今週、研究室でちょっと面白い報告があった。
• 透過型電子顕微鏡(TEM)の像が建物の入り口で人の出入りがあると2 nmほどずれる
• 気圧の変化に敏感な人(知っている人は知っている)が「産総研に来てから体調が悪い。」と訴える。
ということで、我々興味ある測定班が気圧計で研究所内の気圧を測ってみたら(仕事しろよ・・・)なんと960 hPa。
低い・・・。
やはり、化学実験室のドラフトで常時排気しているのがきいているらしい。確かに入り口のドアが開くとかなりの風を感じる。
ちなみにこの気圧は大体標高950mの気圧で、化学系研究者はみんな高地トレーニングを毎日行っているようなものなのだ。頭がぼんやりしてしまっている人がいてもおかしくない(笑)。
研究所内に張り巡らされている酸素のPラインガスは所員の酸素補給のためだったのかー?と冗談で終わってしまった今週でした。