ここ1週間



ここ10日間ずっと風邪気味のような体調不良であったけれど、ようやく回復しました。
風邪をひいても夕方に治る、そして風邪をひくのは圧倒的に週末が多い、という健康優良児であったので初めての長期にわたる体調不良の経験でした。自宅での禁酒が原因か?
しかし体調が崩れると集中力も落ちることを実感しました。お休みをとると仕事のスケジュールが破綻してしまうほど忙しくはないけれど、これからは体調管理を積極的にしていかないとねえ。といっても、適度な運動と適量の食事くらいしか思いつかないけれど。
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1月のドイツ出張で知り合ったミュンヘン大の研究者が東京を訪問。彼はピアノがうまいのだけれども、今回の来日にレコーディングに参加するようだ。うーん、現場を見てみたい。
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妻の妊娠してから絶対にこの機会でしか得られない知識を得ている。こんな機会がなければ「なぜ妊婦さんのジーパンがずり落ちないか?」を明確に答えることは無理であろう(笑)。
私は妻のおなかが大きくなっていく様子を定期的に写真に抑え、赤子の大きさを定量的に求めようとしていたのであるが、写真撮影を拒否され(笑)、目測による信憑性のない測定に終始せざるを得なくなっている。

さて、今週は



今週は申請書を提出しこちらは一段落、次の論文に取りかかる。
こうしている間にも学生の論文が2本アクセプトされた。この1週間で3本の論文が受理された。こんなに重なったのは初めて。何よりも学生の学位取得が確実になったのがうれしい。
しかし、彼の3本目の論文でエネルギーレベルと電子のやりとりのディスカッションの部分がとても微妙なので、そこを徹底的にディスカッションする。良い意味でとても頑固なヤツなので(笑)、3時間に及ぶディスカッションの末にお互い納得できる結論に到達。研究所の研究員の方にもディスカッションしてもらうつもり。
私の方は以前rejectされた時のコメントに従って、論文を直している。2人のレフェリーが正反対のことを言っているので、そこは何とかうまくまとめる。来週にはsubmitできるであろう。そしてもう一本もほぼ完成。そして日本語の総説に取りかかる。仕事があるのは良いことだ(笑)。
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妻が妊娠5ヶ月になって、つわりも少し落ちついてきた様です。
女性は生きる力がとても強い。仕事と家事をこなしている奥さんの姿を見て日々実感しています。私は取りあえず彼女の足を引っ張らないように、粛々と食器洗いを頑張ります(笑)。

仕事をこなしているけれども缶詰めというわけではない



申請書や職場の WEB管理などで、あっという間に仕事が溜まってしまっていたのだが、週末であれば何とか家でリラックスしながら進めることができるので、助かっている。職場のMacの画面を呼び出せるBack to my Macに感謝。
午後は夫婦で横浜ららぽーとに。買い物に興味が無く、ベンチでひたすらMacで作業をしている人を見かけたらそれは私でしょう。
心臓疾患を持つ11ヶ月の子供の手術費用の募金が行われていた。こういう話を聞くと胸が痛む。私の募金は少額だけれども役に立つことを願って。
妊娠した妻が安定期に入った。私はなるべく居間などを本や、楽器などで散らかして妻にストレスをかけないよう注意している(笑)。
御利益があるという安産のお守りを送ってくれた人ありがとうございました。また参考になる本をいくつか送ってくれたYさん、感謝しています。一冊の詩の絵本は心に滲みました。もう一冊の妊婦さんのための本はあまりにも内容が多く、まだフォローできておりません・・・。

春一番



帰宅してホッと一休み。
風が強くて、部屋の外がビュービューいっています。こういう中でコツコツと作業するのは楽しいですね。
明日はポスドク時代のポスドク仲間の結婚式で大阪に向かいます。出張以外で大阪に行くのは初めて!!

