自由が丘

Jiyugaoka -New avenue

私の脳裏に浮かんだのは小学校1年生の時の自由が丘の風景。
現在のようなおしゃれな町ではなく、町並み自体が古かった。
自由が丘で旅館をやっていた祖父の家には毎日遊びに行っていた。その旅館には一般家庭にはない、大きいお風呂、シーツ用の巨大なアイロン、妙に大きいなどの設備があり、数人いた従業員も西表島から北海道まで日本全国から集まってきていた。勤めている期間も数ヶ月から15年以上と幅があったと思う。
お客さんも特徴があった。お忍びで愛人を連れてきている政治家もいた。
お客の中でも特に印象に残っているのは、おそらく数ヶ月滞在していたと思われる政治家の人で、守護霊をみてくれるという、怪しさ満点の人で、私の守護霊の鑑定結果は覚えていないのだが、従業員全員が守護霊をみてもらったと思う。
このほほえましい怪しさが私にとっての昭和の一つである。

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