ようやく論文が一区切り


ようやくずっと書いてきた論文が一段落付いた。

異動の時期と重なり、かなり執筆が遅くなり多くの人に待ってもらってしまっている。

今回の件で気付いたのは、日々の雑用に押しつぶされると、肝心の優先度が高い物が、どんどん隅に追いやられるということ。しかも、自分の中でも優先順位がいつの間にか変わってしまっている。

忙しいとはまさに心を亡くすことで、優先順位が曖昧なまま、機械のように作業して一生を終えていくのは避けなくてはいけない。今後さらに増えていくだろう日々の雑用にどうして対処していこうかというのが、最近の反省点であり、また最も重要な課題の1つである。それを考えるとここ2,3年の自分の成果を考えるのが怖い。

先週から解決策にしようとしているのが、「雑用を気晴らしの機会にする」ということで、自分にとって集中力の高い時間を見極め、その時間に論文、プロポーザル執筆、調査研究などを遠慮なく行う。そして、疲れたら事務関係の仕事などを音楽を聴きながら(笑)、行うというパターンで仕事をしている。

まだ初めて4日だけだけれども、貴重な集中力が高い時間を有効に使えている。しかし、良い結果が出そうな学生の実験を見ると、何があっても駆けつけて横から「いけー!」と応援してしまう。これが学生にとっても自分にとっても良い刺激になることを祈っている。

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