一つの時代が終わったような感じがした

Heidelbeg Hauptbahnhof (2001)

全ての写真をiPhotoで管理することに決め、約4万枚の画像ファイルをインポートした。

結局、5時間を要したのであるが、画面にインポートされる昔の写真が次々と表示され、時々見入ってしまう。

特にドイツ時代の写真が画面に現れると、非現実的な気分になる。

あのとき確かに私はあそこにいて、この風景を見て、何かに対して、もがいて生活していたのであるが、今振り返ると現実感がない。

帰国後は大学、研究所、そしてまた大学と、任期付き研究者誰もが持つプレッシャーと戦いながら日々を送ってきた。しかし今は「意味のあるチャレンジをしなくてはいけない」という今までにない健全なプレッシャーを感じながら生活している。

完全に自分の成長に集中する生活から、日々の諸々に埋もれながら家族を維持しつつ自分もステップアップしていく、というフェーズに入ったことに気付く。自分の中で一つの時代が終わったような感じがした。

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