトのデータベースはPostgreSQLとのことなので、MySQLを自分でインストールして、データベースを移行するか、PostgreSQLにデータベースを移行するかになります。

本サーバ、私の駄文blogだけでなく、妻の子育てブログ、その他大量のデータの受け渡しなどにも常時使用しているために、迂闊にサーバを止めてアップグレードすることは危険なのです。(もちろん実際のアップグレードor新規インストールは別HDDを用いて行いますが・・・)

ということで、Mac OS X Lionへの移行は冬休みくらいになると思います。

Mac OS X Lion Recovery Disk Assistant

つい昨日まで研究室の学生とも話題になっていたMac OS X Lionのリカバリーディスクに関してであるが、ついに復旧のための物理メディアの作成方法が提供されました。

http://support.apple.com/kb/DL1433?viewlocale=ja_JP

何が問題かというと、如何に現在のシステムが壊れてしまってリカバリー領域から復旧出来るとしても、そのドライブが物理的に故障してしまったら、全く手が出ないと言うこと。つまり手元にTime Machineのバックアップが残っていて、マシンのメインドライブを交換したとしても、リカバリーのためのシステムが無い、という点で不安であったユーザは多いと思う。これでこの問題は解決。

1GBの容量のUSBメモリ、SDカードがあれば良いとのことなので、少し古いデジカメのメディアの再利用方法として最適だと思う。早速私も古いUSBメモリをこいつに当てることにした。

そこで疑問なのだが、このリカバリーメディアを使用すれば無制限にLionをインストールできてしまうのでしょうか?それともApple IDなどでLionのライセンスの有無を確認しているのでしょうか?興味がある。明日研究室のMacで試してみることにする(笑)。

追記: Lionインストール時にディスクイメージを取り出す技があったので、私もそれでディスクイメージをいざというときのために保存しておいたのですが、これを基にSDカードをリカバリーメディアにしてみたのだが、あるところから進まなかったので、実はハードウェアのクラッシュを今日まで恐れていました・・・。

About Lion Recovery Disk Assistant

Built right into OS X Lion, Lion Recovery lets you repair disks or reinstall OS X Lion without the need for a physical disc.

The Lion Recovery Disk Assistant lets you create Lion Recovery on an external drive that has all of the same capabilities as the built-in Lion Recovery: reinstall Lion, repair the disk using Disk Utility, restore from a Time Machine backup, or browse the web with Safari.

Note: In order to create an external Lion Recovery using the Lion Recovery Assistant, the Mac must have an existing Recovery HD.

To create an external Lion Recovery, download the Lion Recovery Disk Assistant application. Insert an external drive, launch the Lion Recovery Disk Assistant,  select the drive where you would like to install, and follow the on screen instructions.

When the Lion Recovery Disk Assistant completes, the new partition will not be visible in the Finder or Disk Utility. To access Lion Recovery, reboot the computer while holding the Option key. Select Recovery HD from the Startup Manager.

 

ATOK 2011 Macを導入

毎年、バージョンアップごとに購入しているATOK for Macを今年も導入。ATOK 2011から異なるマシン間でユーザ辞書を同期できるということで、今回のバージョンアップは楽しみにしておりました。

設定時に気付いたのですが、同期が1日1回なのですね。iPhone等との同期も売りにしているのに、1日1回の同期ではMacの作業の続きをiPhone等で行う場合にはストレスが感じられるかもしれませんね。

今まではSugarSyncを使ってATOKの設定ファイル、辞書もろとも異なるMac間で強引に(笑)同期していたのですが、今回のバージョンでもそれを採用します。

具体的には

ホームの/Library/Preferences/ATOK24のフォルダーをSugarSyncで同期設定すればOK。

2つのマシンの間にconflictが有るときには両バージョンが残されて、ファイルが溜まっていくのですが、1ヶ月に1度くらいそれらのファイルを削除してあげれば大丈夫。

