Mac OS X server (10.4 Tiger Server)のメンテナンス (ftp及びメールサーバの復旧)


Mac OS X serverにはシステムやセキュリティーアップデートをするとサービスが動かなくなるなどの、とんでもないトラブルの可能性がある。それもユーザの環境により再現性が無く、Apple Discussion Boardsでも様々な議論が行われている。

我が家のサーバーではftp、メールなどのサービスを行っていたが、10.4.4->10.4.5 及び10.4.6へのアップデートでこの二つのサービスの調子が悪くなっていたが、たった今幸運なことに二つとも回復できたのでここにメモしておく。

メールサーバ

症状:全くメールの送受信が出来ない。

log fileでは127.0.0.1につながらず、status=deferredのメッセージ。

これはスパムメールフィルタをoffにしたら解決しました。しかし、いずれはスパムフィルタをonにしないと・・・。

ftp server

症状:どのアカウントでもlogin incorrectのメッセージがでる。

解決策: /Library/FTPserver/Configuration/のftpaccessにftpaccess.defaultを上書き。

1日でこの二つの問題を解決(っていうのか?)したのはラッキーでした。

手羽元のburggarten風トマトソース煮込み


(写真は全く関係ありません。)

最近友人のホームパーティーで非常に好評の「手羽元のburggarten風トマトソース煮込み」のレシピを書いておきます。

3-4人分に必要なもの: 鶏の手羽元(10本ほど)、トマトソース(缶詰でカットとホール1缶ずつ)、塩、にんにくスライス、ハーブ(タイム)、オリーブオイル、鷹の爪、圧力鍋

1. 圧力鍋にオリーブオイルを少々入れ、ニンニクスライスを炒める。その後、手羽元を軽く炒めて、鷹の爪投入。

2. トマトソースを入れる。

3. こしょうを少々、塩を入れて味を調整。

4. ハーブ(タイム、ローズマリーでもおいしい。その時の気分で!)を少々。

5. 圧力鍋で30分ほど煮込む。

6. 再びハーブを大量に投入

7. なすを入れて、一煮立ちさせ完成。

最初にハーブを大量に入れると、香りが飛んでしまったりするので、ある程度煮てから入れた方がよいでしょう。

P.S. 最近盛りつけをやってくれた友人が、上にパセリをちょこっとかけてくれました。これはGJ!! 見た目も香りもとても良くなります。参考になりました。

P.P.S. 実はあの日の煮込みは赤ワインを少々入れていました。

グーグル、Firefoxのブックマークや履歴などを同期するプラグイン:CNET


またまたGoogleからキラーアプリが一つが発表された。

http://www.google.com/tools/firefox/browsersync/index.html

早速使っております。多数のPCでのデータの同期というミッション達成のためには非常に重要なブラウザプラグインだ。

重要な点として、Firefoxをターゲットとして作られている点。決してIEではない。Microsoftに対する戦略を感じるのと同時に、より仕様がオープンなFirefoxのハイレベルユーザに使ってもらい、サービスの進化を助けてもらうような思惑も感じてしまう。

βレベルではあるが、僕の環境では十分に役に立っている。.Macを利用したブックマークの同期よりもずっとスマートな感触です。

Synchronize! Pro Xを用いたデータの同期&バックアップ


懸案の(というかライフワークになってきているような気がするが・・・)2台のPC間でいつも同じ環境で作業するにはどうしたらよいのか?を解決するためのミッションをここ3年遂行し続けている。

現在のMacの構成は

(自宅) PowerMac G5 (2G Dual)

(職場) MacBook Pro (1.83 GHz CoreDuo)

であるが、100GB ポータブル 2.5 inch HDD(便利なのでバスパワーで駆動)を用いてデータの移動を行っている。

両方のMacでこのポータブルのHDDにホームディレクトリが入っているように設定しておけば、完全にいつも単一の環境で作業が行えるという寸法だ。

しかし、せっかくのノートブックコンピュータなのにいつも外付けHDDを一緒に持ち歩かなくてはいけないというのは間抜けすぎる。しかも、このような使い方だと電池の減りが早すぎる。

