Wimbledon 2006

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今年のWimbledonの決勝戦はフェデラーとナダルという全仏と同じカードになった。正直に言って、クレー専門と思われていたストローカーのナダルがここまで来るとは思わなかったし、彼のすさまじいコートカバリング能力が浮き彫りになっている。

普通、全く違うサーフェスで同じ対戦カードになることは珍しく、タイプは違えど高いレベルのオールラウンダーがこれからトップに君臨する時代になたのだなあ、と感じた。まだ全仏、Wimbledonの2大会だけだが、グラフとセレシュの時代に少し似ていると思う。

とにかく今回のフェデラーは強く、おそらく全盛期のサンプラスよりも高いサービスキープ力、角度のうまい使い方、パッシングショットの成功率は現代テニスの完成形の一つだろう。準決勝のビョークマンが為す術が無く、試合の流れを変えようと、いろいろきっかけを作っているにもかかわらず、全て封じ込められて、挙げ句の果てに自分のリズムを失っていく過程が痛々しかった。

明日の決勝が楽しみです。前評判ではフェデラー圧倒的有利だが、前回のグランドスラム大会決勝で負けているというのはフェデラーにとって非常にイヤな点の一つであるはず。すさまじくレベルの高い試合になることは間違いないでしょう。

(リンクを張ってあるのはYouTubeのフェデラーのスーパーショット)

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