あまりにも脆弱な私の情報セキュリティー

My New Air Mac

これはもう4年前の出来事。

私が学生時代に一緒にコンピュータネットワーク関連の事業をやった友達が今は情報セキュリティーの研究者になっている。

彼と同じ研究所に勤めることになって、私が彼のオフィスに遊びに行ったときのこと。

「ちょっと電話がかかってきたから、その共用PCでメールチェックでもしていてよ」

今思えば、これが全ての始まりだったのだが、数分後に彼が現れて、私のMacを見せてくれといい、そしてその場で私しか知らないパスワードを入力し、ログインして見せた。

このときには焦ったが、実はこの共用PCにキーロガーが仕掛けられていて、いくらブラウザ内にデータを残さないようにしても、全てのキーの入力をモニターしているのだから敵わない。そしてGMailのパスワードとMacのログインパスワードが同じであったことが致命的であった。それ以来、私はパスワード管理に気を遣うようになり、自分以外のPCでパスワードを打つときにはソフトウェアキーボードを使うようになった。(というか自分以外のPC & Macはほとんど使わなくなった)

これは彼なりの親しい人限定のセキュリティーの啓蒙方法なのであるが、なかなか効果があると思う。この日以来、私は公共の場にある共用マシンなどは使わなくなった。

P.S. ちなみに全く異なるパスワードを設定したPCを持って行ったのであるが、2,3分で管理者権限をとられてしまった。(WIndows XPとVista) これは一般には公になっていないセキュリティーホールを利用したものであり、彼は10個ほど方法があると言っていたが、もちろん教えてはくれない(笑)。

Macで緊急地震速報を受信

この動画はWeather NewsのWindows用の緊急地震速報(個人向け緊急地震速報 The Last 10-Second)が3/11の東日本大地震の際、関東地方ではかなり役に立ったのでは?と感じされてくれます。しかしMacには未対応・・・。

私はiPhoneに”ゆれくるコール”を入れて、プッシュされる緊急地震速報を受信しているが、Macで作業して集中していると、あるいはマナーモードにしていて忘れていると気付かないことがある。

Macで緊急地震速報を受信する方法を2つ見つけたのでまとめておく。

1. Google Chromeの拡張機能 ”
をインストールしておく。
もちろんChromeを常に起動させておく必要あり。

2. TwitterのSIMBLプラグインTFMYurekuruPatcherを利用
(私はこちらを使用)
使用方法の詳細は

Mac OS Xでも地震速報「ゆれくるコール」の通知を受けたいと思ったからTFMYurekuruPatcher


を参照。
Growlとの連携で通知してくれて、リソース消費が少ないので私はこちらを使用。
これはiPhoneのゆれくるコールよりも通知がはやい事が多い。

しかし、上記2つの方法は最大震度を報告してくれるのみで、自分の位置を設定して、その場所での予想震度に基づいて通知してくれるわけではないので、その様な意味ではWeather Newsの有料のサービス、ゆれくるコールの方が優れている。

全てはproxyのせいでした・・・。

If you have problem in Back to My Mac, just try to uncheck the usage of a proxy server.

Mac OS X 10.6.5にアップデートしてからの

  • Back to my Macの不具合
  • Mozy Homeの最新バージョンでバックアップが全く行われない。

この2つの不具合はここ数ヶ月、Macを使う上で大きな問題だったのですが、本日これがproxyのセッティングのせいであることが判明しました。

気付いたきっかけは有線でつないでいたら、何もかもうまくいったからなのですね。有線LANではproxyサーバは設定されていなかったのです。

実はこのproxyの設定は学内の無線LANに繋げるための設定で、5年ほど前に設定していたのですが、もう必要ないのに放置していたのですね。proxyサーバを使用しない設定にしたら、呪いが解けたように全ての問題が解決しました。

Safariの動作も圧倒的に速くなったりして、この数ヶ月何をしていたのだろう?と、悔しい思いです。この思いを論文執筆にぶつけようと思います(笑)。

Mac OS X 10.6.5 mobile meの不具合

一部のMacBook Proで確認されていた、Mobile meを有効にするとOSが反応しなくなったり、アプリが落ちるといった問題は今回のAir Macユーティリティーのアップデートで解決したようです。
意外と時間がかかりました。