ということで、何とか内蔵HDDとポータブルHDDを同期することにより、自宅&職場での単一の作業環境の構築というものをめざすことになった。

二つのHDDを短時間で(つまり変更のあったファイルのみをコピー)同期してくれるソフトがないかしら?と探していたら、以下のページを発見。

http://mizusawa.no-ip.info:8080/blogcgi/macintosh/89.html

この中から吟味して、Synchronize! Pro Xを導入。

そして、2日ほど使っているがsync(同期)だとメールのデータがおかしくなってしまうようだ。その後、Back upモードで完全に同期が出来る事が判明。今のところ全ての問題は解決されました。この使い方ですばらしい点はバックアップがいつも作られているという点。安心感が違います。とりあえずしばらくはこれで行こうと思います。

P.S. バックアップでいつも失敗するのが、バックアップの設定ファイル。「このファイルは使用中ですとのこと。そりゃそうだ。

MacBook Proのノイズが軽減

いろいろと世間をにぎわせているMacBook Proのノイズ問題であるが、最近劇的にノイズが軽減したので報告する。

以前は双子のノイズ(インバータノイズ&コンデンサーノイズ)に苦しめられていたのであるが、最近なぜかインバータノイズがほとんど消えてしまい(エイジング効果!?)、コンデンサーノイズのみが健在であった。

ところが、数日前Green Houseの1GBのメモリーを増設し、メモリーを計2GB(もとの1GB x 1は購入時につけてもらったもの)にしたらノイズが明らかに軽減した。バッテリー駆動にすると少し音が大きくなることは以前と同じだが、これは十分に許容範囲である。

これで満足していたのだが、人間の欲望は停まらない。最近の希望はCoreDuoをCoreDuo 2に差し替えるアップグレードプログラムをAppleが発表してくれないかと考えているところだ。

P.S. MacBook ProのCPUはマザーボードに直接半田付けされてしまっているようです。しょうがないので2年ほどMacBook Pro 15を使い倒します。

問題解決のアプローチ


最近は数々の装置の使用方法をマスターしながら、研究を進めているが、操作方法をよく知らない装置で不明な問題に遭遇するときがあるが、最近は以下の様に問題を解決していっている。結論としては、やはり書くということが問題解決の良いアプローチになると断言できる。

1. 解決すべき問題を出来るだけ具体的にリストアップ。

2. 問題解決のアプローチのためにやるべき事をよく考えてリストアップ。

3. 2でリストアップしたことを実行して本当に解決に向かうかを冷静に考えて、手順を評価

4.実際にやってみて分かったことを、問題解決に近づけるかどうかを考えながらノートなどに書いてまとめる。

5.その結果を基にもう一回考える。

この繰り返しです。

私の経験上気をつけなくてはいけないことは、複雑な問題を解決するとき自分が考えているよりももうちょっと低いレベルで考えるということ。つまり、実際に起きている状況を冷静かつ素直に見て、不明な点があれば1歩下がってもう一度考え直してみるというのが非常に重要である。

実際に私は蒸着装置の電源とコントローラーのコミュニケーションがうまくいかないという問題を抱えているが(しかも正規の電源が故障してしまっていて、配線を変えつつ動作をチェックしなくてはならない)、自分で考えたアプローチは以下のようである。

1.コントローラーからでている配線の理解

2.正常に動いている装置の配線と、コントローラーの設定(リモートコントロール関係の設定全て)、のリストアップ。

3.装置の各部分に割り振られている番号の表の作成

4.パラメータの名前と意味の表の作成

5.セッティングすべきパラメータのリストアップ(一つ一つの意味を確認しながら)

6.問題解決に至る(希望)

の様な計画を考えている。他の業務もあるので平行しながらやっていくつもりだが、このアプローチは、現在心がけている複雑な問題を可能な限りシンプルな問題に細分化し、「よーい、ドン!」で集中して作業を進めていく、というスタイルの一環です。

P.S. ちなみにその後A4ノート6-7ページ位に書きつづって、解決!

