今回のKeynote Speechも早速Quicktimeのストリーミングで公開された。
http://macworld.apple.com.edgesuite.net/mw/index.html
僕はいつもこの基調講演を見るのを楽しみにしていて、インターネット上で新製品が明らかになっていながらも、わくわくして見てしまう。あっという間に夢中になってしまうのだ。今回の講演は90分と非常に長いスピーチであったが、ところどころジョークを混ぜたり、新しいコマーシャル(かわいそうなIntelプロセッサーのAdは必見!)、客席とのチャットを見せたりと、非常に楽しませてもらった。
「XXが出来るから、YYを買ってくれ」というようなプレゼンではなく、「XXが出来るから、これによりいろいろなことが簡単にできるようになる。」と、様々な可能性を消費者に提案してくれる。それによって消費者の新しいデバイスによる新しい表現の仕方、音楽、映像などの楽しみ方に関する想像力が刺激される。
僕も研究発表でこのようなプレゼンをしたいと思うが、何せこういうプレゼンでは「強力な成果」が必要になるわけで、自分でも惨めと思える結果でのプレゼンは正直言ってつらい(笑)。というわけでJobsのスピーチが自分の仕事に対する刺激になっていることは確かだ。