追伸:
実はこれ治っておりません。数時間すると以前と同じ状態に戻りました。

Mozyを用いたバックアップ

私のメインマシン(MacBook Pro 13 inch 2009 mid)は750GBのHDDを搭載し、そのうちの約400GBがデータであるが、この中には今まで行ってきた研究の成果が全て詰まっている。(実際の実験データは3TB程度有るので、別のHDDに2重化しておいてある)もう既に論文になっている古いデータなどはともかく、最近の成果の詰まったスライド資料、書類のデータが消えてしまう事態はどうしても避けなくてはいけない。

私はTimeMachineで全てのデータを2ヶ月分くらいの履歴をとりながら、別のHDDにバックアップをとっているが、最近あったシステムクラッシュの際には、データはその外部のバックアップHDDのみに保存されているという不安な状態になった。特に全データ復旧の際にはHDDに通常よりも高い負荷がかかることは確かなので、その際にそのデータが消えてしまうのは耐え難い。

ということで、2週間前からオンラインバックアップサービスのMozyを使用している。ここではシステムとアプリケーションデータを除く全てのデータ(約340 GB)をバックアップすることにした。このサービスの魅力は一定のコストでバックアップできるデータの上限は事実上無限で(ただしコンピュータは1台に限る)、容量に気を使う必要がないところにある。

問題はネットワークを介したバックアップは非常に時間がかかるということで、2週間でようやく130 GBのデータ転送が終わったところである。全データのバックアップにはあと1ヶ月くらいかかりそうではあるが、安全なデータセンターにバックアップがあるというのは安心を与えてくれる。

またもう一つの問題は最新版のクライアントソフト(MozyHome Mac ver. 2.0.1)の使い勝手がよろしくない。常駐していて、急にファイルのスキャンをするので、バッテリーで使用する際にMozyのプロセスがCPUリソースを食ってしまい、その結果バッテリーの持続時間が短くなる。モバイルで使用する頻度が高い私にとっては大きな問題だ。

今のところ、最良の環境はMozyHome 1.62をダウンロードして、その自動アップデートを切った状態で使用するというパターンである。これだと勝手にバックグラウンドでバックアップが走り出すということがない。

Mac mini上のMac OS X Serverインストール

この1週間このサーバは少々不調でした。

MySQLサービスがロックされてしまい、WEB上で見つけた対策でも復旧できなかったことが原因ですが、この点に関しては位また完全な対策は見いだせないままです。

Mac OS X Serverなので、TimeMachineから過去のシステム状態に戻せばいいと考えたのですが、なぜか復旧中にエラーを出してしまうことが分かりました。

ここで試した手は
・OS DVDから立ち上げて、TimeMachineで復旧→途中でエラー
・Mac OS X Serverを立ち上げて環境を移行→途中でエラー

ちなみにMac OS X Serverの DVDでMac miniを起動させると、途中でカーネルパニックを起こします。これは非常に問題で、Appleのサポートに問い合わせようかと思っている。現在サーバのインストールはMac mini付属のOS DVDでMac OS X 10.6をインストールしてからMac OS X Serverにアップグレードするという手順でやっています。(面倒くさい)

結局、以前の2.5 inchに残っていたシステムをCarbon Copy Cloner(CCC)で丸ごとコピーして、再出発しました。なのでこのブログのエントリーもいくつか消えているわけです・・・。

現在のバックアップ状況は
・ファイル(過去の履歴も含む)はTimeMachine
・システムは1週間おきにCCCで別HDD
という2台のHDD(システム全体では3台)で行っています。

追記:
Time Machineを用いたバックアップからの復旧はServer本体ではなく、別のMacでも行うことが出来る。今回はMac miniは復旧出来なかったが、MacBookを用いれば復旧する事が出来た。