最近の子供達

先週末、河川敷沿いをジョギングした。河川敷につくまで小川沿いを走るのだが、その小川にはいつも釣りをしている人がいる。ほとんどが50歳を超えている老人ばかり。僕が小学校の時の光景とは全く違う。

昨日、研究所の一般公開のためにトイザラスという大型玩具店に行く。私の幼少の頃とは比較にならないほどの種類のおもちゃ。しかし、それらのほとんどが室内用。

最近多発している幼児の誘拐、殺害事件、内容が過激化するコンピュータゲーム、これらが現在の子供を取り巻く環境を換えてしまったのだろうか?

それだけではなく、僕は大人の「無知」、「エゴ」、「怠慢」が原因だと思っている。

ついにSONYから一眼レフデジカメ発売

ついに発売ですね。

3月にコニカミノルタカメラ事業撤退に伴い、α-9を含むミノルタの銀塩カメラ+レンズを処理した。その後現在までにNikonかCanonに移行しようと思っていたのだが、今回発表されたα100を見て安心した。

まず、デザイン及び操作系がコニカミノルタ系のαシリーズを引き継いでいること。これはミノルタファンにとっては大きいです。

そして、デフォルトの記録媒体がコンパクトフラッシュかマイクロドライブになった点。僕はメモリースティックになってしまうのではないか??と心配していたが、一安心です。「SONY製品ファン」ではなく、コニカミノルタカメラファン、中上級者のカメラファンをターゲットとしていることが分かる。

10万円前後という価格も非常に戦略的だと思う。今後よりよいファインダー、シャッターを積んだ上位機種が出てくると思うが、僕にとっては重量が軽いこの機種に惹かれる。

いずれにせよ、SONYの元からのデジカメ事業部からのプレッシャーなどもあっただろうが、コニカミノルタのファンを満足させ、引き継いだ技術を一般ユーザに広めよう、とする心意気が伝わってくるスペックだと思う。

実際に手にとってさわってみるのが楽しみだ。

久しぶりのOS再インストール


MacになってからOSの再インストールの機会が激減した。

原因はWindowsは半年ー1年に一回くらいたまった毒(汚くなったレジストリ)をきれいにすることで動作がかなり機敏になるので、再インストールは儀式のようになっていたが、Macに移行してからはその様な必要もあまりなくなり、そして再インストールなど業務の邪魔になることから(このころからMacは一番大事な道具だと考えはしめた)、極力避けていたのだが、ある事件をきっかけにPowerMac G5とMacBook Proの両方のシステムを再インストールする羽目になった。

全てはSoftRAIDというRAIDをGUIで構築できるソフトから始まった。そもそもこんな危険そうなソフトを気軽に導入しようとした僕がいけないのだが、最新のバックアップもとらずにいきなりボリュームをSoftRAID用のボリュームに変換したのがまずかった。少し寄っていたせいもあったのだが、こんな初歩的なミスは今でもばかばかしい。

バックアップは毎日BackupというApple純正のソフトをつかって別のボリュームに行っているが、そのボリュームも変換してしまった。つまり、オリジナルとバックアップが両方消えた。SoftRAIDのボリュームはSoftRAIDからしか操作できないのだが、システム自体が起動しなくなってしまい、冷や汗ものだった。

結局、OSのインストールDVDから立ち上げて、幸運にも認識されたSoftRAIDのボリュームから大事なフォルダーのディスクイメージを作製してそれをフォーマットしたディスクに復元して事なきを得た(失ったデータは1日分)。

いずれにせよ、少し油断していたかもしれない。バックアップについても再考するべき時が来たのかも??