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で記憶に関する自分のエピソードを書いたのであるが、それに関連して(?)夢に関して昔から持っている疑問がある。
それは「夢の中で流れる時間の速さは、現実の時間と同じものか?」という疑問で、初めてふと考えたのは高校生くらいの時だったと思う。
これは、定量的に議論するための方法が今のところなさそうだ。なぜなら人間は状況によって同じ時間でも長く感じたり、短く感じたりもするからである。現実で1秒で起きていることを夢の中では3秒で体験しているかもしれない。さらに睡眠中は脳の動きが遅い(CPUでいうとクロックが低い??)可能性があるから、という考え方はよいのであろうか?どのようにアプローチしたらよいのかも分からない。
(夢はモノクロのことが多いけど、これは低い処理能力で動いているせいなのか??)
これを解決する手段として、外部から睡眠中に温度、電気、匂いなどの周期的刺激を与え、それが夢の中で見ている内容にシンクロさせれば分かるのではないか?とも考えたが、よく考えてみたら3秒おきの刺激が夢の中で、例えば海を見続けていて、波が岸辺に打ちつける周期にうまく対応できた(出来たという保証はどこでするかは別として)としても、夢の中では10秒おきに波が来ているかもしれない。
実は今日ふと布団の中でおきて、妻がお風呂に入っている音が聞こえたのであるが、二度寝したら東京から伊豆まで電車で旅をする夢を見た。夢の中では電車の中でとなりの人とかなり長い間話していたのであるが、ふと目覚めたとき、妻はまだ風呂に入っていた。現実世界の10分が夢の中での30-40分に相当・・・、とは単純に行かないですね。
全くとりとめのない、そして論理性のない話になってしまったが、直感的には”大きく異なる”と信じている。