10年ぶりのアップデート


世の中はiPhoneの話題で持ちきりだが、私は先週末、ギターのラインを大アップデートしたので、そちらで勝手に盛り上がっている。

12年使い倒したRoland(Boss)のGT-5を引退させて、Guitar Rig 3を導入。Guitar RigはPCをエフェクターとして使うという革新的な製品だが、最初登場したときはうさんくさくて(笑)、音質、また音の選択肢が少なかったため導入はしていなかったのだが、Guitar Rig 3になって、十分と感じたので思い切って導入。自分のアンプを外に持ち出す機会が激減した現在、この選択肢が一番良かったのではないかと。もう一つ重要なのはベースアンプも兼ねてくれるという点。これで52290円は安い(アカデミック版)。

クリーンからひずんだ音まで、そつなく対応してくれるのがうれしい。特にGT-5は7弦の音作りが難しくて困っていたのだが、あっけなく解決した。

Core audioにも対応しているので、そのままLogicでレコーディングできるというのが素晴らしい。ソフトウェアベースなので、アップデータが出れば自分のアンプがアップデートされるというのが良い。(ちょっと不思議な感じだが)

これで私のMacは普段の業務、仕事、写真の整理だけでなく、音楽制作を超え、ギターアンプとしても働くことになりました。

論分アクセプト、リジェクト、学会発表


今週は論文がアクセプトされたり、リジェクトされたりでなかなか刺激的な週でした。

リジェクトされた論文へのreviewerのコメントを見ると、「なるほど、納得!」と思わせるコメントがあって、「素直に納得するくらいだったら、最初からやれよ。」と自分につっこみを入れて、論文の直しを始めました。

今年1年はメンバーの今までの成果を漏らさぬように多くの論文に仕上げつつ、来年からの戦略を練る年。力強い離陸前の滑走(笑)を続けます。論文執筆は骨が折れる作業だけれども、何よりも勉強になるし、研究のアイデアも色々と浮かんでくるので、前進しているという実感が感じられる作業だ。

ここ1年で出た結果を学会で発表してきたが、私の発表の前後での人の動きを見ると、注目している人は注目してくれているという感じです。この分野の集大成に持って行くにはここから1-2年が踏ん張りどころでしょう。

理想的なバックアップ


Leopardの導入以降、バックアップに関してはTimeMachineに頼り切っている状態だが、実はもっと確実な方法がるのでは?と考えている。(TimeMachineでもデータ復旧時に問題が出たことが報告されているし、実は私もまだ復旧したことがない)

もし外付けHDDにバックアップをとっていても、自分の家が燃えてしまってはPCと共に灰になってしまうので、実はリスクが高いのでは?そこで、考えたのが以下のようなシステム。ここではネットワークを介したMozyというサービスを利用する。このサービスは付き5ドルで容量無制限のバックアップがとれる。(外付けハードディスクを買うよりは良いのでは??)

メインのMacBook→母艦Macのホームフォルダ・・・→Mozy

    ↓

外付けHDD(TimeMachine)

というようにしておけばほぼ完璧になるはず。Mozyはホームフォルダのみのバックアップが可能で、システム全体のバックアップは出来ないのでこの様なシステムが一番お得なのではと考えている。

また、(メインのノートPC→母艦PCのホームフォルダ)の経路のデータの同期はrsyncを利用したMacFeelingさん作の"I’ll be back"というソフトウェアを推薦したい。とても洗練されているユーザインターフェースで、戸惑うことはないであろう。

ここまで神経質になる理由は、1つは今まで撮ってきた写真の数々、そして仕事のデータがあまりにも自分にとって重要であるからである。

P.S. データの分散によるセキュリティーの低下に関しては、特に私は気にしていない方です。そんなにまずい個人情報はないし、実験のデータ、解析結果、その他解析プログラムなどを見られてもあんまり気にしない。自分しか分からないし・・・。むしろデータが無くなる方が怖い。

7 strings


ここ1ヶ月はJohn PetrucciのSuspended Animationをずっと聴いている。

丁寧に作り込まれたギターアルバムです。彼はVaiとかSatrianiと並んで7弦を使いこなす人なのですが、1曲目のJaws of Lfeから7弦丸出しでいいですね。このリフをひいているだけでも数時間すぐに立ってしまいます。このアルバムに入っている曲にはずれはなく、1曲コピーするだけでもギターの腕が上がりそうな感じです。今のところコピーできたのはJaws of LifeとTunnel Visionのリフのみです。ソロなどは弾けないばかりか、譜面にも起こせない部分が多いです(笑)。

