もう一つシンポジウム

明日、シンポジウムでの発表があって、これを乗り越えると研究に取り込むことが出来ます。

昨日は蛍光顕微鏡のカメラの微調整を行った。今まではCCDカメラのピントがずれていて微妙にボヤけた画像しかとれなくて、さらにこれがカメラの限界であったと思いこんでいたのであるが、実は微調整をすると今までの実験データが無駄になるくらい、良いデータが得られるようになった。今まで気付かなかったのがちょっと恥ずかしい。22時。

その実験を行っていた学生は、調整済みの装置を使って実験をしてさらに次の実験の下準備を始めた。それに僕は刺激を受けて、帰宅後部屋の電気を消し、デスクライトだけの状態にして、ポスドク時代のデータで論文を2時まで書いた。そのせいで今日は少し寝坊。しかし健全な寝坊です(笑)。

学会終了

ようやく年内で最後の国内の会議が終了しました。
この会議では2人の学生が発表。1人は全くデータがない状態で参加を申し込み(笑)、見事当日まで実験を成功させ、当日は色々な研究者が彼の研究に興味を持ってくれた。
もう1人は以前から続けていた研究テーマであるが、最近実験の精度を上げて、今までの研究ではいえなかったことをきれいに説明してくれました。
特に良かったのは、実験背景の部分のアレンジで、彼の研究の重要性が明確に伝わったのを感じました。それは、彼の発表後に彼のところに何人かが質問をしに詰め寄ったこと、学会後もいくつか問い合わせがあったことが何よりの証拠です。
しかし、一緒に研究をしている学生のproductivityの高さには私も学ぶべき事が多くあります。そこら辺のポスドクと比べても研究成果に関しては全く引けをとりません。
これから論文にまとめてゆくので、結構大変な日々になります。しかし、これを乗り越えることによって我々の能力も格段に向上することは明らか。毎日頭を絞り続けてる日々を楽しみにしています。
さて、今年は国内の学会は2つ。自分の研究の論文は2つ、学生の書く&書いている論文は3つと続き、それを終えそうになると、学生が学位論文を本格的に書き始めるでしょう。

MacBookでリッドクローズドモード

学会最終日。学生の発表が全て終わり、渋谷アップルストアでMacBook Pro用のスタンド(Power Stand)を購入。
実は次のマシンはMacBookで良いと思っているので、「MacBook Pro用のPower StandにMacBookより少し厚いMacBookは入るのか?」と質問したところ、「MacBookはしめた状態では外部ディスプレイは使えない。(リッドクローズドモードには対応していない)」との解答。
それならばなぜMacBook用のPower Standが売られているのか(笑)?と考え調べてみたところ、しっかり対応しているようです。
http://www.apple.com/jp/macbook/specs.html
これは店員さんの勘違い。
MacBookはiBookよりも薄くなっているので、PowerStandには入りそうです。選択できる内蔵HDDの容量が最高で300 GBになったら買い換えする予定です。