今度は書く方の死のロード(笑)



連続するドイツ出張、国内出張が終わり、今度は研究室にて論文、申請書を書く方に集中しています。
ここ5年くらいで書き物をするときは40分集中して10分休憩のようなサイクルが出来て来ました。(中途半端なサイクルですが) タイマーをセットして、40分間はボスからのメール以外は見ないようにしています。(ボスからのメールを受け取るとMail.appがポップアップする様になっているのでわかりやすい。)
ドクターの学生の論文の査読者のコメントが2つ返ってきて、これに対応しています。私の方も1つ返ってきて同時進行で直しています。
これが終わると、申請書を書いて、依頼原稿を1つ書いて、論文の方に戻るという感じになるでしょうか?
執筆中に思いついたアイデアなどを書き留めて、さらにブラッシュアップして論文、申請書に反映させる。ここ1週間はずっとその作業に1人で没頭していますが、荒削りだったアイデアが洗練されてきているのを感じると、ちょっとした幸せを感じます。
週末を使って、自分の論文はOK。学生の投稿論文はもう少しという感じです。

ドイツ出張総括

”Germany
もう帰国して1週間経ってしまったが、ドイツ出張の感想を。
到着初日に友人(博士課程の戦友)が小さいパーティーを開いてくれたりして、有難いけれども時差ボケには辛い状態で始まった出張ですが、濃密な6日間でした。
翌日(20日)には出身研究室を見学して、卒業して5年間でここまで変わるかというところを見せられ、セミナーをすればかなり充実した議論になって、よるミュンヘンに着いたときにはへとへとになっていました。
ここからはオフィシャルなミーティングで金曜の午前中にはこのミーティングを抜け出し、単一分子の力測定の総本山のGaubグループを見学してきました。
Lab TourをしてくれたHermannはJazz piano playerで昔は音楽学校に通っていたそうだ。彼は私が大好きなMichel PetruccianiのLookin’ upを弾いてくれた。

Gaub Labはかなり自由な雰囲気の研究室で、セミナー室にはギターやピアノもあるし、ハンモックの部屋もある(笑)。また何よりもほぼ全員がMacユーザであるところがポイントが高い。
”Germany
大学院生はScienceやNatureに論文を通すというとんでもないレベルの研究室だけれど、自由な雰囲気があふれていました。Gaub先生は料理が得意なんだそうだ。
Hermannには2008年度の私のベストピアノアルバム、Avishai Cohenの“Gently disturbed”を贈ることにする。

おかしな夢をよく見る



最近は現在と過去の状況が混ざったようなおかしな夢をよく見る。
私は高校生で遅刻すると、休日は図書館で勉強しなくてはいけないというルールになっている。夢の中で私はわざと遅刻してそのペナルティーを使って論文を書く、というよく分からない内容なのであるが、少なくとも自分が今何に追われているかがよく分かる(笑)。
普段考えていることを夢の中でも考え続けることが、多くなってきた。内容は研究から音楽のことまで幅広い。しかし、一昨日はコンピュータシミュレーションのアイデアについて良いアイデアが出たし、昨日はナチュラルハーモニクスを生かすスケールについて思いつくことが出来た!
しかし、こんな事やっていると疲れが溜まるような気がする・・・。

2009年1週目、to doリスト管理、自宅では禁酒



仕事初めから1週間が経った。
各国出張の次の日は少し疲れが残っていたが、以前のペースで論文執筆を再開し、以前のペースを取り戻すことが出来た。
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最近は細かい仕事が舞い込んでくるようになり、忘れっぽい私としてはto doリストをいつも整備しておく必要がある。
今までRemember the milkを使用していたのであるけれども、さらなる効率化のため、OmniFocusを導入した。2,3日ひたすら使ってみて、ようやく慣れてきた。
to doの項目を最初にsurveyして、そこから整理する、という一まで手帳とRemember the milkを使用していたところをこのソフト1つで出来るようになり、奮発して買って良かった。
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さて、今年から自宅での飲酒はやめるということに決めました。こうなると外出先でしか飲まないので、家では完全に素面なのです。禁断症状が出るかと思っていたが(笑)、今のところ大丈夫ですな。なお家に友人を招いたときは例外ルールが適用されます。
また今まで同様、家の外での飲酒は全く制限されることはありません。

2008年まとめ & 賀正



年が明けて、1日は完全に休みとなりMacは開くものの、1年を振り返りつつ自宅でゆっくり過ごしています。
結論から言うと2008年度は今までで最も仕事に集中できた年でした。仕事以外のことで悩むことがほとんどありませんでした。悩んでいたのは装置のこととか、実験データの解釈とかその程度でした。(次の5、10年で何を目標にするかは悩みっぱなしですが・・・)
如何に仕事以外では“気になること”が少なくなったかを実感した1年でした。妻と家族に感謝。
2009年も自分で決めた目標達成にひたすらのめり込んでいこうと思います。