7弦に関しては最近はこんなのもあるみたいですね。

7 String Les Paul

記録更新、個人的学会シーズン、初めての病欠


最近はエントリーが減ってきているが、日記は付けている。寝る前に手帳に2,3の文章を書いて終わることが多くなってしまった。

だいたいここの日記というものは、ある種のdisclosure mediaであって、これを読むとだいたい僕がどの様な生活をしているかが伝わる。別にそんなことはどうでも良いのだが、なんか思ったことをそのまま書いていると本当に支離滅裂になるので、ちょっと休んでいる状態といったところだろうか?と、ここまで書いてもう既に意味が分からない(笑)。

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恒例の荒川駅伝では10 kmを44分で走破した。2年前は50分かかっていたことを考えると、大きな進歩。しかし10 kmを速く走るようになるよりも、気力、体力を付けて時々仕事で無茶が出来るくらいのコンディションにしておきたい、というのが正直なところだ。

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水曜日は2003年に帰国してから始めて病気で1日休んだ。牡蠣にあたって半日休んだことはあったが、全日休むのは始めて。そんなに病状は悪くなかったのだが、職場での緊急の仕事もなく、ここで完全に回復するために病欠を選ぶ。

家でも書き物を続けていたが、2,30分で集中力が切れ、ハイテンションを保つことが出来ない。健康は本当に重要だと実感。

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今週から個人的な学会週間に入る。今までに参加したことがなかった学会で自分の研究がどの様に受け止められるかが、楽しみ。とにかく今年1年は今までの研究をまとめつつ、次5年で何を行うかを真剣に考える期間。

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小さい論文だけれども、取りあえずアクセプトの通知が来ました。細かいところを修正して7月にpublishされる予定です。

「fonのルータは1ヶ月に一度リセットしろ」と・・・



fonのルータは自動でアップデートを行っているので、1ヶ月に一度はリセットするようにとの追った子が最近出たのであるが、ファームアップの作業中にリセットをかけてしまったもう起動しなくなってしまうリスクがあるのでは?

深夜の時間帯を狙ってアップデートを行っているのでしょうか?ふと思った疑問でした。

MacBook Proバッテリーのリコール


先週から急にバッテリーの持ちが悪くなったと思って、調べてみたらリコール対象のバッテリーを使っていることが判明。早速ジーニアスバーに予約を取ってApple Storeに馳せ参じたが、その場で新品のバッテリーに変えてくれた。とても素早い対応で助かりました。昨日書いたのであるが、これで1年間はバッテリーを買わなくてもすむ。

症状は以下の通り。

  • バッテリーの容量が充電回数48回で2000 mAh程度に。
  • フル充電でも「充電されていません」の表示が出る。
  • 先週までは正常であったのに(14ヶ月使用)、急に発症。

これは保証期間が過ぎても2年までは対応してくれるとのことです。

取りあえず以下のアップデートは必要。

http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305540-ja

今週はrejectの週、特許出願、新入生の実験


(これは少しぶれている気がします)

今週は月曜日から予算、論文と様々なrejectの嵐で少々疲れたが、家に帰って落ちついて申請書、論文を読み直してみると、改善すべき点が色々見つかったのでそれをリストアップして次回に反映することにした。

そんなことをしている間にも、別の予算申請、論文、特許出願のための資料作りがqueに入っているので、それらを少しずつ粛々とこなしている。先週までは論文を優先していたのだが、この特許の話が進まないことには論文はおろか、学生の学会発表にも影響するので、来週は一気に特許関係を片付けてしまうことにした。今日はその土台作り。図を作ってもらうのを学生に手伝ってもらおうか?と思ったが、結局は自分で作ってしまうような予感。

ここ2ヶ月はちょっと探索的な実験を自分で行ってきたが、月曜日に取りあえず結論を出し、研究テーマとするか否かを決定する。これはちょっとお留守になっていた微粒子に関するテーマです。

To the river mouth



自分で設定した論文の締め切りを守ることが出来たので、今日は思い切って鶴見川の河口までサイクリング。3時くらいまで論文と格闘していたので、少し疲れていたのであるが、天気が良く、風も弱かったので快適だった。距離は約50 km。所要時間は往復で3時間ほど。



ここが終点。意外とあっけない。



河口付近にはこの様なマニアックな工場&看板