今日、東工大でProf. Uzi Landmanの講演があった。
私が彼と初めてあったのは、修士2年の時でAu(111)表面上のthiol分子の吸着状態の計算のディスカッションをしたのが最初で最後の機会であった。
前回のセミナーで衝撃を受けたのは、実験結果を解析するための計算orシミュレーションではなく、実験家に様々な提案をするような研究を行っている点であったが、今回のセミナーの内容も全く変わらないスタイルで、さらにバイオの世界まで守備範囲が広がっていることが、非常に印象的であった。
とにかく刺激を受けたことは事実です。このようなセミナーは1年に1,2回かも。
P.S. ちなみに僕の質問は「シミュレーションと実験のタイムスケールの差をどのように埋めるか?」という質問だったが、答えは「それを解決するのは不可能で、系の緩和に気をつけてシミュレーションをやっている。」という答えだった。